2017年07月31日
83佐賀明神丸の生鮮かつお水揚げ
早いもので7月も末日を迎えました。 5月に始まった気仙沼での今年の生鮮かつおの水揚げも2か月以上が経って、6月は今一つでしたが7月にはだいぶ挽回し盛り上がりを見せてきているようです
最近では近海巻き網船が前日漁獲の「新口」主体に、一本釣り漁船が沖合の2番手・3番手主体の搬入。 きょうの気仙沼魚市場にも合わせて300トン以上の水揚げがあった割には価格もまずまずですかね
昨日の夜、高知県の83佐賀明神丸さんが気仙沼に入港。 今朝5時からの水揚げ開始時間に合わせて、勝倉漁業のスタッフたちもスタンバイして、船頭さんや乗組員の皆さんと共に作業開始です
北緯38度東経150度付近の三陸沖の漁場。 先日までのかつおに比べるとひと回り大きなサイズに成長してきて、カツオの胃の内容物をみると、オキアミを食べているカツオも増えてきています。 その為か、サンプル用に切ったカツオはどれも色がよくって。 脂ののりも若干みられる素晴らしいカツオでした
7月の海の日に合わせ気仙沼では今年から「かつおの日」が制定され、鰹の町をアピールするための「かつお幟」がちらほらと目立つようになってきたり、市内の商業施設などでのカツオのイベントが行われたりと、これから徐々にその認知度も広がりを見せていくんだと思いますね
8月にはお盆も控え、毎年これからの時期に予定するカツオ船の夏季休暇【盆休み】についての話題もでるようになってきました。 約一週間の夏季休暇をいつとるのか、そのタイミングも各船の駆け引きの一つ。 1月末・2月初めからカツオ漁に集中してきた皆さんにとって楽しみな事なんだと思います
気仙沼はまだ梅雨明けにはならず、そうこうしているうちにお盆や台風時期になります。 出張続きで久々に顔を出した気仙沼魚市場で、カツオ船の乗組員の皆さんから元気をもらったような朝でした
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:29