宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2017年07月31日

83佐賀明神丸の生鮮かつお水揚げ


早いもので7月も末日を迎えました。 5月に始まった気仙沼での今年の生鮮かつおの水揚げも2か月以上が経って、6月は今一つでしたが7月にはだいぶ挽回し盛り上がりを見せてきているようです クラッカー

最近では近海巻き網船が前日漁獲の「新口」主体に、一本釣り漁船が沖合の2番手・3番手主体の搬入。 きょうの気仙沼魚市場にも合わせて300トン以上の水揚げがあった割には価格もまずまずですかね 金貨

昨日の夜、高知県の83佐賀明神丸さんが気仙沼に入港。 今朝5時からの水揚げ開始時間に合わせて、勝倉漁業のスタッフたちもスタンバイして、船頭さんや乗組員の皆さんと共に作業開始です 船

北緯38度東経150度付近の三陸沖の漁場。 先日までのかつおに比べるとひと回り大きなサイズに成長してきて、カツオの胃の内容物をみると、オキアミを食べているカツオも増えてきています。 その為か、サンプル用に切ったカツオはどれも色がよくって。 脂ののりも若干みられる素晴らしいカツオでした 花丸

7月の海の日に合わせ気仙沼では今年から「かつおの日」が制定され、鰹の町をアピールするための「かつお幟」がちらほらと目立つようになってきたり、市内の商業施設などでのカツオのイベントが行われたりと、これから徐々にその認知度も広がりを見せていくんだと思いますね ハッピ

8月にはお盆も控え、毎年これからの時期に予定するカツオ船の夏季休暇【盆休み】についての話題もでるようになってきました。 約一週間の夏季休暇をいつとるのか、そのタイミングも各船の駆け引きの一つ。 1月末・2月初めからカツオ漁に集中してきた皆さんにとって楽しみな事なんだと思います 音符

気仙沼はまだ梅雨明けにはならず、そうこうしているうちにお盆や台風時期になります。 出張続きで久々に顔を出した気仙沼魚市場で、カツオ船の乗組員の皆さんから元気をもらったような朝でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:29

2017年07月30日

オブザーバー事業の説明会


東京や静岡への出張から気仙沼に戻って、このところ毎日会議が続いています。 気仙沼魚市場の会議室を会場にして、マグロ船に乗船して行われているオブザーバー事業の説明会が開催されました タイ

水産庁や海外漁業協力財団、そして関係会社の方々による事業説明のプレゼンテーション。 パワーポイント資料を使って、事業の概要や目的、これからの課題、そしていままでの調査でえられたデータを集計しての実績報告など。 知っている事もあったけれど、結構勉強になった説明会でした 船

かつお・まぐろ漁業を管理する各水域の漁業管理機関では、科学調査目的のオブザーバーが乗船する比率が設定されていて、各国代表の合意した数字を達成すべく国によるオブザーバーの乗船計画が策定され、これまで漁船側はそのオブザーバーの受け入れに全面的に協力してきました キラキラ

国際機関での合意に基づいた水産庁による科学オブザーバー事業ですが、実は国の予算で全てがまかなわれているわけではなく、業界負担分が存在しているんです。 場合によっては漁船側の操業を監視する立場の監視員の費用を漁船側も負担する構造になっているのは、どう考えても納得できません icon08

まぐろの科学的調査のための重要な調査っていうのは理解しますが、私たちが負担すべき費用ではないのは誰が見ても明らか。 予算確保できない分は業界に負担させればいいっていう安易な考え方がこれまでも各所で見られてきたように思います。 水産庁にはオブザーバー事業の全額国費での実施をお願いしたいと思います。 この件については会議の席上でも水産庁からの出席者に強く要望しました マイク

そしてマグロ延縄漁での海鳥などの混獲が大きな問題になっていて、その規制は各水域で強まりつつあります。 まぐろ延縄漁で偶発的に釣り針にかかる海鳥などを避けるための取組みは行われてはいるものの、革新的な実効性のある新たな混獲回避措置の開発は必須条件。 守りから攻めに転じる一手を業界全体で考え、開発していかなければならないのではないでしょうか 親指

毎年日本各地で行われているオブザーバー事業の説明会。 今回は気仙沼での開催となりましたが、また来年も気仙沼での開催を望みます。 そして今年より一歩でも進んだ研究成果を期待しています face06
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:34

2017年07月29日

会議を終えて「かもめ食堂」に


今年に入って、気仙沼のまぐろ漁業界で取り組んでいるプロジェクトがあります。 大手自動車会社の協力を頂いて、第3者のアドバイスをもらいながらまぐろ漁業を「カイゼン」していくという取り組み 花丸

前回この検討会の設立総会を経て、操業現場からの声を聞き取り調査、アンケートの意見集約などを行って。 これからどのように執り進めていくか、作業部会で検討しながら進めていく事になりました タイ

150項目以上にもわたる現場の声。 その一つ一つを分析しながら、優先順位や重要度をランク付けして、これからの議論の基礎資料としていく。 ようやく本格的な検討会になってきたように思えます icon14

小規模な作業部会とはいっても、オブザーバーを含め18名もの方々が一堂に会しての会議。 毎月行われていくカイゼン検討会で、まぐろ漁業の漁労作業などの効率的で省力・小人化に向けた検討がなされていきます。 会議に参加されたメンバーの皆さん、本当にお疲れさまでした 船

まぐろ漁業のカイゼン検討会を終えてお昼ご飯。 会場となった港町の気仙沼遠洋組合からほど近い、かもめ食堂さんに出席者とともにランチタイム。 醤油らーめんの味玉のせを全員で注文でした camera

ここ「かもめ食堂」さんも先日発表されたミシュランガイド宮城県版に掲載されたお店。 隠し味のサンマ香油、シンプルな中華そばはすごく美味しいですね。 ミシュランガイドに掲載されただけはある noodle

東京から参加された皆さんも「かもめ食堂」さんの味に満足されたことでしょう。 また次回の会合でも、前向きな意見交換ができるように期待し、まぐろ漁業のカイゼンに向けて頑張りたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:46

2017年07月28日

シーフードショーの準備会合


全国の遠洋かつお・まぐろ漁業を営んでいる漁業経営者で組織する団体の「全国鰹鮪近代化促進協議会」通称:促進会の正副会長会議と運営委員会が東京の会場で行われ出席してきました クラッカー

数年前まで私が会長を務めていた団体で、いまは執行部を退いて相談役みたいな一会員となっていますが、来月行われる第19回ジャパンインターナショナルシーフードショーの打合せに参加要請を受けて タイ

日本かつお・まぐろ漁業協同組合のブースを、今年も促進会が企画・運営して進めていく事なっています。 ここ2年間はミナミマグロの解体ショーを実施し、多くの来場者の注目を集めたイベントでした 花丸

開催まで1ヶ月を切るこのタイミングでの会議。 今年のメイン企画はどうするか、現在の執行部を中心にした真剣な議論をかわす中で、私もこれまでの経験をふまえてのアドバイスっていうか提案をさせて頂きました。 会期中に数万人が来場するシーフードショーなので、こうした機会を通じて超低温冷凍・天然まぐろの良さ・美味しさをたくさんの皆さんにアピールしていきたいと思いますね 親指

そして今回のもう一つのテーマはずばり「資源管理」。 かつては大西洋クロマグロやミナミマグロなどでその資源水準が危ういものとなった事があり、それを契機に関係機関や関係国が協力しながら漁獲枠を大幅に削減したり管理方法を厳格化したりと努力してきた結果、資源状況は良好なものとなりました icon14

いま南太平洋のメバチマグロやカツオ資源、そして北太平洋クロマグロなど、資源的に危うい漁業種がある中で、私たちの経験をふまえいかにして増やしながら利用していくのかを真剣に考えなければなりません。 来場者向けのプレゼンテーションでは、そうした点についてうまく伝えられるか。 ブース内の展示内容や提供する飲食物なども含め、あと一か月の間に相当な準備をしていく必要があると思います 船

東京ビックサイトでの3日間には会場に張り付くことになるかと思いますが、促進会執行部・会員の皆さまそして日かつ職員の皆さんと共に、ブース運営が成功裏に終えるよう頑張っていきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:35

2017年07月27日

第1勝栄丸が新体制で出発!


清水での冷凍マグロの水揚げ、そして羽田空港からの乗組員出発アテンドから気仙沼に戻って、気仙沼漁協の理事会に出席。 初めての会合なので、スケジュール調整をおこなっての出席でした タイ

報告事項や議案など。 約2時間にわたる理事会では様々な課題について活発な意見が交わされて。 新組合長のもと、これからしっかりと漁協運営をおこなっていかなければなりませんね。 気仙沼漁協の幹部の皆さんには、これからもいろいろとお世話になると思いますが、どうぞ宜しくお願い致します 若葉

気仙沼漁協の理事会を終えるともう夕方に。 ちょうどこの日は第1勝栄丸の乗組員がスペインの漁業基地にむけ復船するということで、羽田空港から出発することになっていて。 なので、皆さんよりも一本遅れの新幹線で上京すべく一ノ関まで車を走らせます。 夏休みシーズンなので新幹線も混み気味です train_a01

前を走っている「やまびこ」での車両故障によって、上りの新幹線に遅れが生じ、前を行く乗組員たちをのせた新幹線は約1時間遅れ、私がのった新幹線は約30分遅れでの東京到着。 それでも余裕を持ったスケジュールで移動していたから、チェックインなどには問題なく間に合います 汗

浜松町からモノレールで羽田空港国際線ターミナルへ。 第7勝栄丸の乗組員のアテンドで数日前にきたばかり。 エールフランスのHカウンターに着くと、ちょうど乗組員がチェックイン手続き中でした 音符

時間に余裕があれば夕食でもご一緒したかったのですが、新幹線の遅れによってちょうどいい時間帯になってしまったから、船頭さんや乗組員の皆さんと握手を交わして、出発を見送りました 花丸

今航海、第1勝栄丸の船頭が交代し新体制での船出となります。 大西洋操業各船そして関係者の皆さまにはお世話になりますが、引き続きご支援とご協力の程どうぞ宜しくお願い致します。 来年春まで続くマグロ漁では、安航で大漁でありますように。 手を振り見送りながら、後ろ姿に祈りました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:27

2017年07月26日

萩田さんの天せいろ


冷凍マグロの水揚げ基地・静岡県清水港のグルメ情報をきのうに引き続きご紹介。 きょうは清水の老舗お蕎麦屋さん「萩田」さんです。 清水港の事務所から車で約10分ほどの比較的近い場所です 音符

冷蔵庫でのコンテナによるマグロの水揚げを終えて外に出るとムッとする暑さ。 外気温はゆうに30度を超すほどになっていて、あまり食欲もなかったから何かさっぱりとしたものがいいよねって 食事

いうことで、萩田さんのお蕎麦で意見一致。 お昼時とあってかすでに駐車場は満車状態で、少し待っての入店でした。 こう暑い日には皆さん考えることは一緒なんですね。 小上り席にご案内です 花丸


萩田さんでお気に入りはなんといっても天せいろ。 手打ちそばに海老天が二本付いて。 海苔は別盛という親切さ。 萩田さんのそばつゆはとっても美味いんです。 私のお気に入りのお蕎麦屋さんですね 親指

カラッと揚げたての香ばしい海老天をほおばりつつ、冷たいお蕎麦を頂く幸せ。 盛りの量もちょうどよくって、もう少しお腹が空いていたら「そばがき」なんかもいいんだけれど。 きょうは我慢しときましょう camera

夜も営業しているから、いつかお蕎麦をつまみにしながら日本酒もいいなって思うけど、なかなかそういうチャンスがなくっていつもお昼にだけ来ちゃいます。 パッと食べてサッと帰りましょうか 船

金の字さんのもつカレーに続き、萩田さんのお蕎麦のご紹介。 まぐろの水揚げ基地清水港の美味しい食べ物をこれからもいろいろと探って、勝栄丸ブログを通じて皆さんにもご紹介していきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:36

2017年07月25日

金の字さんの「もつカレー」


遠洋まぐろ漁船の水揚げ基地清水港。 静岡県には拠点となる港が二つ、静岡市内を挟んで左右に焼津と清水という大きな港があって、どちらも港を中心に大きな冷蔵庫群が並んでいます 船

勝栄丸のまぐろの水揚げでたびたび訪れている清水港は、まぐろの街というだけあって新鮮で質のいいマグロが比較的リーズナブルで食べることが出来て。 勝栄丸ブログでもお伝えしてきましたよね 食事

その清水の町でもうひとつの有名なグルメって言えば、そう、「もつカレー」でしょう。 ご当地B級グルメでも有名になった清水もつカレーは、缶詰製品にもなっていて、コンビニや駅の売店などでもよく目にします。 カレーもつっていう人もいるけれど、どちらが本当なのかわかりません 音符



「もつカレー」っていうのは、モツの串焼きにカレーをかけたもの。 実はその発祥のお店が清水の「金の字」さんなんです。 初代の店主が戦時中の満州で一緒だった東京・精養軒のコックさんからカレーの作り方を教えてもらって、名古屋の土手煮を参考に考案したオリジナルメニューなんだそう 若葉

今では清水市内の居酒屋さんではどこでも食べることが出来る定番メニューになっているけれど、やはり金の字さんの「もつカレー」は一味違う。 7時にお店に行ったらカレーが切れたって言われて。。。 汗

女将さんにお願いして、小皿一杯分だけのカレールーを特別に出してもらって、もつ焼きや焼き鳥などを付けて一口。 絶妙な味っていうんでしょうか、他で食べるカレーとはちょっと違って串焼きに合う味っていうんでしょうか、金の字さんのもつカレーはやっぱ最高に美味いです。 まにあって良かった 親指

人気メニューなので7時くらいには品切れになってしまう場合が多いので、金の字さんのもつカレーを食べたいっていう人は、出来るだけ早くお店に行って迷わず大量に注文しちゃいましょう。 そして皿に残ったカレールーは下げてもらわずに食べきる事。 ビールによく合う清水港のB級グルメの紹介でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:46

2017年07月24日

第7勝栄丸乗組員が空路出発に


静岡県清水港での勝栄丸のまぐろの水揚げを予定通り終えて、東京に移動してきました。 宿泊先のホテルに向かう途中、上野駅前で行われていたお祭りに遭遇。 毎年行われている上野祭りだそうです クラッカー

これから東北各県を舞台に繰り広げられる夏祭り。 そのプレイベント的な感じなのかな。 盛岡のさんさ踊りや青森のねぶた踊り、秋田の竿灯などのパレードが延々と2時間くらい行われていました ハッピ

なかなかチャンスがなくって、そうしたお祭りに出かけたことがないから、こうした機会は貴重。 しばし時間を忘れて見学してしまいました。 太鼓や笛、大きな掛け声の踊り手。 すばらしいですね 花丸

先月初めに帰国した大西洋操業船の休暇も終わりを迎え、新たな航海に向け空路旅立つ日がやってきて、第7勝栄丸の船頭さんや乗組員の方々を見送るために羽田空港国際線ターミナルへ 飛行機

気仙沼や八戸、そして神戸と、各地から乗船している乗組員の皆さんが羽田空港に集まってきました。 大きなスーツケースには大西洋での洋上生活に必要な私物がぎっしりと。 リラックスした服装ながらも新たな航海に向かう緊張感も感じられて。 ほんとうに頼りになる船員さん方だと思います 船

エールフランスのカウンターでチェックイン。 羽田空港からフランス・パリへ、そしてスペイン・マドリードへ、国内線に乗り換えてグランカナリアまで。 待ち時間を含め30時間以上の長旅になりますね タイ

チェックインを済ませて飲食階へ。 羽田空港国際線ターミナルの飲食街は日本的なデザインがすごくいい雰囲気。 出発前に乗組員の皆さんとテーブルを囲んでビール片手に大漁願っての乾杯でした beer

さあ、第7勝栄丸の新たなマグロ漁が始まります。 現地で対応されるスタッフや取引先関係者の方々、大西洋操業各船の皆さま、今航海もどうぞ宜しくお願い致します。 行ってらっしゃ~い! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:01

2017年07月23日

冷凍マグロ満載のコンテナ到着


勝栄丸の冷凍マグロの水揚げでまた出張してきた清水港です。 気仙沼とはまた一段気温が違っていて、まさに真夏本番といった日差しと空気。 夏祭りの看板がピッタリな感じになっていますね 晴れ

前日に末廣鮨のちらし寿司を食べながらの綿密な打ち合わせを終えて、午後の時間帯には取引先のマグロ商社との値段交渉でした。 いつもお世話になっている方々との商談です タイ

今回は本船や冷凍運搬船ではなくって、超低温冷凍コンテナを使っての搬入。 スペインの漁業基地LasPalmasの港内で転載したマグロ類を約一か月の時間をかけて清水港まで運んできました 船

第1勝栄丸と第7勝栄丸の2隻分のまぐろを満載した40フィートコンテナが5本。 いつもよりも開始時間を早くして、7時半からの水揚げ開始。 冷蔵庫に集合してはコンテナの到着を確認しました クラッカー



コンテナNo.とシールナンバーを勝倉漁業のスタッフが確認。 コンテナ会社からの書類通りの番号に間違いないことをチェックしてコンテナを開封です。 一気に冷気があたり一面に広がります camera

メバチマグロやキハダマグロそしてメカジキやビンチョウなど。 すでに航海を終了し休暇中の船員さん達が帰国前にLasPalmasで転載した積荷です。 作業員の手慣れた荷捌きでスムーズに入庫作業が進んでいきます。 冷凍マグロをパレットに入れる際のぶつかる音が冷蔵庫内に響き渡ります 音符

コンテナ一本当たり約45分ほどでの荷降ろし時間。 マグロの種類やサイズ別に仕分けし計量。 岸壁に比べると狭い空間での作業なので、事故や怪我に注意を払わなければなりませんね icon12

赤身価格の好相場にも恵まれた今回のマグロ水揚げです。 大西洋でのマグロ漁はこれからシーズンを迎えていくので、たくさんのマグロを獲ってまた清水港に搬入したいと思います。 荷受会社や取引先業者の皆さんなど、今回も本当にお世話になりました。 また次回もどうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:53

2017年07月22日

末廣鮨のちらし寿司を頂いて


気仙沼も連日暑い日が続いているけれど、まだ梅雨が明けきっていない。 このところ連日カツオの水揚げが続いていて、ようやく本格化といった感じになってきて、21年連続日本一に向かってのお仕事です クラッカー

そんな気仙沼を離れて今週は遠洋まぐろ漁船の水揚基地・清水港などへの出張。 まだ朝晩は涼しい気仙沼とは違って、梅雨明けした清水はもう夏本番といった猛暑の空気で包まれていました 晴れ

冷凍マグロの水揚げの前に、清水の事務所での入念な打ち合わせ。 お昼に到着した私のためにお昼ご飯を準備して待っていた頂きました。 すごく気が利く対応でほんとに有難うございます camera

それも私のお気に入りの末廣鮨のちらし寿司。 末廣鮨っていえば、静岡県でも一二を争う有名店で高級なお寿司屋さん。 そのちらし寿司が超リーズナブルなお値段で味わえるんだから最高ですよね 食事

お店で食べれば相当のお値段が予想されるネタの数々が盛り付けられて、なんとなんと1000円という超破格値。 この価格は是非とも維持してもらいたいですよね。 今回のちらし寿司も大満足でした 親指

末廣鮨のちらし寿司を食べて、勝栄丸の冷凍マグロの値段交渉に向かいます。 いまマグロの赤身相場は高値安定の値動きなので、今回の値決め交渉も比較的スムーズに進む予感がしています 花丸

大西洋で操業する船頭さんや乗組員一人一人の顔を思い浮かべながら、値段の詰めを行っていく時間。 このちらし寿司がそのパワーを生み出してくれていますね。 美味しいちらし寿司、ご馳走さまでした icon14

マグロの値決め交渉が終われば、あとは水揚げを待つばかり。 今回はコンテナでの搬入なので、その水揚げは岸壁ではなくって冷蔵庫で行われます。 明日はその様子をレポートしたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:20

2017年07月21日

祝! 「〇安」さん復活開店


二カ月に一度、定期的に開催されている楽しい集まりがあります。 気仙沼の金融機関に集う若手経営者の会。 その会長を務めてもう3年目になるんです。 月日が経つのは早いものですね icon14

前回の5月の定例会は、東京への移動例会で、両国国技館で大相撲を観戦したり早朝からの築地市場の視察だったり、お寿司屋さんを予約しての朝食会だったりと、すごく充実した例会でしたね 音符

そして、京橋にある東京支店を表敬訪問では、新しくできたばかりのオフィスを突然訪れたりと。 たくさんの会員の皆さんにも参加いただいて、大好評のうちに終えることが出来ました 親指

そして今回の7月例会はといえば、再建したばかりの「割烹世界」さんでのお食事会。 本店の投資部門からの講師を招いての勉強会をかねて、グローバルな話題提供ですごく参考になりました 食事


そして二次会は。。。 これまた7月12日に開店したばかりの〇安さんへ。 南町で被災して、紫市場での仮営業を経て、今度のお店はいままでで一番立派なお店かと。 ほんとうにおめでとうございます クラッカー

講師の先生を交えての二次会では、気仙沼にはじめてこられたっていう事で、ミシュランガイドにも載っていないような、気仙沼グルメをってご案内。 〇安さんの焼き鳥の盛り合わせとビールで乾杯です beer

翌日は朝4時起きでの仕事が入っているから、早めに切り上げようかとも思っていたけれど、〇安さんに行ってスイッチが入って気が付けば午前様に近い時間。 遅くまでお付き合いいただきました camera

〇安さんの焼き鳥、湯豆腐、そしてタン焼きなどを一通り楽しんで、もうワンクールに入ろうっていうタイミングでお開きのサイン。 こんどは仙台の会場でご一緒したいですね。 今回の例会にもたくさんの会員の皆さんに参加していただきました。 次回はまた楽しい企画を考えていきたいと思います face02

講演を快く引き受けて頂いた講師の先生方には、お忙しいなか気仙沼までお越し頂いて貴重な講義をして頂き有難うございました。 また来年も別な角度からのお話しをお願いしたいですね タイ
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:35

2017年07月20日

「まるき」さんがミシュランガイド掲載に


インドネシアへの出張から気仙沼に戻って、通常の業務に忙殺されている今週。 気仙沼港での生鮮かつおの水揚げもここにきてようやく本格化してきてはいるけれど、沿岸の水温が上がらない事から一本釣り漁船向けの活きイワシの漁獲が思うように定置網に入らず、各船ともに餌の調達に苦労している模様 船

それでも巻き網船や竿釣り船が連日たくさんのカツオを水揚げして頂いて、昨日もサンプルのカツオを持ち帰っては旬のカツオを囲んでの夕食でした。 うっすらと脂がのってすごく美味しいカツオでした 花丸

気仙沼に戻っての仕事のあいまのランチタイム。 久しぶりに「まるき」さんのラーメンが食べたくなって、少し時間をずらしてお店に行ってみると、ちょっと遅めの時間帯にもかかわらず行列ができていて。 待つこと約15分くらい。 カウンター席に案内されてお気に入りの「煮干しそば」を注文です camera


先日「ミシュランガイド宮城2017特別版」が発表されて、気仙沼の飲食店や宿泊施設も掲載されました。 東京・京都・大阪・北海道などの特別版は発行されているけれど、東北エリアでは宮城が初めて クラッカー

なんとそのミシュランガイド宮城県版に気仙沼の「まるき」さんが掲載されたっていうんだから、すごいですね。 ほんとうにおめでとうございます。 こうしたメディアに取り上げられることによって、気仙沼に来る観光客が増えて、地方の経済が盛り上がっていけばいいなと思います タイ

まるきのおばさんにミシュランガイド掲載の経緯について聞いてみたところ、やはり身分を隠して一般客を装って食べに来たんだとか。 調査員だっていう事を全く気が付かなかったんですって 音符

後日調査員がお店を訪れ調査の経緯について明かされて、調査時に中華そばを食べたっていうのを知らされてびっくりしたそうですね。 気仙沼で掲載された17軒はすべて同様の調査を経たのでしょう 親指

「まるき」さんのミシュランガイド宮城県版への掲載は、私たちにとってもすごくうれしい事。 これを機に、もっともっと美味しいラーメンを追求していってほしいと思います。 おめでとうございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:44

2017年07月19日

「KopiBari」でSotoAyam


今回のインドネシア出張では、ジャカルタそしてバリ島でのお仕事と、ここ数日間勝栄丸ブログの連載でお伝えしてきました。 まだまだ伝えたいけど、きょうはインドネシア出張最後の記事かな 船

インドネシアに来たら一度は必ず食べたいなあって思うものは、やっぱスープでしょう。 牛肉のスープやテールスープ、そして鶏肉のスープ・SotoAyamなど。 どれを食べても美味しいですよね 食事

ベノア港からほど近いサヌール地区のおなじみのお店「KopiBariサヌール店」におじゃましてのランチタイム。 コーヒーショップと言いながらも、お食事メニューが充実していて、なおかつ何を食べてもそこそこうまい。 今回の〆でも来ちゃいました。 まずはBintangビールでのどを潤して beer



朝からなんも食べずにお仕事をしていたので、お腹はペコペコ。 そこでSotoAyamに追加してインドネシアの焼き鳥Sateを注文。 独特の味がする濃厚なソースをつけて食べると最高なんです 親指

SateをつまみながらのBintanビール。 同行者もビール瓶を片手にご満悦の様子。 日本から一緒に出張した勝栄丸の船頭さんも、KopiBariのお料理に満足されたことでしょう 音符

スープと一緒にでてくるご飯「Nasi」の横には、唐辛子をすりつぶしたペースト状のものが付いていて、少しづつスープに溶かして食べるんですが、あまり入れ過ぎると猛烈に辛くなるから注意が必要 汗

私は食べ慣れているからミスすることはないけれど、初心者には説明が必要ですね 花丸

ジャカルタからバリ島まで、充実した仕事をこなすことが出来て、船員さんや関係者の皆さんには感謝です。 今回も本当にお世話になりました。 また次回もどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:52

2017年07月18日

ベノア港での現地船水揚げ


遠洋まぐろ延縄漁船の補給基地インドネシア・バリ島ベノア港。 今回は勝栄丸の入港アテンドのお仕事ではなかったから、時間を見つけて現地漁船の視察をすることが出来ました 花丸

ベノア港を拠点に活動する現地船は数百隻とも言われ、この日も港内には300隻をゆうに超すほどの漁船団が入港していて、港全体が漁船でうまっているっていう印象。 ものすごい船の数ですね 船

そのほとんどはマグロ延縄漁船の木造船で、大きさは50トンほどかと。 中には巻き網船やイカ釣り船もあったり、日本から輸出された中古の遠洋マグロ船も係船中。 インドネシアでは今、違法操業根絶のため漁業許可の見直しを行っていて、国内で建造された漁船に優先的に許可が割り当てられることから、新造船の建造ラッシュ。 まだ塗装もされていない木造船が数多く艤装中でした icon12



漁港に到着するとまさにマグロの水揚げを開始するところに遭遇してラッキー。 傷がつかないようにプラスチックバックで保護された比較的大型のメバチマグロなどが水揚げされていて camera

一本一本丁寧に、船の魚艙から陸上のトラックに人力で移されていきます。 これまた日本の水揚げとは違ったスタイルですね。 前にきた時には、ミナミマグロもまじっていたから、今回はないのかなあと注意しながらの水揚げ視察。 メバチマグロが主体のようで、隣接の工場にピストン輸送です ちからこぶ

その隣では出漁前の餌積みの最中。 なんとミルクフィッシュの活魚を積込んでいたのにはびっくり。 サイズは小さいながらも、メバチマグロを釣るのには活魚が効果的っていうのは分かるような気がします OK

養殖魚であるミルクフィッシュは日本の漁船も使ってはいるけれど、それは冷凍処理されたもの。 せっかくベノア港を基地にしているんだから、活魚餌の利用っていうのもいいかもしれませんね タイ

港内を埋め尽くす現地漁船。 マグロ漁に携わるインドネシア人のパワーを感じました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:48

2017年07月17日

現地漁船のドックヤード


世界的に有名なリゾート地であると同時に、数多くの日本の遠洋まぐろ漁船や現地の漁船が操業の拠点とするバリ島。 漁港の視察の次はドックヤードに立ち寄って見学させて頂きました 音符

何百隻もの現地船が拠点とするベノア港だけに、その整備をおこなう業者もたくさんいて。 今回初めて訪れたドックヤードでは、工場の担当者がつきっきりでの丁寧な説明。 営業姿勢をひしひしと感じます タイ

でもここは現地の漁船、比較的小さな漁船を主に取り扱うドックヤードだけに、その規模も比較的シンプル。 視察のあいだにも上下架の作業がドックマスターの指示の下で行われていて。 腰まで海に使っての、または素潜りで海中の状態を確認したりと、これまた日本とは全く違うスタイルです camera



一本の船台に2隻のマグロ船を上架するシステム。 効率がいいといえば効率がいい、こうしたやり方は初めて見たので結構衝撃的でした。 こういうやり方もあるんですねえ。 びっくりです 音符

上架すると船体に付着した貝や藻を手作業で落とす。 日本のような高圧洗浄機なるものはここにはないので、人海戦術がメイン。 それでも作業を終えるまでに要する時間は2日程度だっていうから、作業は早いんでしょう。 鋼製の漁船とは違って、塗装もいたってシンプル。 簡単なものです 船

こうした船でもマグロ漁をおこなえる。 日本の漁船を見ると、どこもかしこも比べようがなく豪華で、搭載されている機器類も段違いだけど、彼らのやり方を学んでコスト削減することも大事だなあと感じました icon12

ドックマスター曰く、ここはバリ島一のドックヤードだそうで、全国でいえば7番目くらいかなとご謙遜。 大型の日本漁船が上架できる施設ではないけれど、すごく刺激的で勉強になったドックヤード視察でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:45

2017年07月16日

バリ島のグドゥンガナン市場にて


遠洋まぐろ漁船のインド洋での基地港となっているバリ島ベノア港でのお仕事のあいまの時間を見つけての視察タイム。 砂浜でのカツオ水揚げという衝撃的な光景を目にしたあと市場を見学です 花丸

以前バリ島に来た時にデンパサールにあるバドゥン市場っていう大きなマーケットを視察して、その市場の様子を勝栄丸ブログで紹介しましたよね。 私お気に入りの写真を覚えている方もいると思います camera

そのバドゥン市場が火災にあって焼失し、現在は更地になっているとの情報。 あんなに大きなマーケットが失われてしまったんだからとても残念ですね。 また立ち寄りたいと思っていたのに 汗



そこで今回は港に近い市場を視察しようっていう事になって、ジンバラン地区にあるクドゥンガナン市場に行ってきました。 先日勝栄丸ブログでお伝えした砂浜の漁港に隣接した施設です いかり

巻き網船から水揚げされた小型のメバチマグロやキハダマグロ、そしてカツオなどに加えて、スルメイカやエビ、タイににたお魚やムロアジなど。 バドゥン市場と比べるとものすごく小規模なマーケットだけれども、飲食店関係者や一般の方々などが水産物を求めてたくさんの人で賑わっていました 音符

けっして最高の鮮度とは言えませんけど、火を通して食べるんだったら十分の品質でしょうね。 大きなお魚は三枚におろしてくれたり、となりの飲食店では調理してくれるっていうサービスも提供 親指

バリ島市民の台所っていう感じの場所。 こういうマーケットの視察はすごく楽しい。 築地市場を思い出しちゃいます。 ジンバラン市場とも言われているクドゥンガナン、一見の価値ありのマーケットでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:36

2017年07月15日

「Mr.Bintang」の送別会


ジャカルタでのお仕事を終えて、国内線で2時間弱の移動時間を経てバリ島へ。 ジャカルタの空港もバリ島の空港も、どちらも新しく見違えるようにキレイな大きいターミナルになりましたね 飛行機

国内線での移動なので搭乗手続きもすごくスムーズ。 それでも飛行場の事情により出発・到着が1時間ほどずれて。 午後の時間帯にデンパサール空港に到着して、サヌールのホテルにチェックイン 花丸

きょうはバリ島でお世話になった方を招いての食事会を予定していて。 インドネシア在住40年ほど。 ベノア港の主とも、Mr.Bintagっていうニックネームでも呼ばれている志水さんが、7月末でインドネシアをひきはらって日本に帰国するっていう情報を聞いて、実は送別会を企画していたんです 船


会場はいつもお世話になっている「漁師」サヌール店。 予定した時間通りに皆さんが集合。 長いあいだ遠洋まぐろ漁船のためにご尽力いただいた方だけに、今回の引退はすごく寂しいものがあります タイ

志水さんとのお付き合いは、私が勝倉漁業に入社してからなのでかれこれ25年ほどになりますか。 いまでは80歳を過ぎた御歳になった志水さんですが、勝栄丸のために一生懸命に仕事をして頂いて感謝の気持ちでいっぱいです。 これまで長いあいだ本当に本当にご苦労様でした いかり

志水さんが大好きなBintagビールで乾杯。 インドネシアでの長いあいだには相当な苦労もあったはず。 日本に戻られてからも健康には十分留意されまして、元気に暮らしていってほしいと思います キラキラ

漁師サヌール店のママさんが、志水さんの送別会のために大きなケーキを準備してくれていて。 本人も相当嬉しそうでした。 気の利いたご配慮ありがとうございました。 長年お世話になった方がこの業界を離れてしまう、これは仕方のない事なのかもしれません。 私たちは引き続き頑張っていきますから 親指

志水さんのこれからのご健勝での日本での暮らしを祈って、おそらくはバリ島でお会いするのは最後の夜になってしまう寂しさを噛みしめながら、送別会に準備していただいたケーキをみんなで頂きました 涙
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:22

2017年07月14日

砂浜でのカツオ水揚げ


出張で訪れたインドネシア・バリ島で、時間を見つけて現地の漁港を視察することになりました。 ベノア港からは新しくできたバイパスを通って約20分ほどの距離。 漁港っていうか砂浜のビーチでした 音符

漁港っていうから、岸壁に漁船が並び水揚げする光景をイメージしていましたが、ここはまさにすごくきれいな砂浜のビーチ。 そこに漁船っていうか小さいカヌーみたいな船が砂浜に乗り上げていて camera

近づいてみてみると、その船の中にはカツオやメバチなどが積込んであって、素手で仕分けしながらの水揚げ。 気仙沼の鮮度抜群のカツオを見ている私にとっては、衝撃的な品質の魚でした 汗




カツオの鮮度を見る目安となるのがエラの赤さ。 鮮度が悪くなってくるとエラの色が落ちてきて白っぽくなってくるんですが、まさにその白いエラ。 エラを見るまでもなく加工向けのカツオってわかります タイ

聞けば、巻き網船によって漁獲されて搬入され沖がかりの巻き網船からこのカヌーやボートを使ってこの砂浜の漁港までピストン輸送するシステムなんだとか。 こういう水揚げっていうのもあるんですねえ 船

竹を編んだ籠のようなものに天秤棒を差し込んで、おとな二人で肩にかついで計量場所まで運ぶ。 親分らしき人が指示を出しながら、計量してはその場全体を仕切っている。 水揚げから計量までの一連の流れはとてもスムーズに見えたけど、この魚がどのような用途に使われていくのかすごく気になります いかり

いつも目にしている日本でのカツオの取扱いとは異次元の環境。 ふだんの仕事の参考にはならないかもしれませんが、世界のこうした産地や魚事情を知ることもとても重要な事。 とても勉強になりました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:41

2017年07月13日

ベノア港のローカル食堂にて


まもなく始まる大西洋でのマグロ漁に向けて、インドネシアに渡航しての様々な打ち合わせ。 ジャカルタでのお仕事を終えて、次の目的地バリ島にやってきました。 国内線で2時間弱の移動です 飛行機

昼間のお仕事についてはブログに書けない極秘任務も含まれているから、どうしても食レポみたいな感じになっちゃってますけど、しっかりと集中して忙しくお仕事してますからね、皆さん。 ご心配なく タイ

ベノア港にある現地関係会社での打合せ。 いまベノア港は漁船の入港に関しては閑散期。 南インド洋でのマグロ漁が盛漁期を迎えるにあたり、ほとんどのマグロ船がここベノア港から出漁済みなんです 船

なので、港は静かな雰囲気ですが、大型客船が入港したりして、外国人観光客がたくさん見受けられました。 街から離れている場所なので、歩いている人たちはどうやって移動するんだろうって 花



事務所でのミーティングを終えてのお昼ご飯。 時間がないから近くのお店で済ませようっていう事になって、事務所近くのローカルな定食屋さんにGO。 私たちは車で、ほかの船員さん達はバイク移動 Bicycle

何度もベノア港に来ているけれど、ここの定食屋さんに入ったのは初。 大人数での団体だったので、小さなお店のテーブル席はすぐに満席状態に。 お店の方も急な忙しさにうれしそうな顔 音符

ご飯をよそって、好きなおかずをチョイスするシステム。 おかずの種類によって値段が違うんだとか。 神様が見ているからズルしてはだめですよ。 ここぞとばかりに好きなものをたくさんよそってました 花丸

私は今回初のミーゴレンを。 近所の商店で購入したビンタンビールを持ち込んで乾杯。 ぜったいにインスタント麺と思えるミーゴレンもこれはこれで美味い。 こういう雰囲気を楽しむのもいいもんです camera

全員のお食事をお会計して、合計で6500円ほどでした。 一人あたり250円ほどかな。 他のお客さんの分も多少混じっているかもしれないけどまあいいでしょう。 ランチを頂いて午後の仕事に向かいます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:49

2017年07月12日

現地派遣会社の幹部と会食


まもなく始まる大西洋でのマグロ漁に向けて準備をすすめている勝倉漁業。 スペインのLasPalmas港でドック中の勝栄丸2隻の船員さん達はいま帰国しての休暇中で、その休暇もあとわずか 船

そのタイミングでおこなったジャカルタに赴いてのミーティングでした。 両船の船頭さんを伴っての渡航では、現地船員派遣会社の皆さんを交えて、船員達との充実した打ち合わせ。 お疲れさまでした タイ

インドネシアの首都ジャカルタに出張するのは久しぶりの事。 これからはここへの出張が多くなるかも。 同じインドネシアって言ってもジャカルタはバリ島と違って大都会。 ビルが林立して、車や人がいっぱいで、物価もほかと比べるとちょっと高いのかも。 ジャカルタはジャカルタの良さがあります 花丸



現地船員派遣会社での長時間にわたる打合せを終えて、新たな航海に向けての陣容もかたまって、夕食へのお誘いを受けでかけてきました。 ジャワ王宮かと思うような素敵なレストランでした camera

雰囲気のあるエントランスを入ると、そこはジャカルタの都会の景色から一変。 インドネシア舞踊の踊り子たちが出迎えてくれます。 聞けば結婚式のパーティーだとか。 Goodタイミングでした icon12

正当なインドネシア料理の高級店だけあって、いつも食べているものとはかなり違う。 とり肉のサテやナシゴレンなんかも、今まで食べた中で一番おいしいものでした。 ビンタンビールに赤ワイン、最高です 食事

現地会社の幹部の皆さんとの会食。 インドネシア語や英語を交えての楽しい時間。 こんどは気仙沼に来たいっていう事なので、その際は美味しい魚と地酒でおもてなししたいと思います beer

お食事のあとは、関係者揃っての記念写真。 皆さんいい表情してますね。 ごちそうさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:49

2017年07月11日

ジャカルタのナシパダンにて


大西洋で操業する遠洋まぐろ漁船・勝栄丸が漁業基地のスペイン・ラスパルマス港に入港しドック開始しして、船員さんが帰国しての休暇となって1か月以上が経ち、そろそろ次航海に向けての準備 クラッカー

いまマグロ船には日本人船員とともにインドネシア船員も多数乗船していて、海洋国家のインドネシアだけに優秀な船員もたくさんいてすごく助かっています。 今回はジャカルタに渡航しての打合せでした 船

第1勝栄丸と第7勝栄丸の船頭さんを伴っての渡航。 羽田空港国際線ターミナルからガルーダインドネシア航空の直行便で約7時間の空の旅でした。 久しぶりのジャカルタは相変わらず渋滞がすごい 飛行機

経済発展が進んでいると見えて、街中は真新しい高層ビルも目立ちますね。 日本企業によるジャカルタ初の地下鉄工事も進んでいる様子で、次に来るときには地下鉄を利用できるのかもしれません 音符



現地の船員派遣会社の皆さんを交えて、これから始まる航海に乗船する船員を一人一人経歴などを確認しながらのミーティング。 ジャカルタ事務所にはたくさんの船員たちが集まってくれていました icon14

航海の概要やスケジュール、船員が持参する書類などの不備がないか最終チェック。 長期間の休暇に入っている船員達はみなリラックスした中にも、新たな航海への意欲も十分な感じ。 すごくいいです 親指

そしてミーティングを終えたあとは、インドネシア料理店に移動しての昼食会。 現地の定食屋っていうんでしょうか、ナシ・パダンっていわれているパダン料理のお店です。 テーブルには料理の小皿がズラリ camera

食べた分だけ支払うシステムで、牛肉やとり肉料理、お魚やお野菜、ココナッツベースのちょっとピリ辛な、ご飯のおかずにすごく合うちょっと塩分が強い味付け。 ビンタンビールって言いたいところだけれど、宗教が関係しているのかお酒はないお店だったので、ジョッキに入ったぬるま湯で乾杯でした beer

バリ島で食べるパダン料理とはまた一味違ったジャカルタの定食屋さん。 現地派遣会社の皆さん、船員さん、そして日本から渡航した船頭さん達と、これからの航海に向け結束を固めたひと時でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:58

2017年07月10日

「港ごだい」のみそラーメン


港町や南町にあった仮設商店街が撤去され、飲食店街が随分と寂しく感じる気仙沼ですが、南町地区においては「割烹 世界」さんや「あさひ鮨」さん等徐々に建物が建ち始め、新しい気仙沼の街の姿ができてきていますface01そんな中、南町地区で新しい飲食店がオープンしました。「港ごだい」さんです拍手ごだいさんといえば気仙沼市所沢にて定食ものや麺類、一品物まで充実したラインナップのお店。ごだいさんで特に人気のメニューといえばみそラーメン。ということで港ごだいさんはそのラーメンに特化したお店になっていますnoodle

この日は「もやしみそバター」をチョイスicon14バターの風味と油で最後まで熱々でいただくことができました。暑い日が続くと冷たいものも欲しくなりますが、夏にあえて汗を目一杯かきながら食べるラーメンはまた最高ですface02ごちそうさまでした、美味しかったですicon12

そして勝栄丸ブログにも幾度か登場しました焼き鳥「〇安」さんが7月12日に港ごだいさんの向かいでオープンするとの話が音符変わっていく街の形と、変わらないお店と。いろいろな事に思いを馳せながら、新しい気仙沼を楽しんでいこうと思います。私は主に食べ物を通じてですがface01  (知之)  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:31

2017年07月09日

日曜開市


今日は日曜日ですが、気仙沼魚市場は開場しております。カツオが一本釣り、旋網合わせて384t、ビンチョウマグロ102tが水揚げされましたicon14そして第八十三佐賀明神丸さんが今年2度目の入港、かつお18.7t、びんちょう34.8tの水揚げを行いました拍手

気仙沼もすっかり夏の陽気となり、特に動いていなくても汗が噴き出てきます大泣き長時間休みなく水揚げをする皆さんの体力には毎度感心させられますicon12

水揚げを終えると、出港前にコンビニへ走ります。次の航海中に食べるパン、おつまみやお酒、たばこ等嗜好品を仕込むのですが、みんな大きな袋を2つ3つと大量に購入しますface08今は漁場が遠いので1航海1週間~10日程度を要します。その間に必要なものですので、そのくらいの量になってしまうんですねface06
仕込みを終えると餌場に向けてすぐ出港していきました。船頭さん、乗組員の皆さん、また気仙沼でお待ちしておりますface02  (知之)  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:00

2017年07月08日

次航海にむけて


今、勝倉漁業では数名が海外出張中。 第1勝栄丸と第7勝栄丸の漁労長はインドネシアへの出張。 現在、遠洋まぐろ延縄船ではインドネシア人の乗組員が7割程になっており、彼らの協力が欠かせないんです。 人選は派遣会社にお願いはしているけれど、戦力確保のために、実際に現地に赴きしっかりと人材を見極める必要があるんです 船

そして、もう1名は気仙沼のエンジニアとともにスペイン・ラスパルマスへ。 ドック中の船の通信設備の取付け・整備のために渡航です icon12 新しい設備を取り付けるタイミングは航海の合間の休暇中のタイミングしかありません。 乗組員の皆さんが安心して次の航海へ行けるようしっかりと準備をします。 現地の修理業者の方々、日本から派遣される業者の方々、そして現場監督さんをはじめ様々な方のお力添えにより成り立っています icon14 心より感謝申し上げます。 現場監督さんも体に気をつけてお願いしますよ!


航海に出てしまうと陸上からはできることは限られてしまいます。 出港までに万全な状態で操業に臨めるようしっかりと準備を進めていきましょう。 出張者の皆さん頑張って下さい!   (知之)  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:48

2017年07月07日

港町の煮干そば


お昼時間になると、連日行列ができている「まるき」さんですが、先日久しぶりにちょうどいい時間帯に行ける機会があり、行ってきました。
正午になったばかりなのに、席は満席。すでに1グループが待っている状態face08
その日は朝ごはんを食べていなかったこともあり、お腹はペコペコです。
そのこともあり、背脂系の「港町の煮干そば」に炙りチャーシュー丼をプラスしてしまいましたface02

久々に食べた煮干そばですが、以前にも増して煮干のパンチがきいていますicon14
背脂やチャーシューと一緒に食べても煮干の味がしっかりと突き刺さりましたicon09
私は何回も食べたいと感じるラーメンには美味しく調和された味の中に、一つ違和感というか、象徴的な刺激があることが多いです。
このラーメンで言えばそれが「煮干しのパンチ力」です。お腹が空いた時にそのパンチが胃袋へ訴えかけてきます。そうすると胃が煮干しそばを欲して他では替えがきかなくなります。

あぁ、すっかり思い出してしまいました。
今日のお昼はラーメンにしましょうかnoodle   (知之)
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:56

2017年07月06日

ネパールカレー「Yeti」


気仙沼田中前にあるネパール料理屋さん「Yeti(イエティ)」さん。仮事務所が田中前にあった時にはよく通っていましたが、本事務所に移転してからはなかなか行く機会がありませんでした。久しぶりにここのカレーが食べたくなり、行ってきましたface02


パスタやカツカレーなどもありますが、Cセット1,250円を注文しました親指チキン、マトン、ベジタブル、ダール、キーマの中から好きな2種類のカレーをチョイス。今回はチキンとベジタブルにしました。あとはナンかライスを選びます。私はここに来たらいつもナン一択です音符
カレーはより味の違いを感じられるように、野菜系と肉系を頼むことが多いですねicon14ナンは食べきれるのかと思うほどのサイズがありますが、全く問題ありません。隣の女性のお客さんが出てくるナンを見て「半分でいいわ~」と驚いていましたが、私が帰るころには全部平らげておりましたface03食後にはちょっと粒感があり酸味爽やかなネパールヨーグルトですっきりと。

気仙沼で震災にあい、2015年には母国ネパールの震災がありました。店主さんは寄付をしたり、帰国して活動したりともしているようで、少しでも足しになればと少々高めですがCランチを頼んでいます。決してただ食いしん坊なわけではありません、決してicon10


辛さは抑えめに作ってあり、辛い方がいい人用に辛味スパイスも用意してありますどくろ
ネパールの空気を感じる雑貨が並び、落ち着いた雰囲気の中で食事ができる空間。
その中で食べるネパールカレーはまた一味違うものです。
気仙沼でももっと様々な国の食事ができるようになってほしいですねicon12  (知之)
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:07

2017年07月05日

安市丸さん気仙沼港初入港!


7月4日、三重県の安市丸さんが気仙沼へ今季初入港し、カツオ1tとビンチョウマグロ40tの水揚げを行いました拍手この日は旋網船が新物(前日獲り)のカツオ330t、一本釣り船がビンチョウマグロ360tの水揚げがあり、市場は活気にあふれていましたかもめ

乗組員さんは皆さん変わらず元気で、顔を見て話をするだけで半年以上の空白時間が埋まっていくのが分かりますface02ある乗組員さんの話では「気仙沼に入ると終漁が近づいているのを感じる」のだそうで、私達は「ようやく始まった」と感じるところですが、1月から操業をしている方からすると一年も折り返し、あと数ヶ月で終わる感覚なんですねicon14

魚倉から一本ずつ手で水揚げされるビンチョウマグロ。
ものの2時間程で40tすべてが水揚げされていきますちからこぶ



この日は気仙沼に泊まり、翌日5日の朝6時過ぎに次の漁へと出港していきましたicon14久々の気仙沼の夜を楽しんでもらえたでしょうか、少しでも気分転換になっていれば嬉しいですface02
今年もどうぞよろしくお願いいたします。   (知之)
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:18

2017年07月04日

最高に美味い「八戸せんべい汁」


いま大西洋の漁場から日本に帰国し休暇中の第7勝栄丸の船頭さんなどとの打ち合わせのために出張してきた青森県八戸市。 気仙沼からだと東北自動車道を通って約4時間ほどの行程ですかね 音符

ずうっと高速道路での移動なので、運転するのもすごく楽。 ハイブリッド車での移動だったので燃料もあまり食わなくて。 やっぱ長距離移動はハイブリッド車ですね。 私は少ししか運転しませんでしたが 親指

船頭さんたちと新たなプロジェクトや次航海の打合せを終え、八戸中心街の「みろく横丁」で郷土料理をつまみながら地酒で一杯。 そのあとにすごく素敵なカウンターバーに連れて行ってもらって。 ウィスキーやカクテルなどなんでも揃ってて、特にカクテルのグレードが超最高! またきたいと思うバーでした 花丸


今回の八戸出張では繁華街に隣接した「スーパーホテル」に宿泊しました。 東京で泊まっている料金と比べて半額以下。 なんと朝食付きで4800円という激安でした。 部屋も広くて最高です 金貨

チェックインの時、フロント横に朝食のメニュー案内があって、焼き肉や塩焼きそば、サバの竜田揚げと味噌煮、玉子料理にソーセージ、そして八戸B級グルメの「せんべい汁」って、種類も内容も豪華な健康朝食無料と書いてあったから、すごく楽しみにして朝食会場に向かいました。 好きなものを好きなだけ、ブッフェスタイルです。 予想以上のグレードにちょっとびっくりでした 食事

たくさんのおかずをちょっとづつ選んでたら、ホテルスタッフが「せんべい汁」をよそってくれて。 すごく親切で気が利く対応でした。 八戸せんべい汁に使っているせんべいは、普通のせんべいとは違って、甘くもしょっぱくもありません。 とり肉やお野菜などが入った醤油ベースのお雑煮風の味付け camera

煮込まれたせんべいがとろっとして、スープを吸ってすごくいい味に。 これまで食べた八戸せんべい汁のなかで、ダントツに一番おいしいせんべい汁だって感動しながら頂きました。 毎日提供されているんでしょうかねえ。 また八戸に宿泊する時には、間違いなくここのホテルを予約しようと思います タイ

最高に美味しい八戸のB級グルメ「せんべい汁」を朝からたくさん頂いて。 なにかすごくいい気分で帰路に。 皆さんにもぜひ味わってもらいたい、八戸にでかけて食べるのが一番だと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:26

2017年07月03日

八戸「みろく横丁」で乾杯!


大西洋の漁場での操業を終えて、漁業基地のスペインLasPalmas港に係船してドック中の2隻の勝栄丸。 現地に派遣している技師からの連絡では、上架工事も終わり係船岸壁に移動したとの情報 船

今回のドック期間中には、通信環境の整備や新たな機器の設置なども予定されていて、その工事のために今週に渡航する業者さん。 LasPalmasまでの長旅を気をつけて行ってきてくださいね 飛行機

現地での慌ただしい動きとは逆に、日本国内ではいま帰国中の船員たちが休暇中。 第7勝栄丸の船頭さん、そして第1勝栄丸の船長さんとの打ち合わせなどのために青森県の八戸にでかけてきました 音符

気仙沼からは東北自動車道を通って約4時間の行程。 とても天気が良くって、出張っていうよりもなにか観光気分もちょっとありますね。 長距離っていう事で少しでも経費節約とハイブリッド車で移動です 花丸



いま新たに進めようとしているプロジェクトの概要を説明し、次航海の人事や操業についての綿密な打ち合わせ。 船頭さんからもいろいろと情報をもらうことが出来ました。 やはり実際に顔を合わせてゆっくりと意見交換するっていうのは大切ですね。 電話やメールだけでは伝わらない事もありますから タイ

そんなこんなの打合せを終えて、市内のホテルにチェックイン。 繁華街のど真ん中のビジネスホテルだったけど、いつも出張する東京などと比べて、宿泊料金が割安なのにはびっくり。 助かります 親指

八戸の中心部にある「みろく横丁」を散策して。 以前もきたことがあるけれど、とても魅力的な横丁ですね。 気仙沼の南町にも「スロー村」っていう横丁を整備する計画ですすめられているそうなので、このようにたくさんの地元民や観光客で賑わうような飲食街になっていけばいいなあと思います camera

八戸って言えば、新鮮な海産物がお勧め。 しめ鯖やスルメイカのお刺身、どんこの煮付け、サバの団子に真イカのふ味噌焼きなどをつまみながら、八戸の地酒で乾杯。 気仙沼とはまた一味違った郷土料理を堪能して、ゆっくりとお話をすることが出来ました。 八戸の夜を楽しみにまた来たいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:37

2017年07月02日

123佐賀明神丸が今季初水揚げ


7月になって、梅雨のあいまの晴天に恵まれた気仙沼港です。 朝から気温がぐんぐん上昇して、汗ばむほどの陽気に。 気温の上昇に合わせるかのように、生鮮かつおの水揚げが本格化してきました 花丸

先週、今季初水揚げをおこなった83佐賀明神丸に続き、きょうは123佐賀明神丸が今季初入港での水揚げでした。 あさ7時半過ぎに湾内に到着した本船は、市場の岸壁に着岸。 船頭さんや乗組員の皆さんも、今年の漁にかける意気込みが伝わってきますね。 スタンバイ完了で水揚げの開始です クラッカー

土佐の風雲児と称される若き船頭さんが率いる本船は、ベテランから若手乗組員までバランスのとれた構成。 ここまで順調な航海を重ねてきて、今回もカツオとびんちょうで70トン越えの大漁。 漁艙から手渡しで水揚げされるカツオなど、一時間に15トン以上のハイペースで水揚げがすすみます camera




久しぶりにお会いした皆さんですが、変わりなく元気な様子に一安心。 いま計画中の新造船が来年末には完成して乗り移る予定との事。 そろそろ建造スケジュールも見えてくると思うので、勝栄丸ブログでもお伝えして行ければいいなあと思いますね。 竣工披露がいまからすごく楽しみです icon12

今年も水揚げ金額レースの上位を争っている佐賀明神丸船団。 これからの時期は気仙沼港をメインに水揚げを行っていく事になりますね。 安全な航海で大漁でありますようお祈りいたします 船

なんで日曜日に水揚げの記事って思われる方もいるかと思います。 実はカツオの盛漁期となるこの7月は毎年、気仙沼魚市場が日曜日を開市としているんです。 新鮮なカツオを消費地に出荷するため、日曜日に気仙沼で水揚げを行ったものを陸送し、月曜日の消費市場の売りに間に合わせる試み マイク

予定されている日曜開市は今日から開始され、7月9日と23日の日曜日そして17日の海の日が開市の設定。 買受人や冷蔵庫、製氷業者や関連企業なども魚市場の予定にあわせ休日を設定するんです。 かつおの水揚げや取引に関係する業者の皆さんには、日曜日のお仕事ほんとうにご苦労様です タイ

日曜開市となったきょうは朝の5時から水揚げでした。 熱中症に注意しながら頑張りましょう! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:54