2017年10月13日
SBTを巡り各国が議論
インドネシアの都市・ジョグジャカルタ開催されているみなみまぐろ保存委員会(CCSBT)の会議日程も3日目となりました。 順調に議題の審議もすすんで、予定通りに終えそうな雰囲気になっています
先週からの遵守委員会では、ミナミマグロ漁業をとりまくさまざまな規制措置やルールについて、加盟国がしっかりと守りながら漁業活動を行っているか、非加盟国などの漁業活動や市場・流通調査などの結果などを議論。 資源解析を行う科学委員会からのレポートも今回の会合で報告されています
いま行われているCCSBTでの主要議題は、なんといっても2018年から2020年までの3年間のミナミマグロの漁獲枠とその国別配分を決める事。 科学委員会からの報告によると、ミナミマグロの資源量は順調に回復していて、暫定的な目標達成もほぼ視野に入って、前倒しでのクリアも見えてきたとの事
漁獲枠の国別配分は歴史的な配分率が基本。、それに加え新規加盟国などの台頭、そして非加盟国の漁獲や遊漁での漁獲死亡量などもそこには考慮しなければなりません。 各国がさまざまな主張を行う中で、日本の国益を最大限にする作業はとても重要な任務。 政府代表を支えていければと思います
CCSBTの開催地は加盟国の持ち回り。 一昨年は韓国・麗水で、昨年は台湾・高雄で、そして今回はインドネシアのジョグジャカルタ。 来年はEUがホスト国なので、どこで開催となるのでしょうね
会議場のそと、ミーティングが終わったあとも関係国の代表団と食事会などで情報交換の時間。 ビジネスパートナーの各国参加者もたくさん来ているから、この機会を通じて懇親を深めていきたいです
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
01:12