2017年11月21日
まぐろ船での勉強会に参加して
気温がグーッと下がったけれど、青空も見えてものすごくいい天気となった気仙沼です。 今シーズン一番の冷え込みかもしれませんね。 そんな中での岸壁でのお仕事、防寒対策をしっかりと臨みます
いま気仙沼のマグロ漁業界で進めている大事なプロジェクト。 その第4回となる会合でおこなう事になったのは、実際のマグロ漁船の船上にて、ひとつひとつの作業の流れなどを勉強すること
いま気仙沼に帰港中で、今週末に出航を予定してる村田漁業さん所有の第8大功丸をお借りしての勉強会です。 この字岸壁にシフトする本船を関係者一同が見守りながら到着を待ちます
開始予定時間から少し遅くなったけれど、着岸した本船に関係者が乗船しての勉強会開始。 配布された資料に沿って、マグロ船の漁労作業、一日の作業の流れ、人員配置などを確認していきます
マグロ船に長年乗船し、漁労長として指揮を獲ってきた船頭OBの方々にもお手伝い願って。 理解していたつもりでも、改めて個々の作業について説明を受けると、知らなかったことがたくさんあって
本当に勉強になりますね。 やはり実際の現場を経験してきた方々のお話しはとても勉強になっておもいろい。 甲板の次は凍結庫や漁艙内の作業の説明に移って、最後には船尾での投縄ラインの説明。 市の職員は最初から最後までビデオカメラで撮影していたので、いい資料になることでしょう
遠洋マグロ漁船の仕事を改善したいという想いは参加者みな一緒。 特に、マイナス60℃の超低温区画内での作業はたいへんな重労働だっていうお話を伺って、乗組員の労力が少しでも軽くなるよう、そして効率的で安全な作業となるように、これからいろいろと検討していかなければならないと思います
寒いなか対応して頂いた講師の先生方、検討会メンバーの皆さん、大功丸さん、お疲れさまでした。 簡単には結論が出ないのかもしれませんが、この検討会からいい結果が導きだされるといいですね
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:06