宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年02月21日

生鮮かつお来遊量増加に期待


昨年は11月に終漁となった気仙沼のカツオの水揚げ。 年々水揚げされる生鮮かつおの来遊量が少なくなっている傾向にあって、操業各船も水揚げ量と金額をのばすべく本当に頑張っているのがわかります。 今年のカツオシーズンはもうすでに始まっていて、早い船だと1月に出漁体制になりました クラッカー

現在は温暖な南の海域中心での操業となっている生鮮かつお漁。 水揚げ基地は千葉県の勝浦港が主体。 関係船の入港情報や相場なども聞こえてきて、カツオの北上に合わせて気仙沼港に早く来てほしいと願いつつ、各船の動向を見守っている日々。 安全な航海に気を付けてお願いしたいですね 船

21年連続生鮮かつおの水揚げ日本一を達成した気仙沼。 今年は22年連続を目指す年。 高知や三重・宮崎などの多くのかつお船の協力を頂いて、気仙沼の水産関係者が一致団結して、なんとか達成していきたいもの。 気仙沼のカツオに関係するすべての皆さま、どうぞ宜しくお願いしたいと思います タイ

先日発表された水産研究・教育機構による春季(3~5月)の太平洋沿岸のかつお来遊量予測。 高知から三重沖へのカツオの来遊量予測では、昨年と過去5年間の平均を上回る来遊量となる可能性が高いそうだ。 三陸沖の予測はもう一段階の分析が必要としながらも、期待を抱かせる内容ですね 花丸

毎年気仙沼のカツオシーズンが始まる直前の5月頃、茨城大学の二平先生によるカツオの来遊量予測のシンポジウムが行われますが、今年も可能であれば例年同様に開催してほしいですね。 気仙沼のカツオ関係者はすごく期待している会合なので。 気仙沼漁協からも情報聞いてみたいと思います マイク

先日訪れた焼津漁港は日本全国の水揚げ高ナンバーワンの港。 気仙沼は確かランキングで10位だったはず。 震災から7年目となる今年、気仙沼にたくさんの魚が水揚げされて、22年連続生鮮かつお日本一だけにとどまらず、全国の水揚げランキングも徐々に上がっていくようになることを願います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:39