宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年03月12日

東日本大震災から7年の節目の日を迎えて


3月11日。 東日本大震災から7年の節目の日を迎えました。 気仙沼市内でも震災でお亡くなりになった多くの方々を悼み東日本大震災追悼式がおこなわれました。 心からご冥福をお祈り致します。

毎年この日は、私達にとって特別な日。 心静かに震災当時を振り返りながら過ごすとともに、地震発生の午後2時46分の時間に合わせて、1分間の黙とう。 あの日の記憶がまだ鮮明に残っています。

経験した事のないような強い揺れ。 当時は海沿いにあった社屋で社員とともに津波に備えて避難する準備。 社員には避難を指示しながらふと見れば湾内の海面が大きく引いていくのを目にし、数名とともに社屋の3階にとどまることを選択。 眼下に迫る第一波を恐怖を覚えながら目撃しました。

小雪が降る寒い日でした。 社屋の3階踊り場付近まで達した津波ですが、なんとか一命をとりとめたものの、日が落ちてだんだんあたりが暗くなると同時に気仙沼湾の入り口付近から海や陸が燃えて内湾奥まで迫ってきて。 まさに地獄絵図のようでした。 地震、津波、そして火災と気仙沼が終わったと思いました。

きょうの勝栄丸ブログで使わせて頂いた写真は、震災翌日の3月12日に撮影したもの。 どこから撮影したかは覚えていないけれど、湾内に浮かぶ真っ黒に焼けたマグロ船、そして遠くの山にも煙が見えます。 あれから7年が経ち徐々に復旧・復興が進んできて、あっという間の7年間だったような気がします。

気仙沼では被災した市街地の嵩上げ工事や造成が行われていて、新しく建設された災害公営住宅が完成し仮設住宅からの転居もすすみ、市民生活は表面上は平穏を取り戻した感がありますが、震災被害のダメージっていうものは根深いものがあって、完全な復旧・復興にはまだ多くの時間を要することでしょう。

節目の日を迎え、震災から8年目と歩み出した気仙沼です。 私たち気仙沼の漁業界としては、気仙沼市の掲げる「海と生きる」を合言葉に、水産・漁業界としての復興を成し遂げていきたいと思います。 関係者の皆様方、これからも引き続きご指導ご鞭撻そしてご協力の程どうぞ宜しくお願い致します。 【合掌】
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:11