2018年05月14日
第1勝栄丸が操業終え帰航に
北大西洋のアイルランド沖からアフリカ西岸沖の中部大西洋海域と、大西洋の北半球を中心に広い海域でマグロ漁をおこなっている勝倉漁業の第1勝栄丸。 今航海も終漁のところまできました
アフリカの沖に浮かぶ島国・カーボベルデ共和国。 そのミンデロ港に到着した冷凍運搬船に合わせて第1勝栄丸が会合をおこない日本向けの漁獲物を洋上転載。 今航海のすべての操業が終了です
大西洋における基地港のスペイン・ラスパルマス港までは現在のポイントから約5~6昼夜の距離。 航行中は船内各所の片付けや掃除、サビが発生した箇所などのメンテナンスなど、まだ乗組員の作業が残っていますが、船頭さんをはじめ乗組員の皆さんは、航海終了を間近にホッとしていることでしょう
昨年の夏場から続いていきた第1勝栄丸の大西洋でのマグロ漁。 今航海から本船の指揮を執る船頭さんのもと、無事に一航海を終えて順調に水揚げを重ねる事ができましたね。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、長期航海でのマグロ漁、毎日の奮闘に心から感謝を申し上げます
一足先にラスパルマス港に到着し、日本やインドネシアに向け帰国の途についている第7勝栄丸に続いて、本船もこれから基地港に向けて航海を終えることになります。 本当にお疲れさまでした
すでにラスパルマスには両船のメンテナンスを休暇中に行うべく、日本から派遣のドックマスターが到着してスタンバイ。 本船も彼らとの引継ぎを終えて帰国する手はずになっているので、乗組員も安心して彼らに船を託して日本に帰国することができるのでないでしょうか。 受け入れ側も宜しくです
ラスパルマス港はスペインの首都マドリッドから国内線で3時間ほどの島。 日本に帰国するとなると通常はマドリッドから欧州や中東のハブ空港を経由しての乗り継ぎになるのだけれど、イベリア航空でマドリッドから成田まで直行便が運航するようになったので、乗組員のフライトも直行便をすでに予約済み
船頭さんや乗組員の皆さんにはあと少しで再会できます。 ご家族の方々も楽しみにお待ちください
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
16:33