宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年06月19日

123勝栄丸が小鯖造船に上架


インド洋そして南太平洋でのマグロ漁から先日帰港した勝倉漁業の第123勝栄丸。 航海を締め括る乗組員への報酬清算も無事終わりひと段落ついて、船体などの整備のためにドック入りとなりました クラッカー

気仙沼の造船所が合併し、この4月から本格稼働し始めた「みらい造船」。 普段は木戸浦造船に上架しているけれど、新造船や修繕船で船台がうまっている事もあって、今回は小鯖造船に上架する事に 音符

別な造船所のように見えて、いまは同じ会社の施設。 来年には港の入り口に整備される新しい工場へと全面的に移行になる、その前段階なんです。 ここでの上架はこれで最後になるのかもしれません camera

造船所作業艇のサポート受けプラザ下の岸壁からドック前に移動して予定通りに上架終了です 親指


大震災での地盤沈下によって船台が短くなったから、船の舳先が道路にまで飛び出るようなそんな感覚を受けます。 これ以上大きな船の上架はもちろん無理。 高潮時は船尾が海水に浸かるかも 汗

船体洗浄が終わり、船の周囲に足場が設置されていきます。 今回は5年目のドックという事もあって定期検査が予定されていて、上架直後の船体の外観検査から開始。 船体や機器類の整備の日程などはこれからの打合せで再確認となりますが、期間内に工事が終えるよう宜しくお願いします 船

次航海の気仙沼出港はまだ決定ではありませんが、いまのところ7月15日(日)を予定しています。 あと約1ヶ月の間に、船体や機器の整備、各種検査、そして燃料や餌料、漁具資材や食料などの積込みが行われます。 まずは小鯖造船さんでのドックにめどをつける事ですね タイ

遠洋マグロ漁から気仙沼に帰港し新たな航海に向けてのさまざまな作業が開始された123勝栄丸。 乗組員の皆さんにはゆっくりと静養して頂くとともに、関係業者の皆さんにはしっかりと対応お願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:42