2018年06月30日
気仙沼漁協の通常総会開催
各業界団体などの通常総会の最後を締めくくるようなタイミングで、気仙沼漁業協同組合の通常総会が開催されました。 昨年の総会で佐藤組合長から齋藤組合長にバトンタッチして初めての総会
私も理事として一年間運営にタッチしてきた組合運営。 この一年間を振り返りながら今後の抱負を語る組合長の挨拶を理事者席から拝聴。 気仙沼市長をはじめ多数のご来賓を迎えての総会でした
気仙沼魚市場の昨年の実績は、数量で73900トン、金額で189億円となり、残念ながら前年実績を下回る結果となりました。 気仙沼主要魚種、サンマやカツオなどの水揚げ量の減少が大きな要因
かつお一本釣りでいえば、数量で6500t、金額で25億円もの大幅な減少となり、まき網漁船による水揚げが16億円増加したものの上記の結果となって。 今年は、漁船誘致にさらに力を入れるなどで、数量で10万トン、金額で190億円を目指し取組んでいくとの決意ともとれる組合長の挨拶でした
日本の漁船漁業は、漁獲努力量による管理(インプットコントロール)からTACでの管理(アウトプットコントロール)に移行するなか、魚種交代によるサバやイワシなどの青物の取扱いを増やしていく方針も述べられて。 まぐろ延縄漁船の代船建造に協力していくことについても言及されました
いま気仙沼魚市場で新たに整備している高度衛生管理型の新市場棟。 CD棟・E棟の完成・供用開始に向けて、新たな衛生管理への対応や漁港間競争激化の時代、選ばれる気仙沼港にしていかなければなりません。 水産加工業者の原魚不足や人手不足への対応も重要ですね
総会で退任となる西川専務の送別会を兼ねた懇親会では、市場職員から退任される専務さんへの花束贈呈。 お別れの最後の一句が心に残って。 これまで本当にお世話になり有難うございました m(__)m
気仙沼漁協の理事としての2年目が始まります。 市場関係者の皆さんこれからも宜しくお願いします
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:28