2018年08月05日
気仙沼魚市場での魚魂祭と表彰式
毎年8月の第一土日に行なわれる「気仙沼みなとまつり」。 震災前は二日間を通して魚町から港町の海沿いのエリアでおこなわれていましたが、震災後は田中前大通りでも行われるようになって
第67回の開催となる今年の気仙沼みなとまつりのテーマは「とどけ!海へ 大地へ 大空へ」。 気仙沼と深い親交のあるインドネシア共和国との国交樹立60周年を記念したお祭りとなっています
きのうの初日は田中前大通りを会場に、はまらいんや踊りが繰り広げられ、気仙沼青年会議所による銀輪太鼓が会場を盛り上げ、インドネシア舞踊団による演技披露もおこなわれた模様。 私はあいにく出張だったので、はまらいんや踊りまでに気仙沼に戻ってくることができず、とても残念でした
そしてきょうは海沿いのエリアに会場を移し、港町臨港道路を通行止めにしてのお祭り。 パレードに始まって、夕方からは太鼓の打ちばやしの大競演、海上うんづら、そして昨年同様に2400発の花火が気仙沼の夏の夜空を彩る、気仙沼で最もにぎわう最大のイベントを楽しみたいと思います
その気仙沼みなとまつりの日に合わせて毎年開始されるのが、魚魂祭と水揚優秀漁船等の表彰式。 朝8時過ぎに魚市場に出向くと、関係者一同すでに勢揃いで、皆さんにご挨拶しながら席に着きます
私たちの漁業・水産業は、お魚の命を頂いて商売している業種。 この一年間たくさん水揚げされた海の幸に感謝するとともに、漁業活動をおこなっている各船の安全航海と大漁を願っての魚魂祭でした
会場を会議室に移しての「水揚優秀漁船、優良取引業者、水産功労者等表彰式」では、気仙沼市長、漁協組合長、そして県農林水産部長、小野寺防衛大臣がご挨拶。 昨年は数量で74000トン、金額で189億円となった気仙沼魚市場の取り扱いを、今後いかに伸ばしていくかの勝負どころです
今年は生鮮かつおの水揚げが順調で、22年連続生鮮かつお水揚げ日本一の達成もほぼ間違いないところまできているので、今月解禁となるサンマ棒受け網漁業とあわせ、よりたくさんの漁獲物がここ気仙沼に水揚げされ、いい結果でシーズンを終えることができるように頑張っていきましょう
表彰式会場の外では、昼からのお祭りの準備で車両誘導や規制などをおこなうスタッフの皆さん方がたくさん動いていて。 今日一日はお祭り一色となる、そんな朝の緊張感のあるひと時でした
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:33