2018年08月08日
冷凍運搬船「24大盛丸」の水揚げ
インド洋における日本漁船の基地港インドネシア共和国バリ島への出張から帰国して、気仙沼にいったん戻って出張準備を整えて、息つく間もなくこんどは静岡県の清水港への出張です
大西洋漁場で操業する二隻の勝栄丸。 第1勝栄丸と第7勝栄丸が中部大西洋で漁獲したメバチマグロなどを冷凍運搬船「24大盛丸」に洋上転載、遠洋まぐろ漁船の水揚拠点清水港まで運んできました
清水港といっても、冷凍運搬船の水揚げ荷役をおこなうのは、ほとんどが興津埠頭。 清水の中心市街地から車で約15分ほどの距離。 24大盛丸のほかにも、複数の冷凍運搬船が入港中でした
ここ清水港は、気仙沼と違って暑さの質が違う。 気温は33℃ほどとの予想だけれども、湿度が高くってまるでサウナの中にいるよう。 たまに出張で来るんじゃ、この蒸し暑さはかなりこたえます
炎天下での冷凍マグロの水揚げなので、熱中症対策として日よけのネットを張って、荷捌き台の上には塩分チャージと麦茶をスタンバイ。 もちろん水分補給の小休止をは挟みながらの水揚げ作業
お盆が近づいて、冷凍マグロ類も夏季商戦の真っただ中。 興津埠頭で水揚げされた冷凍マグロ類は、日本各地の消費地に向け出荷されていく。 工場でロインやサク、最終製品にまで加工されて、消費者のもとに提供される。 この夏場の商戦が終わると、年末商戦を見据えた展開になっていきます
しっかりと水分補給をしながらの冷凍マグロの水揚げ。 超低温の漁艙からクレーンで吊り上げられた冷凍マグロのまわりには、真っ白な冷気が一気にたちこめて。 こう暑いと冷凍マグロになりたいなってついつい思っちゃいます。 二日間にわたる水揚げの1日目が終了。 関係者の皆さんお疲れ様でした
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:42