宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年09月04日

台風21号接近前の気仙沼魚市場


強い勢力を保ちながら東北地方に接近している台風21号。 気仙沼には今日の夜から明日の朝方にかけて最も影響が出てくると思われます。 台風の速度が上がったから早めに準備したいですね 雨

週明けのきのうは、サンマ船の入港はなく、カツオ船は休市明けなので一本釣り漁船が23隻、巻き網船が3隻と、合計で200トンを超える生鮮かつおの水揚げ数量。 早朝から問屋船の現場対応でした 花丸

台風が接近しているものの、明日までに近場の漁場を探索する船、そして沖合のE147度付近にまで航行し、沖で台風をかわす船とさまざま。 ほとんどのカツオ船が水揚後に出港となって。 台風の進路やスピードにどのような変化があるかわからないので、十分に警戒しつつ操業してほしいと思います 船



そして早朝からの生鮮かつおの水揚げが終わった時間帯には、前日に入港して水揚げ待ちで待機していた遠洋かつお一本釣り漁船・第18勝栄丸さんを港町の岸壁から魚市場の水揚げ場所へシフト ちからこぶ

近海まぐろ船や大目流し網漁船などが漁獲してきたモウカザメやヨシキリザメ、メカジキやマカジキなどが魚市場のセリ場にずらりと並べられ、入札販売後に市場からの搬出が行われるのを待って camera

サメ類の水揚げで汚れたセリ場を、ホースを使って海水で洗い流して。 クレーンを使って漁船へベルトコンベアーを設置したり、岸壁や市場側のスタンバイなど約1時間半ほどの作業で、冷凍カツオの水揚げ準備完了となりました。 作業員には早めのお昼ご飯をとってもらい水揚げのスタートです 花丸

早朝に魚市場の現場に出てきてからここまでで約6時間。 ここからが今日のメインの水揚げとなります。 これから約二日間にわたる冷凍カツオの水揚げとなりますが、気仙沼魚市場職員や関係業者の皆さん、そして18勝栄丸の乗組員の皆さん、怪我やトラブルに注意して、宜しくお願いしたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:23