2018年09月20日
ミナミマグロ漁を終えてジャワ沖へ
今年7月に気仙沼を出港し、新船建造から6年目の航海へと船出した勝倉漁業の第123勝栄丸。 インド洋の漁場への途中、基地港のバリ島ベノア港に寄港して補給。 一路南下しての操業開始でした
豪州西岸沖の南インド洋の8月と9月といえば、日本とは真逆の季節の南半球では真冬の時期。 南緯40度近くにまで船を進めておこなわれるのが旬のミナミマグロ漁ですね。 通称:南インド漁場です
昨年まではもっと早い時期から操業していましたが、航海パターンを変更したことによってミナミマグロの一番の旬に合わせて漁場IN。 波が荒れ狂う時化海の中でのミナミマグロ漁を順調に消化して
気仙沼をはじめとした日本から出港の僚船と並んでのマグロ漁。 厳しい漁獲管理が課されているミナミマグロなので、1隻ごとに漁獲上限か決まっていて、それを上回って獲ることができない。 そうした管理が行われている事もあって、ミナミマグロの資源量も順調に増えてきて、今年から増枠に
計画した日数よりも短期間でくミナミマグロの漁獲上限に達し、僚船とともにジャワ沖の漁場に向け北上。 こんどはメバチマグロを対象とした操業に着手する本船です。 乗組員の皆さんご苦労様です
通常の航海パターンであれば、基地港のベノア港に寄港しては燃料や食料などの補給を行うのですが、今年はしばらくのあいだ洋上補給で我慢してもらうことになる。 次回の寄港は年末から年明けにかけてとなりそうです。 現在のベノア港は連日たくさんの日本漁船で混み合っているとの情報です
これから行われるジャワ沖漁場でのメバチマグロ漁が、大鉢を中心にした漁獲に恵まれますように、本船の航海安全とともにお祈りいたします。 延縄を伝わって餌やマグロを食い荒らすシャチには各船ともに頭を悩ませているので、食害が少なくなるといいですね。 ジャワ沖での操業、がんばって下さい
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:55