2018年09月26日
気仙沼の水産加工視察に同行
大西洋で操業する多くのマグロ船が、補給基地としてまたマグロ漁をおこなう水域として、とても重要な国の一つであるカーボベルデ共和国。 その漁業総局長ご一行様が気仙沼に来られて
早朝からの魚市場の視察では、水揚げされたばかりのヨシキリザメやモウカザメ、気仙沼を代表するお魚のメカジキやカツオなどを視察して頂いて、気仙沼の水産についてしっかりとお伝えできました
朝食後に市内の視察にスタート。 まずは安波山中腹にある展望台へとご案内。 気仙沼湾を一望できるこの展望台は、実は私も初めて訪れる場所。 素晴らしいロケーションですね。 震災前の写真や被害についての案内板があって、カーボベルデの方々にも震災の事をしっかりと伝えることができて
そしてコの字岸壁に移動して、遠洋まぐろ延縄漁船の前でこれからのカーボベルデの水産業の事について懇談。 日本漁船が多く活動する水域なので、水産業の発展は私たちにとってもすごくメリットがある事。 サメの有効利用や加工事業の推進など、これから協力し合って取り組んでいきたいですね
つぎに湾内に車で移動し、復旧されたエースポートの一角にお店を構えるシャークスさんにご案内。 このお店はサメ皮で作った財布やバックなどの最終製品を取り扱うお店。 とってもオシャレです
前もって午前10時にお伺いすると言っていたので、お店の方もちょうどその時間に対応していただけて。 サメ皮って言うとザラザラした印象があるけれど、まったくそんなことはなくて、とても滑らかな皮なんです。 サメ皮の財布や名刺入れなどを皆さん購入されていました。 とっても素敵な商品ですね
そのあとでおじゃましたのが、魚市場近くの水産加工場。 一行の到着を工場長がお待ちしてて下さって、HACCP認定の工場内をくまなく見学させていただきました。 長靴に白衣、帽子にマスクを着用、手洗い、エアーできれいにして作業場内へ。 モウカザメの解体は初めて見てすごく勉強になりました
最後には生鮮ガツオのパッキング工程も見せていただき、とってもクリーンなHACCP工場に感動。 急な依頼にも快く受け入れて頂きまして有難うございました。 カーボベルデからの視察団ご一行も、気仙沼の水産をしっかりと勉強されて帰路につかれた事と思います。 私もすごく勉強になった視察でした
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:06