宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年11月30日

河岸の市・まぐろ館の江戸銀さんへ


気仙沼の遠洋かつお・まぐろ漁業者で組織する北かつ組合の経営研究委員会で、毎年恒例となっている海外視察。 台湾・高雄港の記事を連日お伝えしてきました。 とても充実した数日間でしたね 花丸

高雄国際空港から成田空港第2ターミナルへのチャイナエアラインの直行便。 帰りは約3時間ほどで、機内での映画を一本見終える前に成田到着。 視察に参加された皆さんお疲れさまでした 飛行機

気仙沼に一度戻ってすぐに、こんどは勝栄丸の冷凍マグロの水揚げのために静岡県・清水港に移動。 気仙沼を出る時には気温が5℃だったけれども、静岡はすごく暖かくて半袖姿の人もいます 晴れ


南大西洋、アフリカ西岸のナミビア・アンゴラ沖。 良質なメバチマグロの漁場として知られるこの漁場で操業を行う第88勝栄丸の漁獲物を、超低温冷凍運搬船に転載しての清水港へ搬入 船

たくさんの荷口が混載してある中で、運搬船のハッチ口付近に積込まれた本船の漁獲物なので、いちばん先に水揚げしなければなりません。 水揚げ前の価格交渉「値決め」の前に腹ごしらえと、河岸の市・まぐろ館の二階の「江戸銀」さんのカウンターに席をとりました。 久しぶりの江戸銀の寿司です 食事

まぐろの値決め前にはマグロを食べる。 自分に課したジンクスのようなもの。 最近はまぐろ丼や海鮮丼を食べる事が多かったけれど、台湾で中華料理を食べつくしてきたので、久しぶりにお寿司もいいかなって。 取引先の部長さんらと「おまかせ握り」を注文。 江戸銀さんの絶品握りを頂きました 親指

江戸銀さんのお寿司は「赤酢」を使っているシャリに特徴があって、日本全国の各産地から取り寄せた極上の寿司ネタとの相性もバッチリ。 江戸銀のおやじさんと楽しい会話をしながらの値決め前のお寿司ランチでした。 観光客もたくさん訪れる河岸の市・まぐろ館、江戸銀さんでのランチごちそうさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:30

2018年11月29日

台湾・高雄の〆は鼎泰豊で


気仙沼北かつ組合の経営研究委員会での海外視察で訪れた台湾・高雄。 数日間の視察では高雄港や造船所、ブイ工場、国際漁業展など、分刻みのスケジュールで予定のすべてをクリアー 親指

台湾区鮪魚公会での意見交換のあとは、海鮮料理店にご招待を受けての懇親会。 これでもかっていうほどフカヒレの入った鍋料理や、カニやエビなどの豪華な中華料理、そしてクロアチアで開催されたICCAT出張から持ち帰ったというウイスキーで乾杯。 とても和やかなムードでのお食事会でした 花丸

台湾出張の楽しみの一つといえば、やはり「食」ですよね。 海鮮料理、中華料理はどこも相当レベルが高くって、日本では食べる事のできないメニューがたくさん。 今回も最高に美味しかったです 食事



すべての予定を終えた台湾滞在最後の晩餐。 私のリクエストで、世界レストラン10選にも選ばれた「鼎泰豊」に行くことになって。 高雄市内の漢神デパートの地下にある店舗。 必ず寄らせて頂いてます 音符

鼎泰豊といえば、そう「小籠包」ですよね。 各店舗の職人さんが作りたてをセイロで蒸して提供されるお料理。 食べ方を記載したカードを渡されたけど、私たちはもう小籠包のベテランなのでスルー 若葉

前菜やスープ、麺料理にチャーハン、お肉料理にワンタンなど。 台湾ビールと紹興酒とともに鼎泰豊の絶品料理を頂きました。 いつ行ってもお客さんでいっぱい、今回も30分ほど待っての入店でしたが、そうとう儲かってますよね、このお店。 お料理がすぐ出てくるこのスピード感もいいですね camera

台湾・高雄の〆に訪れた鼎泰豊。 高雄でのお仕事を無事に終えて、同行参加者もみなリラックスした雰囲気。 小籠包など美味しいお料理を堪能しました。 やっぱ鼎泰豊でのお食事は最高ですね OK

北かつ経営研究委員会の今回の視察は台湾でしたが、来年の視察はどこにするか委員会のみんなで検討したいと思います。 参加された皆さん、そして現地取引先の皆さん、本当にお世話さまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:00

2018年11月28日

GPSブイのトップメーカーを訪問


遠洋漁業界で一大勢力を誇る台湾の、漁業の今を探るべく北かつ経営研究委員会での視察研修での渡航。 短期間の滞在でしたが、朝から晩までいっぱいのスケジュールでとても充実した滞在でした 花丸

高雄港の視察では、北太平洋三陸沖で行われているサンマ漁船による冷凍サンマ製品の陸揚げ作業などを見学し、台湾区鮪魚公会を訪問しての意見交換では真剣な議論がおこなえましたね タイ

そして台湾国際漁業展では漁具や機器類の最新技術にふれることができ、昨日お伝えした新昇發造船ではERP製の超低温まぐろ船の建造現場を見学するなど、本当にお世話になりました 船

そして台湾滞在の最後に訪問したのは、まぐろ延縄漁などに使用するGPSブイのトップメーカー。 これまでのセルコールブイにかわり、日本でも徐々に導入が検討されている最新機器を勉強です 音符



すでに台湾船では新造船に搭載されるブイはほとんどがGPSブイとなっているそうで、ブイメーカーの社長さんと担当者の方から詳しくお話をお聞きすることができました。 日本よりも進んでいるかも camera

電池交換式のGPSブイ、ソーラーパネルを搭載して電池交換不要なタイプなど、さまざまなモデルがあって。 ソーラーパネルのタイプだと、バッテリーの寿命が約3年くらいしか持たないため、延縄漁船では電池交換式のタイプが主流。 日本の製品よりも半値以下で買えるんじゃないかとのニュアンス 親指

送信機や受信機、ブイや本船の位置関係を表示するモニター。 それぞれの距離もモニターで確認できるからこれは素晴らしい製品だと思います。 高緯度操業では電波をひろえない事もあるとのお話もしていたので、私たちの漁船に導入する際には十分に検討が必要かもしれません icon12

いま新潟造船で建造を進めている新造船にもGPSブイの採用を決めているけど、どの製品を搭載するかはこれからの検討事項。 台湾で見てきたことを参考にしながら、日本の業者とも打合せを進めていきたいと思います。 交換電池をこうやって作っているとは思いませんでした。 すごく勉強になりました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:36

2018年11月27日

新昇發造船でFRP漁船を視察


北かつ経営研究委員会での海外視察で訪れた台湾・高雄港。 ここは遠洋漁業の世界一の基地港と言ってもいい。 遠洋まぐろ延縄漁船や大型イカ釣り船、海外巻き網漁船などたくさん在港中でした 音符

台湾の遠洋まぐろ漁船は、かつては700隻も800隻もあったけれど、現在の登録数は300隻台。 そのうちの100隻ほどが老朽化のため代替わりとして台頭してきたのがFRP製の超低温まぐろ漁船です 船

鋼製のまぐろ船は日本の中古船を利用してきたケースが多く平均船齢はとうに30年を超えていて、そろそろ使い物にならなくなってくる。 そのかわりに建造しているのがこのFRP漁船なんです。 船価は鋼製の船に比べて約半値、3億円くらいで建造できるので、建造意欲はまだ旺盛な台湾業界です icon12



今回の台湾視察で訪問したのは「新昇發造船」さん。 高雄港からすぐ近くにある造船所なので、移動も短時間で済みますね。 守衛さんに声がけして建屋の中へ。 複数隻のFRP漁船が建造中でした camera

ほぼ同じような船型の大型FRPマグロ船が船台にズラリ。 着工から完成までで約半年くらいで出来上がるそうですが、日本の船主さんが発注したFRP漁船は、まだ完成までにだいぶ時間がかかりそう。 船主サイドで手配した機器類が到着していないとかで、この状態のまま建造がストップしている感じ 汗

建造船価が安いことに加え、ランニングコストで重要な位置づけとなる燃料油の消費量が少ない事もFRP漁船のメリットの一つ。 操業中は1500L、航海中でも2000Lの燃料消費なので、鋼製のまぐろ船と比べるとだいぶ経費も掛からない。 操業海域は限られるけれど、これが台湾船主の選択ですね タイ

温暖な海域で、海外の補給港を中心とした基地操業ならこの船でも操業できる。 日本人の乗組員が乗船するかという疑問はあるにせよ、これからのマグロ供給の一つの大勢力になっていくのは確か。 発注した日本の船主さんにとっては大きなチャレンジになると思いますが、ぜひ成功してほしいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:21

2018年11月26日

台湾区鮪魚公会での情報交換会


宮城県北部鰹鮪漁業組合の経営研究委員会での台湾視察。 短期間の滞在ですが、朝から晩までびっしりとスケジュールが組まれていて、まさに分刻みと言ってもいいくらいの忙しさです 花丸

台湾・高雄港は遠洋漁業の世界一の基地港。 港内には遠洋まぐろ漁船や大型イカ釣り船、海外巻き網船やFRP漁船など、数えきれないほどの大型船がびっしりと係船し出漁準備中 船

その遠洋まぐろ延縄漁船などを運航する漁業者の組織、台湾区鮪魚公会におじゃましていろいろと情報交換をおこなうべく、高雄港に面するビルに到着。 前もってアポを取っていたので、理事長さんをはじめ幹部の方々が勢揃いでお迎えして頂きました。 以前にもお会いした方々、皆さんお元気そうです タイ

台湾の鮪魚公会の幹部も新しい理事長になって、それぞれの海域を担当する幹部の顔ぶれも変化。 私から感謝の意を伝えるとともに、日本漁船の抱えている問題などを提起。 台湾漁業者も同じような悩みを抱えていることがわかって、漁業者同士で共通認識のもと将来を語ることができました マイク

台湾漁船でも台湾人の幹部が少なく、すでに中国人やフィリピン人などを幹部として雇用することができる国内システムになっていて、それでも優秀な船員の確保に苦労している。 外国人の幹部を採用できるだけ日本漁船よりも環境は楽なのかもしれませんが、彼らは彼らなりの悩みを抱えているのがわかる ブック

そして中国船によるミナミマグロの不法漁獲が問題視されているところ、中国船のS25以南の操業を来年から禁止すると中国政府が発表したとの情報を理事長さんからお伺いして。 中国の水揚げ港での検査、ヒアリングにより中国政府が決定したとの事なので、注意深く見守っていきたいと思います いかり

台湾区鮪魚公会の新理事長さんほか幹部の方々との情報交換。 会談の終わりには気仙沼の福来旗を広げての記念撮影でした。 これからも友好関係を築きながら、ともに頑張っていきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:46

2018年11月25日

2018台湾国際漁業展を視察して


宮城県北部鰹鮪漁業組合の経営研究委員会で毎年恒例となっている海外視察。 今回は遠洋漁業の先進国、台湾・高雄港に行っていろんな勉強をしてきましょうという事になってやってきました クラッカー

その台湾視察のメインの一つが台湾国際漁業展2018。 規制の多い日本とは違って、自由な発想で漁具や機器類の開発が進められている、そんな台湾の先進技術を学ぶ旅。 とても興味深いです 親指

日頃お世話になっている現地の取引先業者のご案内で会場入り。 日本でおこなわれるSeaJapanの縮小版っていう感じでしょうか。 それでも大きな会場内には数えきれないほどのブースが出展 花丸




メインゲート正面には延縄用のナイロンテグス製品を製造販売する業者のブースが。 ノルウェーでおこなわれている自動投縄用の漁具の仕立てが展示してあって、枝縄は短いけれど幹縄と一体のつくり 船

組テグスや一本ものの製品がずらり。 そしてお隣のブースには、GPSブイや今話題になっているAISブイなどが展示してあって、ブースのスタッフからいろいろと説明をして頂きました キラキラ

そして今、台湾で次々と建造されているFRP製の超低温まぐろ船の造船所のブース。 日本の漁業者が発注したマグロ船も建造中の造船所の社長さんともお話しすることができて。 翌日に予定している造船所の見学も快諾して頂きました。 もうすでに80隻以上がFRP漁船に代替わりしているそうです タイ

通信機器や気象・海象情報、漁場予測システムや自動計量システムなど。 漁業先進国・台湾のいまを見た感じがします。 百聞は一見に如かずではないけれど、こういう機会をとらえて自分で見て感じることが大事、とても勉強になった展示会でした。 お世話になった業者の方々、本当にお世話さまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:36

2018年11月24日

高雄港で冷凍サンマの水揚げ視察


宮城県北部鰹鮪漁業組合(北かつ組合)の経営研究委員会で毎年恒例となっている海外視察。 今回は台湾・高雄港にやってきました。 世界最大の勢力を誇る台湾漁船の母港・基地港ですね 船

定期的に高雄港を訪れては、日本とは違った考え方で漁船経営をする台湾漁業者などから、さまざまな刺激を受けながら私たちの漁船運航の参考にする。 私達にとってすごく重要なミッションなんです 親指

高雄港に到着した翌日の朝早くからの活動開始で港に車を走らせました。 北太平洋・三陸沖でのサンマ漁から帰港した大型さんま漁船がずらり。 遠洋まぐろ船や海外巻き網船もたくさん係船中でした 花丸

高雄港内では至る所でサンマの水揚げが連日おこなわれていて、さっそく漁船を見学しながら冷凍サンマの陸揚げ作業を視察。 日本でのサンマの水揚げ風景とは全く違う台湾漁船のサンマ漁です camera




現在、高雄港船籍の大型さんま漁船は83隻ほどあるそうで、そのほとんどが5月頃からサンマ漁を開始。 洋上補給を受けながら漁場でサンマを獲り続ける。 生鮮サンマを生産する日本漁船との違いです 汗

今回視察させて頂いたサンマ漁船は1000トン以上の大型漁船で、漁艙いっぱいに持ち帰った冷凍サンマの製品は約900トンほど。 船側のハッチ口から作業員の手によって箱詰めされた冷凍サンマがベルトコンベアーに送られて、サイズごとにパレットに仕分けされ、そのまま冷凍コンテナに運ばれます ちからこぶ

出荷先を見ると中華人民共和国のラベルがあって、最終的にはロシアにも輸出されるそうですが、中国経由での流通になるんだそう。 冷蔵庫への入出庫や保管料がかからず、漁船から直接に輸出するこのシステムは非常に効率的。 日本ではまねできない台湾ならではのサンマ漁船のオペレーションです ドル袋

サンマ漁を終えたこれらの漁船は、南米アルゼンチン水域などでのイカ漁へ向かう予定。 夏から秋は北太平洋でのサンマ漁、冬から春は南米でのイカ漁、これが台湾のサンマ漁船の航海パターン。 おびただしい数のサンマ漁船が高雄港を埋め尽くし、次航海に向け各船ともに慌ただしい作業風景でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:12

2018年11月23日

台湾・高雄「海天下」での懇親会


気仙沼の遠洋かつお・まぐろ漁業者で組織する北かつ組合の経営研究委員会。 毎年のように恒例となっている海外視察で台湾・高雄にやってきました。 なんか毎年きているような気がします クラッカー

成田空港に現地集合し、チャイナエアラインで約4時間ほどの空の旅。 気温が10℃くらいになってきた気仙沼とは違って、まだ夏に近い陽気の台湾出張なので参加メンバーみんな軽装での参加 晴れ

現地では高雄の取引先業者のご案内でいろいろと視察することになっているから何も不安ない渡航。 北かつ組合の事務局も同行して、現地関係者へのお土産をスーツケースいっぱいに持参でした 音符



夕方に高雄に到着すると、それほど気温が高くなくちょうどいい感じ。 高雄滞在時にはいつも宿泊している国賓大飯店にタクシーで向かいます。 空港からも1000円程で移動できるからいいですよね 親指

初日の夕ご飯は高雄でいちばんと言われる海鮮料理レストランの「海天下」を予約してくれてました。 海天下に行ってみたいなあと思っていたけれど、これまでチャンスがなくって今回が初。 個室に案内されて、テーブルを囲んで台湾生ビールでまずは乾杯です。 今回の滞在もお世話になりますね 食事

前菜から始まって、イカやエビ、ボラの白子、白身魚の煮付け、牡蠣のフリット、〆には蟹のおこわ。 紹興酒を酌み交わしながらお久しぶりの再会を祝ってのお食事会。 すごくリラックスしたひと時でした beer

海天下でのお食事会では、たくさんご馳走になって有難うございました。 さすがは高雄一の海鮮料理店ですね。 どのお料理もすごく美味しかったです。 到着翌日からは高雄での様々なお仕事が待っているから、きょうはゆっくりと休まないと。 また明日からもお世話になりますがどうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:04

2018年11月22日

海外視察に台湾・高雄へ


気仙沼の遠洋かつお・まぐろ漁業者で組織する宮城県北部鰹鮪漁業組合(北かつ)の経営研究委員会で毎年のように恒例となっている海外視察への参加のため成田空港にやってきました 飛行機

今回の視察先は、台湾第三の都市・高雄。 近年では、中部ベトナムでのムロアジの生産状況を見てきたり、過去には南太平洋島嶼国やヨーロッパ各地にも出かけてはいろんな勉強をしてきました 船

北かつ経営研究委員会のメンバー、そして東日本ブロックの漁業者の方々にもお声がけしての企画だけれども、漁業会社の経営者は皆さんそれぞれにスケジュールがあって、お忙しい方々ばかりなので、タイミングよく都合のつくメンバーで行ってくることなって。 成田空港のカウンター前に集合でした 音符

日本の遠洋まぐろ漁業にとって最大のライバルであり、また日頃から懇親を深める関係にある台湾の漁業者。 私たちとはちょっと違う考え方で漁業経営しているから、定期的に訪問してはさまざまな情報交換をすることはすごく意義のある事。 これからの漁船運航に参考になることもとても多いんです タイ

そして台湾・高雄で開催される国際漁業展の視察では、台湾企業をはじめ先進技術が一堂に会し、最新情報にふれることができるまたとない機会。 どんな技術にめぐり合えるかすごく楽しみです 花丸

台湾では現在、鋼製の大型まぐろ漁船にかわり、中型のFRP漁船の建造が続々と行われており、その数はすでに80隻を超えるとまで言われており、その建造状況の視察も今回のメインの目的 camera

三陸沖での台湾漁船によるサンマ漁もそろそろ終漁で、高雄港では冷凍サンマの陸揚げ作業が連日おこなわれているとの情報もあるので、水揚げ現場に出向いてはお話を聞いてみたいと思います icon12

短期間ではあるけれど様々な目的をもって高雄を訪問する今回のミッション。 北かつ経営研究委員会のメンバーなどと一緒に、意義のある視察にしたいと思います。 明日からは現地でレポートしますね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:31

2018年11月21日

北かつまぐろ屋で「よくばり丼DX」


今年も残すところあと40日ほどとなってきました。 さすがに11月下旬ともなると日中の気温もだいぶ低くなってきて、そろそろコートやマフラーなどの出番も多くなってくる。 体調に気を付けたいですね 雪

一年に何度かあるまぐろの流通が活発になる時期を迎えようとしています。 今年は10月に築地市場から豊洲新市場への移転という一大プロジェクトが行われた水産業界にとっては大きな転機 icon12

先日は豊洲市場に初めて行って、これからの取引の打合せなどをおこなってきました。 築地だったら隅々まで把握していましたが、豊洲市場はまだ勝手がわかりませんがそれもすぐ慣れることでしょう タイ

気仙沼ではすでにカツオの水揚げが終了し、いまはサンマとサバ、近海のメカジキやサメ類などの水揚げが中心。 それでも北かつまぐろ屋には気仙沼船籍のまぐろ船から選りすぐった冷凍マグロが供給されているので、いつ行っても安定した品質のまぐろ丼が食べられる。 ひさびさにマグロ丼ランチでした 食事



お昼時とあって、店内は大勢のお客さんでテーブル席がうまっていて。 店員さんに一声かけて、少しだけ待って店内に案内して頂いてテーブル席に着きます。 先日までのハラス焼き定食はもうないんだ 音符

やっぱりまぐろ丼でしょうっていう事で、みんなでメニューを見ながらどれにしようかなと悩んで。 いま北かつまぐろ屋ではマグロ丼にイクラをトッピングした様々なメニューが提供されているんですね 花丸

海の市店の一番人気メニューはといえば「よくばり丼」。 まわりのテーブルを見渡してもかなりの割合で「よくばり丼」を食べていて、私たちも思わずつられて注文です。 そして「よくばり丼」をさらに豪華版にした「よくばり丼DX」。 いくら、中トロ、漬け赤身、炙りびんちょうなどのデラックスな海鮮丼ですね 親指

もちろん定番の「まぐろ三色丼」や「まぐろ屋のまぐろ丼」など、どれを食べても満足できる品質とお値段。 だからリピーターが多いのもわかります。 今回もみんなで美味しくまぐろ丼ランチをいただきました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:48

2018年11月20日

絶品!気仙沼産メカジキとあさりのチャウダー


気仙沼の顔ともいえる内湾エリアの再開発が進んできて、11月15日にグランドオープンを迎えた商業施設の「迎」。 オープン当日は出張していたので、気仙沼に戻ってさっそく出かけてみました クラッカー

一階にはトンカツなどを提供する「ミナトノトウヤ」さん。 お隣には、サメ皮製品などを取り扱うお店と併設のカフェ。 そして二階にはアンカーコーヒー内湾店とレストラン91( Nine One )。 とってもオシャレなエリアになりましたよね。 ムカエルのグランドオープン、改めましておめでとうございます 花丸

お昼ご飯にしようかと、ムカエルに向かって車を走らせていると、アンカーコーヒーの社長さんにばったりお会いして。 ムカエル二階の店舗にご一緒すると、まぐろ漁業者やお知り合いの方々がたくさんいて 音符



ランチメニューには、海カレー「気仙沼産メカジキのスパイスカレー」と森カレー「チキンキーマカレー」、煮込みデミハンバーグプレートなどのご飯ものや、サンドイッチやシーフードチャウダーなどがあって 食事

サンドイッチは、煮込みハンバーグサンド、八幡平ポークの自家製BLTサンド、自家製鳥ハムのCLTサンドの三種類。 悩んだ末に、気仙沼メカジキとあさりのシーフードチャウダーを頂く事にしました 若葉

気仙沼産のメカジキとあさりがたっぷり入った具だくさんのチャウダーは最高に美味い。 ロケーションと相まって、どこか外国のリゾートで食べているような感覚になりますね。 だいぶ昔の事ですが、イワシの買い付けでアメリカ西海岸に行った際、シアトルなどで食べたクラムチャウダーを思い出しました icon12

クラムチャウダーにトーストをつけて、浸して食べるとまた格別。 感動的な美味しさに一気にはまってしまったみたい。 だんだん青空も見えてきた内湾の景色をガラス越しに見ながらの素敵な時間でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:56

2018年11月19日

年末まぐろ販売会を12月24日に開催決定!


今年もあと残すところあと一か月ちょっととなってきましたね。 もうすでに12月の予定も続々と入ってきているので、スケジュールを調整しながらしっかりと締めくくれるようにしていきたいと思います タイ

先日おこなわれた会議で、毎年恒例の北かつ組合による年末まぐろ販売キャンペーンの日程や概要が決まりましたので、ちょっと早いですが勝栄丸ブログをご覧の皆さまに告知しちゃいます クラッカー

震災前は港町の見送り休憩所や北かつ会館前で行われていた年末まぐろキャンペーン。 まだ真っ暗な早朝からたくさんの方々に並んで頂いたことを覚えています。 大雪の時もありましたよね。 私たち漁業者から市民の皆さまへの一年の感謝の気持ちを込めておこなっているマグロ販売会です ハッピ



震災後はJA南三陸「菜果好」さんの店舗前をお借りして、テントを張っての特設会場での開催。 今年は振替休日の12月24日(月)午前9時頃からの販売開始を予定しています。 例年の事ながら早い時間からたくさんのお客さんが来場することが予想されますので、トラブルの無いように対応したいですね 船

いま一押しのミナミマグロや大西洋クロマグロ、そしてメバチマグロやメカジキのブロック、トロびんちょうやカツオのたたきなど。 昨年はあっという間に完売してしまったアイテムもあるので、それぞれに数量を増やすなどで対応する予定。 詳しくは直前の新聞広告をご覧頂きたいと思います 親指

そして寒いなかで早朝から並んでいただくお客さまへのサービスとして、北かつまぐろ屋特製のねぎま汁を無料でお振舞する予定。 私も毎年いただきますが、大鍋で作るねぎま汁はすごく美味いです 食事

これから年末年始の需要期に入ってくる冷凍マグロの流通。 勝栄丸のマグロの水揚げも近々に予定されているので、その様子もお知らせしながら師走を迎えたいと思います。 北かつまぐろキャンペーンを今年も皆さん楽しみにしていて下さい。 私達も気合入れて、皆様のご来場をお待ちしていますから! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:44

2018年11月18日

「俚楽」さんで新そばの鴨ざるを


秋が深まった気仙沼から東京への出張。 このところ毎週のように出張が続いているので体調管理もしっかりしないと。 一年の締め括りの一ヶ月となるから気を引き締めていきたいと思います タイ

日本政策金融公庫の若手職員への講演を依頼されての東京出張。 こういう機会はめったにない事なので、二つ返事でお受けしましたが、普段のお仕事とは全く違うことなので、うまく話せたかどうか 船

私たちがおこなっている遠洋まぐろ漁業のことなどについて若手職員の皆さんには理解してもらえたでしょうか。 新聞報道やプレスリリースなどには出てこないお話しもできたので、私なりには満足した内容だったかなと思います。 時間もないなかで作った資料なので、もう少し要点をまとめてもいいかも ブック

そんなこんなの研修会での講演を終えて東北新幹線で帰郷。 午後の仕事に間に合うように午前中の新幹線に飛び乗って、一ノ関に着いたのはお昼前。 気仙沼に帰る前にお昼ご飯を食べましょうっていうことで、紅葉が終わりに近づいてきた脇道をちょっと車を走らせて手打ち蕎麦ランチです もみじ

最近はけっこう利用させて頂いている「俚楽」さん。 千厩から藤沢方面に10分ほど入ったところにある小さなお店。 ちょうど新そばの時期だったので、お気に入りの鴨ざるをいなり付きで注文です 食事

普段はけっこう混み合っている俚楽さんですが、ラッキーなことに先客は数名だけ。 なので注文してからあまり待つことなく新そばにありつけて。 俚楽さんの鴨ざるは本当に美味しいと思いますね 花丸

街からちょっと離れる場所にあるから、ドライブを兼ねた息抜きにもなる。 時間がある時にだけしか行けないけれど、またこうした機会をとらえて寄らせて頂こうと思います。 俚楽の新そばは最高でした 親指

週明けからはまた別な仕事が待っている。 この土日でしっかりと頭を整理して臨みたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:00

2018年11月17日

日本政策金融公庫の研修会で講演


先週の気仙沼市担い手育成支援事業「ぬま塾」での講話に続き、今週末には東京での講演の依頼があって出かけてきました。 二週続けての講演のお仕事。 たまにはこういうのも刺激的でいいですね クラッカー

勝栄丸の新船建造など、漁船経営の重要なタイミングでご支援ご協力いただいている日本政策金融公庫さん。 その二年目の職員に対するフォローアップ研修の講義の一コマをお引き受けしました タイ

教育研修担当者との事前の打合せでは、どのようなお話をすればいいか公庫側のご意向をお聞きして、その流れに沿ったPowerPoint資料を準備。 研修参加者にも事前にPDFを配布して臨みます ブック

東京文京区千駄木の研修センターは閑静な住宅地の中にあって、地図を渡されてはいたけれど道に迷いながらなんとかたどり着いて。 プロジェクターやパソコンも準備万端整えていて下さいました 音符

全国の支店から研修センターに集まった若い職員の皆さんは、3日間の研修の後半に差しかかったあたりにもかかわらず、皆さん真剣にメモを取りながら私の話を聞いてくれて。 遠洋まぐろ漁業やまぐろを取り巻く国際情勢、そして気仙沼の水産や震災からの復興状況などについてお話しさせて頂きました マイク

まぐろ漁業のお話しっていうのは、専門用語も多くて耳で聞いただけではなかなか理解するのが難しい。 水産や漁業を担当した事のない職員も多いと聞いていたので、資料を準備していって良かったですね。 100%ではないにしろ、まぐろ漁業の世界を少しは理解して頂けたんじゃないかなあと思います 親指

私の持ち時間は約60分。 先週のぬま塾では予定時間を大幅に超過してしまった反省から、今回は時間配分を間違うことなくなんとか全てのお話を時間内に盛り込むことができて。 こういう機会を通じてまぐろ漁業の事についての知識や認識を深めて頂き、今後のお仕事にも繋げて頂ければと思います 船

私のお話しのあとの質疑応答では、さすがは公庫職員だという質問が連発。 職員の皆さんもより理解が進んだのではないでしょうか。 公庫職員の皆さんとこうした時間を共有するのは私たち漁業経営者にとってすごくありがたい事。 またこういう機会があってお声がけ頂けるのであればとても嬉しいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:04

2018年11月16日

進水に向けて新船建造が順調!


11月中旬となってますます秋が深まってきた気仙沼です。 この時期になると気仙沼湾に出現する「けあらし」がすごく幻想的で、天気予報を確認しながら早起きして写真撮影なんかもいいですね もみじ

5月以降、気仙沼を基地に航海を繰り返し、たくさんの水揚げをおこなって頂いた近海カツオ船の三陸沖での操業も終わりましたが、昨日は大目流し網船によるカツオの水揚げがあって、市場関係者もびっくり。 鮮度、脂のりともよかったとの事で、入札の結果、高値で651をつけるなど堅調な相場だったそう 船

一方のサンマ漁は、だんだんと群も少なくなって一日あたりの各船の漁獲量も低調気味。 小ぶりなサイズの群れもあり、そろそろサンマ漁も佳境に入ってきたような感じがします ちからこぶ

勝倉漁業では現在、新潟造船で遠洋まぐろ延縄漁船の新船建造をおこなっていて、10月下旬に確認したところからまた一段と工事が進んで、12月上旬の進水に向けて至極順調な進捗の様子 クラッカー

10月10日に船体ブロックの船台搭載が開始されて約一か月ちょっとでここまで船の形が見えてきた。 さすがは工程管理がしっかりしている新潟造船さんですね。 また次回レポートする時には、新造船の全形がご覧いただけるところまでになっているはず。 皆さんも楽しみにしていてください 花丸

今月下旬には勝倉漁業のドック監督が新潟造船入りしては、建造状況の確認やさまざまな打ち合わせなどをおこなっていく予定。 私もそのあとで新潟入りしてドック監督らと合流することになっています。 気象条件が心配される新潟なので、船体塗装時には十分に配慮して頂きたいと思います タイ

勝栄丸の次に新潟造船でマグロ船の建造を計画している船主さん方も進水前のタイミングで現地視察を行なうとの事。 できましたら予定を合わせて皆さんとも新潟でご一緒出来るといいなと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:25

2018年11月15日

豊洲新市場の「岩佐寿司」さんへ


長い歴史に幕を閉じた築地市場から先月移転し開場となった豊洲新市場へ初めて訪問して、市場内のさまざまな施設やお店などを案内して頂いて、これから先のお仕事の打合せをおこないました タイ

事務所棟には荷受会社のオフィスがずらりと並んでいて、まだ勝手がわからないから説明されるままに興味深く見学させて頂いて。 これまでは各社ごとだった社員食堂も一カ所に集約されていて 食事

日替わり定食や麺類やカレーなど、社員証で食券を買うシステムになっているそうで、会社によって個人負担割合が違うんだとか。 とってもリーズナブルな価格設定なので充実した福利厚生です 親指

勝栄丸のマグロの水揚げの打合せを終えてちょうどお昼時になったから、築地市場の時からお世話になっている岩佐寿司さんに、移転開業のお祝いをかねてお寿司を食べに行ってきました 音符

女将さんに事前に電話連絡すると私たちの席をカウンターに確保してて下さって。 たくさんのお寿司やさんが並ぶ飲食店街はどこのお店もお客さんの長蛇の列。 その行列を横目にしながらちょっと恐縮して席に着きます。 以前は無かったテーブル席が二つくらい、その分だけ席数が多いのかな camera

いつものおまかせ握りを注文して。 マグロにアジにウニに海老、穴子に煮ハマ、白子に赤貝など、岩佐寿司さんの絶品のお寿司を堪能。 築地市場の時と同じ味、豊洲市場に移転しても健在です 花丸

平日でもこの行列だから、週末ともなるとなおさら混み合うんでしょうね。 朝6時から営業しているそうで、朝の時間帯は比較的すいているとの事なので、今度は朝ごはんにお寿司を食べにこようかな 船

岩佐寿司の女将さんも相変わらず元気いっぱいで安心しました。 最後に頂いたカワハギと肝の軍艦は私の一番のお気に入りかも。 また豊洲市場でのお仕事の際、寄らせて頂きたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:06

2018年11月14日

第11佐賀明神丸が気仙沼をあとに


今年5月から本格化した気仙沼の生鮮かつおの水揚げも、各船の漁場切上によってほぼ終了となりました。 ピーク時は連日のように早朝からの水揚げと、会社のスタッフや関係者の皆さんには本当にお疲れさまでした。 シーズンOFFを迎えた静かな雰囲気が気仙沼港に漂い始めています 船

先週末に気仙沼に寄港した高知県の第11佐賀明神丸が、気仙沼での今年最後となる食事会などを開催して、乗組員のこれまでの奮闘を労ったあと、早朝6時過ぎに出港という事でお見送りに キラキラ

勝倉漁業のスタッフたちだけではなく、気仙沼の取引先関係者の皆さんも本船の出港、切上げの情報を聞きつけて出港時間に集まってきて。 船頭さんや船長さんそして乗組員の皆さんへご挨拶です タイ



三陸沖の漁場に残って操業しているカツオ船はもう数えるほどになって、これまで連日にぎわっていた魚市場の岸壁もがらんとしてて、今年のかつおシーズンが終わったんだなあとしみじみと感じます いかり

第11佐賀明神丸さんも、気仙沼を出港後にカツオの群れを探索しながら沖出しとの事で、もしかつおが釣れたら週明けにも気仙沼に帰ってくるかもという事で連絡を待っていたけれど、それも叶わずに tel01

例年にも増して好成績をあげている本船ですが、目標金額まであともう少しのところまできているとの事なので、船頭さんや乗組員もまだまだやる気満々での出港。 九州を基地にしながらの操業になるかと思いますが、くれぐれも安全航海に気を付けられ、目標とする成績を達成されることをお祈り致します icon14

勝倉漁業の魚問屋部門でお世話になっているカツオ船はこれで全て切上げとなって、今シーズンのカツオ漁が終わりました。 気仙沼を基地に航海を重ねてきた近海カツオ船の皆さん、今年もほんとうにお世話になり有難うございました。 来年年明けの新たな航海への船出まで、ゆっくりと休んでください face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:55

2018年11月13日

もうすぐ開店の「アンカーコーヒー内湾店」を見学


気仙沼に新しい話題のスポットが誕生するのを前に、開店準備に忙しいところをちょっとだけ見学させて頂きました。 気仙沼の内湾、旧エースポートのところに出店する「アンカーコーヒー内湾店」です クラッカー

内湾店のオープンが11月15日なので、ほんとうに今が開店前の最終段階。 夕方6時半くらいの日が暮れた頃でしたが、ガラス張りの店内からの照明がすごく素敵に映えていました。 防潮堤が建物の構造物と一体になっている新しい商業施設「ムカエル」。 その二階にあって、お店からは内湾が一望に 花丸

ウッドデッキからの眺め、そして潮風を感じながらのコーヒーはさぞ最高でしょうね。 リアル・ディズニーシーとも言われている内湾の風景を独り占めできるようなこのロケーションには感動しました icon12

お店のかなでは内湾店の店長さんや専務さんが事務仕事の真っ最中。 そして店内の音響や通信環境などの設定、最終調整のためにいつもお世話になっている業者の方が入っての工事中 ちからこぶ




内湾に新たに出現するアンカーコーヒーのあかりを目ざとく見つけて、何人かの仲間もふらっと集まってきたりして。 すでに北欧家具を中心としたソファやテーブルなども搬入されて、廃校になった小学校から調達した木材を利用したカウンターもすごく趣があって素敵。 高い天井もとってもいいですね camera

11月15日の開店日には18時くらいからパーティーが開催されるそうだけど、私はどうしてもはずせない仕事が入っていて出席できず残念。 オープンしたらすぐに必ず寄らせて頂きたいと思います 船

気仙沼の顔ともいえる内湾地区に新しくオープンするアンカーコーヒー内湾店。 このロケーションを独り占めしての忘年会もいいなって、さっそく予約させて頂きました。 みなさんも是非、開店をお楽しみに 音符

みなとまつりでのここからの花火は最高でしょうね。 こうした素敵なお店がたくさんできて、内湾地区の賑わいがまた復活するといいですね。 アンカーコーヒー内湾店のオープンおめでとうございます face02

アンカーコーヒー内湾店のFacebook → https://www.facebook.com/anchor2fullsail.naiwan/
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:33

2018年11月12日

第33回 リアス牡蠣まつり・唐桑


気仙沼の生鮮かつおの水揚げシーズンも、各船の漁場切上とともにほぼ終了となりました。 きょうは三重県の第23長久丸さんが1500㎏ほどのカツオをもって入港しての水揚げを行った模様です 船

先日まとめられた集計結果を見ると、今年の気仙沼の生鮮かつおの水揚量は19,100トンほどとなっており、22年連続日本一が確定。 高知や三重、宮崎などのカツオ船団の奮闘に感謝ですね 花丸

そしてこれから旬を迎えるのは、気仙沼の唐桑や大島などで養殖されている牡蠣。 三陸・気仙沼産の牡蠣って言ったら、広島の牡蠣にも負けない美味しさ・ブランドじゃないかなあと思います 親指

旬を迎える牡蠣のシーズンに合わせ毎年行われているのが唐桑の牡蠣まつりですね。 唐桑小学校の校庭で行われた第33回リアス牡蠣まつり・商工祭は、たくさんのお客さんで賑わっていました 音符



会場の真ん中には無料でお振舞される牡蠣の炭火焼のコーナーが。 1.5トンほど用意された唐桑産の「もまれ牡蠣」。 それを蒸し焼きにしてから炭火焼でお客さんに提供。 メチャクチャ美味いです 食事

獲れたての超新鮮な牡蠣なので、味付けなんかは一切必要なし。 海水の塩分がちょうどいい調味料となって、今まで食べた牡蠣の中でダントツに一番の美味。 そして牡蠣汁やホヤ、塩ウニの販売、広島から応援にかけつけた皆さんによる広島お好み焼きなど。 朝ごはんを食べないで行って正解でした クラッカー

気仙沼市長の開会あいさつに続き、お祝いの餅まき。 5,000個じゃなくって500個の祝い餅だったから、あっという間に終わったけれど、なんとか数個拾うことができて、縁起物までいただきました。 鮪立の大漁唄い込みも素晴らしかった。 気仙沼の歴史を継承している、とても素晴らしい唄いでしたね camera

これまではなかなかいくチャンスがなかった唐桑の「リアス牡蠣まつり」。 もちろん「もまれ牡蠣」のお土産も忘れずに購入しました。 唐桑の海が育んだ「もまれ牡蠣」をみんなで味わいたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:26

2018年11月11日

平成30年度第2回「OPRTセミナー」に出席


東京への出張の際に、ちょっと時間を見つけてOPRTセミナーに出席してきました。 OPRTとは、一般社団法人「責任あるまぐろ漁業推進機構」の略称で、赤坂の三会堂ビルに事務所を構える団体 花丸

限りあるマグロ資源を持続的に利用できるよう、世界のマグロ生産者と最大の市場国日本の貿易・流通・消費者がともに手をとりあって、さまざまなとても重要な活動しているんです 船

マグロ資源を獲りすぎないように世界の大型まぐろはえなわ漁船の隻数抑制の推進や、 責任ある漁業で漁獲された天然・冷凍・刺身マグロの利用促進。 日本に輸入されるマグロの生産実態を調査し、IUU・FOC漁業の防止に努めたり、 マグロ資源の保存・管理のため、国際機関・関係国政府等と連携しての協力と情報交換。  そして、マグロ資源を利用する生産・貿易・流通・消費の全ての関係者の協力関係促進や、操業中偶発的に捕獲される海鳥、海亀の保護に必要な措置の実施など キラキラ

そのOPRTでは定期的にセミナーをおこなっていて、今回は平成30年度の第2回目。 以前も何回か参加させて頂いたことがあるけれど、今回のテーマ「まぐろはえ縄漁業の関心資源の状況等について2018」 (主要マグロ資源の新たな資源評価結果)に興味があって、参加させて頂きました camera

講師を務めたのは、「国立研究開発法人 水産研究・教育機構 国際水産資源研究所」のかつお・まぐろ資源部まぐろ漁業資源グループの佐藤グループ長。 大西洋や中西部太平洋でのメバチマグロの資源評価、そして科学委員会からの勧告内容などについての講義。 内容がとっても難しいです 汗

外国の科学者もマグロの資源状態を解析しているけれど、その解析手法や結果には政治的な圧力や影響もだいぶ関係していると思われ、公平公正な資源評価になっていないんじゃないかなあと考えさせられる部分がだいぶ見え隠れして、表側だけを見てはミスリードになりかねない状況もあるみたい タイ

大西洋クロマグロやミナミマグロは資源回復が顕著で漁獲量も増えてきているけれど、熱帯域のメバチマグロや黄肌など、持続的な漁業生産に向けて課題がだいぶあるんだなあと感じました。 会場は満席状態で、これらの問題への関心の高さがうかがえます。 とても参考になったOPRTセミナーでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:35

2018年11月10日

第25回「ぬま塾」での講話を引受けて


気仙沼では、担い手育成支援事業の一環として様々なプログラムが行われています。 「やりたい」をかたちにする半年間の実践塾【ぬま大学】。 気仙沼についてみんなで語り合う【ぬまトーク】 icon12

地域のあるもの探しの【ぬま歩き】、気仙沼の高校性一緒に語ろう【ぬまかい】、そして気仙沼で活躍している先輩の話を聞こう【ぬま塾】など。 その「ぬま塾」での講話の依頼があって引き受けることに 親指

どんなことについてお話しすればよいのか、事前の打ち合わせを二度ほどおこなって、だいたいの流れを説明していただいて当日を迎えました。 会場は内湾のK-Port。 ちょっと早めに到着です いかり

幼少期から現在に至るまでの人生について、苦労話や失敗談を交えながらお話ししてくださいっていう事なので、聞いて下さる方に話がよく分かるようにと「ぬま塾」用のプレゼン資料を準備して持参 pc1
 

50年も生きていると昔の記憶が薄くなっているけれど、今回お話をいただいて改めて昔を振り返って、ちょっとづつ記憶がよみがえってきたような。 まず昔の内湾の写真を投影しながら講話の開始 マイク

勝栄丸の創業期のお話しに始まって、勝倉漁業の設立やこれまでのマグロ漁業の変遷、私の幼少期の事や家庭環境。 漁業経営に携わるようになったきっかけや現在のお仕事内容など 船

講話のお話を頂いたときに1時間くらいの内容でお願いしたいと言われていたけれど、時間配分を間違ってしまってついつい調子に乗って話していたら予定時間を30分もオーバーしていて慌てて〆に 汗

来週には金融機関での講演の予定もあって二週続けて同じようなお話をすることになるから、ぬま塾での講話はいい勉強になったような気がします。 長時間にわたり私のお話しにお付き合い頂きました皆さま、とてもいい機会を与えて頂き有難うございました。 まるオフィスの皆さんもお世話さまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:09

2018年11月09日

豊洲新市場に初めて訪問


83年間にもわたる長い歴史に終止符が打たれた築地市場から、豊洲新市場に移転して先月営業が開始されました。 開業当初は豊洲新市場のいろいろな話題が連日報道されましたね クラッカー

かつて私も築地市場で2年間お世話になった事もあり感慨深いものがあります。 築地市場の最後をお伝えすべく、今年になって何度も足を運んでは、勝栄丸ブログでご紹介してきました タイ

ちょうど東京出張のあいまに時間を作って、開業したばかりの豊洲市場に行っての打合せとなりました。 アクセスのよかった築地市場とは違って、初めての豊洲市場は勝手がまだわかりません いかり

豊洲市場駅前のところまで第一水産の大物部長さんに迎えに来ていただいて、豊洲市場内のいろいろな施設やお店を見学しながら事務所に向かいます。 築地とは違ってすごく衛生的できれいです 花丸



二階から見学できるようになっているマグロ類のセリ場。 マグロの赤身の色がはっきりと見極められるように、セリ場の床が緑色となっていて、マグロを陳列するためのアルミの簀子がズラリ camera

築地市場と豊洲市場の勝手の違いから、当初は多少混乱した部分もあったみたいですが、大きな問題はなく順調に業務が進められていると聞いて、関係者の対応力はさすがだなと思いました 親指

まぐろの売り場はエアコンでの温度調整が一年中行われ、セリ場に一歩足を踏み入れるとちょっとひんやりとした空気感。 これから年末年始にかけて水産物の流通が一番盛り上がる時期となってくるので、ここ豊洲市場から安心安全で新鮮な美味しい海の幸がたくさん流通することを期待しています 船

一般来場者の見学通路には、これまで築地市場に上場されたマグロの中で一番大きかったクロマグロのオブジェが展示してあって、多くの来場者が足を止めては写真撮影をしていました。 荷受の事務所棟には、長靴専用の乾燥室や更衣室、会議室が並んでいて、事務所にはお祝いの胡蝶蘭がたくさん 音符

観光地の中でお仕事をするような新しい環境は、築地市場とはまた違った感じの豊洲市場。 私もこれから何度かおじゃまするうちにだんだんと慣れてくるんでしょうね。 豊洲移転おめでとうございます! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:13

2018年11月08日

第123佐賀明神丸が水揚高日本一に


黒潮にのって北上するカツオの群れを追い、春先の南の海域での操業から徐々に三陸沖へと漁場を移し、気仙沼港を中心に航海を重ねてきたカツオ船団も、11月に入って切り上げる船が多くなりました タイ

年明けから4月・5月までは千葉県の勝浦港での水揚げ、そしてそれ以降の時期は気仙沼へと舳先を向けた各船も、母港に帰ったり南の海域へと移動したりで、現在は数隻のカツオ船が残るのみ 船

シーズンのピーク時には50隻ほどでの操業となるカツオ漁で、今季一番の成績を上げた第123佐賀明神丸も気仙沼を離れて母港へと向かうことになり、出港時間に合わせて本船のお見送りでした ハッピ

これまでは水揚げ高トップ3には入っていたものの、なかなかてっぺんをとれなかった123号の船頭さんですが、今季はダントツの成績で初のNo1となって、操業を終える船頭さんや乗組員の皆さんも、今季の成績に大満足の様子。 生鮮かつお全国一の成績での終漁、本当におめでとうございます クラッカー

操舵室で出港準備をする船頭さんや船長さんにご挨拶。 外では乗組員の皆さんが、気仙沼の関係者などとしばしのお別れの挨拶を交わしていて、これで今季のかつお漁が終わるんだなあと、これまでのシーズンを振り返って少し寂しい感じがしてきました。 乗組員の皆さん本当にお疲れさまでした いかり

第123佐賀明神丸に替えて乗り移る新船が年明け早々には完成予定で、来年のかつお漁からはバリバリの最新鋭船で新たな歴史を刻んでいく皆さんです。 この第123佐賀明神丸の勇姿もこれで見納めかと思うと、新船建造からこれまでの思い出がよみがえってきて、船影が見えなくなるまで見送りました camera

見納めとなる第123佐賀明神丸の船側に乗組員全員が集合しての記念写真。 来年はこのメンバー揃ってが新船で気仙沼にくることを今から楽しみにしています。 みんなの表情が素敵ですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:07

2018年11月07日

クロマグロ漁を終え中部大西洋へ


毎年この時期に北大西洋のアイルランド沖で展開される遠洋まぐろ延縄漁船によるクロマグロ漁。 勝倉漁業の第1勝栄丸と第7勝栄丸も漁獲の割り当てを受けて順調な操業をおこないました クラッカー

かつて大西洋クロマグロは、乱獲の影響などでその資源量を大きく減少させた期間がありました。 大西洋のマグロ類を管理するICCATでは漁獲枠の大幅削減が決議され、環境保護を第一に考える国からはワシントン条約の付属書掲載へという動きにまでなって、加盟国全体で資源回復に取組んできました タイ

産卵域であるメキシコ湾でのクロマグロ禁漁はもちろんの事、地中海沿での産卵期の漁獲規制導入、30㎏未満の小型魚の漁獲禁止、日本船の個別割当導入など、すべての国が痛みを分かち合って、資源回復に向けて努力してきた結果、大西洋クロマグロ資源量は劇的に回復し、増枠の決議となって icon14

最もクロマグロに脂がのる10月から11月にかけて、日本漁船30数隻がアイルランド沖の漁場に出漁しては、旬のクロマグロを漁獲する。 その平均目廻りが150㎏ほどともなる素晴らしい魚体です 花丸

二隻の勝栄丸も、カナリア諸島の基地・ラスパルマス港で補給をおこなったのち約一週間の航行にて漁場到着。 決められた漁獲上限に向けて毎日順調な操業を重ね、先日無事にミッションをクリアーして、中部大西洋の漁場へと移動となりました。 乗組員の皆さん、クロマグロの操業本当にお疲れ様でした 親指

気仙沼のほかの漁業会社の所有船も、クロマグロ漁をすべて終え、南下航行中とのこと。 今年のアイルランド沖は例年に比べて時化の日が多く、操業も相当にたいへんだったのではないかと思います 雪

沖からの情報によりますと、今年のクロマグロはいくぶん小ぶりではあるけれど、脂ののりは例年以上で抜群の品質の模様。 12月以降には国内に搬入されるので、水揚げを楽しみに待ちたいと思います 船

今年の大西洋クロマグロ漁も無事終わりました。 引き続き中部大西洋での操業に期待しましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:03

2018年11月06日

原油高の影響へのテレビ取材


11月に入って、気仙沼での生鮮かつおの水揚げも最終盤を迎えようとしていて、週明けの水揚げも各船ともに少ない数量にとどまってきました。 少しでも長く今季のカツオ漁を続けてほしいものです 船

勝倉漁業の問屋部門でお世話になっている高知県の第83佐賀明神丸さんから、今季の操業を切り上げて母港に向かったとのご連絡が。 ここ近年、生鮮かつお一本釣り漁船の中で、連続して水揚げ高日本一を達成してきた本船の切り上げ情報は、今季のかつお漁の終わりを告げているような気がします タイ

これまでたくさんのカツオ船などで賑わっていた気仙沼港内も、いまは空いているスペースも多くなって、だいぶ寂しい光景になってきた。 そんな港町岸壁にて、NHK仙台のテレビ取材を受けてきました 映画

昨年の後半からじりじりと上昇局面になってきたWTI原油価格相場。 ニューヨーク市場でのこの市況は、世界の燃料油価格にも大きな影響があるので日々注目しています。 今年に入ってもその上昇傾向は変わらず、先月には1バレル76ドルの水準ともなって、昨年に比べて大きく値を上げる展開に 汗

その後はいったん落ち着きを見せて、現在は62ドル水準で推移しているけれど、今後どのような展開になっていくのか心配な状況ですね。 その原油価格上昇が国内の各産業、気仙沼でいえば遠洋漁業にどのような影響を及ぼすのかという点についての取材でした。 港町岸壁にご案内しカメラの前へ 親指

昨年に比べて1KLあたり1~1.5万円もの価格上昇なので、1隻当たり1千万円を超えるコスト増となっていて、気仙沼の遠洋まぐろ船27隻にとっても、いま一番頭の痛い問題。 燃油高に対応すべく、さまざまな省エネへの取組が実施されていて、乗組員の皆さんにも常日頃からご協力して頂いています いかり

これからの新造船は、省エネへの取組みが必須事項。 プロペラの大口径化や低燃費型塗料の採用、推進効率の良い船型や新技術を取り入れたシステムの導入など。 それにより従前比で10%以上の省エネが可能となってきました。 それでもなかなか既存船ではそこまでの削減は難しいですね OK

NHK仙台の取材を受けながら、改めて燃油高問題について考えさせられた一日。 宮城県版の夕方のニュースで放送されるっていうので、どんな内容に編集されているのか見てみたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 05:40

2018年11月05日

気仙沼クルーカードと塚本八百屋へ


11月に入って三陸沖で操業するカツオ船団が今季の漁を終えて、南の海域や母港に向けて気仙沼港をあとにする船が多きなってきて、もうそろそろ今季のかつお漁が最終盤となってきました 船

今季を通じての水揚げ量はほぼ前年に近い水準となったけれど、もっとも多かった05年に比べると半分以下の数量なので、資源的な面がすごく心配。 南方での大型巻き網船による大量漁獲が影響しているんだと思いますね。 WCPFCでの資源管理に向けての議論が進むことを期待しています タイ

カツオの水揚げが寂しくなってきた週末。 会社の役員とともに塚本八百屋さんにランチを食べに行ってきました。 お目当てはじっくり煮込んだ牛すじカレー。 程よい辛さと酸味が絶妙な一皿です 花丸


ここ塚本八百屋さんでも気仙沼クルーカードが使える。 今年私も発行してもらったクルーカードは、市内たくさんのお店でのお買い物や飲食などでポイントがたまるんです。 そのコンセプトは。。。 マイク

【 気仙沼は海と生きる街。 街をひとつの船だと想像してみよう。  気仙沼で暮らす人や、故郷をはなれて想う人、ボランティアや観光客も、みんながこの船に乗りあう「Crew=乗組員」になる。  気仙沼クルーシップとは、みんなが街のクルーになって気仙沼を元気にうごかす新しい「市民」の考え方。 クルーカードは未来をつくる市民証だ。】 すごくいいアイデアだと思いますね、みんなが気仙沼丸の乗組員! 親指

市内でおこなわれるさまざまなイベント会場にもクルーカードのブースがあって、イベントに参加するだけでポイントが付与されたりする。 ポイントはお買物などの際に代金に充当できるからとっても便利 音符

塚本八百屋さんでのお食事精算時にも、もちろんクルーカードを提示して。 牛すじカレーのほかにも激辛の四川麻婆飯も選べるから、こんどは相がけにチャレンジしてみようと思います。 もちろんクルーカードの利用も忘れないように。 シンプルなドレッシングのグリーンサラダもすごく美味しかったです face02

気仙沼クルーカードのホームページはこちらから → https://crewship.net/
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:55

2018年11月04日

リアスアーク美術館で写真展を鑑賞


すごく気持ちのいい秋晴れとなった文化の日の気仙沼。 春のような気温となって、昨日までの肌寒さから一変。 暖かい陽気に誘われるかのように、リアスアーク美術館にでかけてきました 花丸

気仙沼の小高い丘の上にあるリアスアーク美術館は文化の日は入館無料。 常設展示と合わせておこなわてれいるのが「新!方舟祭2018」っていう文化祭で、特に二つの写真展の鑑賞を楽しみにやってきました。 駐車場は車でいっぱいで、第二駐車場にとめて、ワクワクしながら会場へ 音符

気仙沼の写真家集団「鼎」。 ほとんどプロレベルと言ってもいいアマチュア写真家の皆さんの作品がズラリ。 気仙沼の徳仙丈山のつつじの風景や、アワビの開口での一コマ、そしてすごく綺麗なポートレート写真がガツンと来ましたね。 撮影された方ともいろいろと写真談義をさせて頂きました camera



使用機材はもちろんフルサイズの一眼レフ。 レンズも24-105や70-200や、超広角ズームレンズなどを使い分けながら、その時々のイメージを切り取る。 写真へのこだわりが感じられる作品ですね 親指

そしてもう一つの写真展「凪nagi」は、昨年からこうして一緒に活動している若手のメンバー。 その作品は自由奔放で、ひとりひとりの作風がまったく違っていて、すごく楽しい作品の数々。 写真展の正面には私が写真の師匠と慕う伊藤代表が撮影したポートレート。 じっくりと作品を鑑賞させて頂きました クラッカー

常日頃から私も趣味で写真を撮っているけれど、こういう写真展を鑑賞すると創作意欲がわいてくるっていうか、すごくいい影響を受けるのは確か。 これからも皆さんにお届けできるような写真を撮っていきたいなあと思います。 あとは自分の感性を磨く事ですかね。 すごくいい刺激をうけました 若葉

リアスアーク美術館での二つの写真展「鼎」と「凪nagi」は11月4日(日)の今日まで開催しているので、興味のある方は是非でかけてご覧になてみて下さい。 精神的にもすごく癒された写真展でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:27

2018年11月03日

UMAMI SOUP Noodles 虹ソラ


早いもので今年ももう11月となりました。 気仙沼の最低気温が5℃となって、早朝の魚市場での水揚げ作業はまさに防寒着を着込んでの作業となっています。 この分だと冬の到来も早いかもしれません 雪

山沿いから徐々に紅葉し始めた木々も、平野部まで色づきはじめ、今週末あたりが紅葉狩りのピークになるのかなと思います。 文化の日の連休にはどこかに車で出かけてみたいそんな気分です もみじ

10月もいろいろなスケジュールをこなしながら、出張続きだった一か月間。 そんな出張の途中に、SNSで見かけて何気なく入ったお店が美味しかったので皆さんにもご紹介したいと思います クラッカー

一ノ関駅東口からすぐのドラックストア薬王堂さんのお隣にお店を構える「UMAMI SOUP Noodles 虹ソラ」さん。 Facebookなどで何人かが投稿していたからすごく気になっていて、ちょうどお昼時に通りかかったからチャンスとばかりに立ち寄ってみました。 店の奥側が駐車場となっています 音符

すでに駐車場には車がいっぱい。 こりゃ並ぶかなと思ったら、ちょうど席を立ったお客さんがいて待たずに席にご案内。 券売機で食券を購入するシステムで、最初だからシンプルな鶏ソバを注文です。

鶏ベースのスープに煮干の風味。 自家製麺なのでしょうか、細麺もすごく美味しい。 トッピングが別皿で提供されて、ひとつひとつがグレード高い。 一瞬で私のお気に入りのラーメンになりました 食事

鶏ソバの他にも、「濃厚ハマグリ鶏ソバ」や「味玉和えソバ忍」なんていうメニューもあったから、次回はチャレンジしてもいいかもね。 このグレードなら何を食べてもたぶん美味しいでしょうから。 量が物足りないって言う方には替え玉のサービスもある。 私は十分にお腹いっぱいになりましたけど 親指

気仙沼から一関のあいだには、何軒かお気に入りのお店があるけれど、一ノ関にこういう美味しいお店があったとは、いままで気づかずに不覚でした。 近いうちにまた「虹ソラ」さんに立ち寄ってみたいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:05

2018年11月02日

気仙沼のカツオ水揚げ終盤戦に


今シーズンの気仙沼での生鮮カツオの水揚げも終盤戦となってきました。 ピーク時には約50隻ほどが操業していた三陸沖の漁場。 気仙沼にも連日たくさんのカツオ船に水揚げしていただきましたね 花丸

勝栄丸ブログでも、例年より早い4月下旬の初水揚げから、夏ビンチョウ漁、7月~8月の盛漁期における大量の水揚げ、そして9月以降の戻りガツオの漁獲など、シーズンを通じてお伝えしてきました 船

10月になると一気に漁模様が厳しくなって、各船に装備されているソナーなどで魚群を探索して、少ない群れを早い者勝ちで競い合っては操業し続けた各船の乗組員の皆さんには本当にご苦労様でした 汗

先週あたりから漁を切り上げて続々と母港へ帰る船が見えはじめ、11月に入っても気仙沼を基地にして操業している船は10隻ちょっとになったとの情報。 三重県の安市丸さんも先日の水揚げで気仙沼の基地を離れ、船頭さん方からは、「今年もお世話になった、また来年頼むよ」っていうお言葉を頂いて タイ

今年の気仙沼魚市場の生鮮かつおの水揚げ量は、まき網を含め19,000トンとなっていて、千葉県勝浦港を大きく引き離しての22年連続日本一が確実。 前年実績の96.2%に達しているそうです。 今季を通じて単価が伸び悩んだ影響で、最終的な総水揚げ高がどうなっているのか気になるところですね 新聞

勝倉漁業の問屋部門関係船の数隻はまだ操業継続の意気込みを見せているので、脂ののった戻りガツオと11月の漁模様好転にも期待したいと思います。 時化が続き寒さ厳しい時期となりました。 三陸沖に残り操業する各船の皆さまには、くれぐれも安全航海に気を付けて頂きたいですね ちからこぶ

今日の写真は、夜明け前の辺りがまだ真っ暗ななか、水揚げを終えて岸壁を離れる安市丸さんです。 これから母港に帰っての来年初めまでの休暇となりますが、年初から航海を重ねてきた漁の疲れをじゅうぶんに癒してください。 一年間、お疲れさまでした。 来年のご健勝でのご活躍をお祈り致します。 face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:03

2018年11月01日

カイゼン検討会の中間報告会


昨年6月から気仙沼でおこなってきた「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」も二年目の活動となっていて、気仙沼市役所ワンテン庁舎の会議室でこれまでの活動の中間報告会が開催されました クラッカー

全面的に支援して頂いているトヨタ自動車東日本の社長さん、副社長さん、ものづくり研鑽室の皆さん、そして気仙沼市長をはじめとした市職員の皆さん、カイゼン検討会に参加されている漁業者、漁労長OBの方々などが出席。 新聞社やテレビ局の取材陣もそれぞれに取材をされていました 映画

伝統的な「まぐろ延縄漁業」において、作業現場でのさまざまな改善をおこなうことで、より楽により効率的に漁撈作業を行うことができる環境を構築することを目指しての活動です。 北かつ組合専務の司会進行で報告会がスタート。 亀谷会長のあいさつに続き、これまでの活動概要の報告です 花丸



カイゼン検討会の活動では、乗組員等からの「困りごとアンケート」を取りまとめ、作業現場での問題点や課題を洗い出す作業から始め、その中から検討していくテーマを絞り込むことから開始 船

困りごとアンケートから絞り込んだ3つのテーマ。 超低温区画内の重筋作業の低減、投縄作業の負担軽減、食料品などの在庫管理。 テーマごとに班分けして検討を進めてきたこれまでの活動状況を、各班のリーダーがパワーポイントを使ってプレゼンテーション。 各班ごとの活動内容がよく分かります マイク

各作業部会で製作したさまざまな模型やサンプルも展示。 プレゼンテーションでは模型などを示しながらの説明でより理解することができて。 私が担当しているテーマ以外の検討状況は初めて聞くものだったので、新鮮というか、なるほどなあって感じることがたくさん。 とてもいい中間報告会でしたね 親指

これからの活動では現地・現物を意識しながら、ひとつひとつの検討の積み重ねに加えて大胆な発想が求められます。 これまでの閉鎖的ともいえるまぐろ延縄漁業の「ノウハウの共有化」も更に必要になってきますね。 中間報告会に参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。 これからも宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:51