2018年12月06日
進水・浮上前の新造船を視察
東京でおこなわれた遠洋かつお・まぐろ漁業界の若手経営者の会、全国鰹鮪近代化促進協議会の通常総会を終えて気仙沼に戻ってすぐに、こんどは勝倉漁業の新船建造をおこなう新潟へ出張です
この新船建造プロジェクトが始まってから約一年半がたちます。 新造船に盛り込むアイデアや取組み事項などを検討するところから始まって、資料作成やプレゼンテーション、そして計画承認を経て
建造契約の締結から起工式を経て、10月10日のまぐろの日には船台への船体ブロック搭載が開始されて約2か月近くで艦ドックからの浮上・進水を迎えるのを前にして現場に赴いての確認作業となりました。 この前にきた時に比べてみてもだいぶ建造工事が進んできた印象ですね
さすがは新潟造船さんのお仕事。 建造現場での各部作業がすごくきっちりしているのが分かります
進水・浮上を前にした今回の新潟造船訪問。 私の新潟入りに合わせるかのように、現在新船建造を計画中の同業のまぐろ漁業者の方々も新潟造船におこしになって、ご一緒することができました
現場視察の前に会議室でのプレゼンテーション。 新潟造船さんの歴史や建造実績、新しい勝栄丸のコンセプトなどを資料やスライドを使ってご説明。 私からも新船への想いをお話しさせて頂きました
ブロック搭載途中までの段階は確認してはいるけれど、ほぼすべての船体ブロックが組まれたこの状態を確認するのは私もすごく楽しみにしていたこと。 お客様の船主さん、造船所の担当者と現場に向かいます。 勝倉漁業から派遣しすでに新潟入りしている監督さんも合流し視察開始です
船体の下部、船底部分や艫まわりから始まって、セーフティルーフ甲板や特徴ある漁艙内の設備、船員居室や衛生区画、凍結室内の確認など。 まだ艤装途中の船内を皆さんでみてまわりました
あと数日後には艦ドックに水が入り、本船が浮上・進水となる最終段階の建造状況視察。 会社から派遣した現場監督さんからもいろいろとアドバイスを頂いて新船建造を進めていきたいと思います
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:37