宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年01月27日

大西洋クロマグロの尾切り選別


大西洋漁場から約40日以上の航行を経て、日本における冷凍マグロの水揚げ基地清水港に到着した勝倉漁業の第7勝栄丸の今季の大西洋クロマグロの水揚げもほぼ予定通りに終わりました 花丸

朝に入港して税関手続きなどを終えた本船は、水揚げを終えるとすぐに出港スタンバイとなって。 夕方遅くなってきたから、明るいうちに駿河湾を航行したいとの船長の一言ですぐに出港となって 船

本船の姿を三保松原の堤防をかわすまで見送ろうと思ったけれど、次の仕事の時間がおしていたこともあって超低温冷蔵庫へ。 第7勝栄丸が漁獲したクロマグロの尾切り選別の立会いです 親指

水揚げされたばかりのクロマグロの尾の部分をバンドソーで切断して水に漬けて解凍。 一本ごとの印でどのマグロの尾かわかるようになっていて、脂ののり具合や赤身の冴えなど、どれくらいの価格で評価できるのか一本づつ下付けをおこなっていきます。 業界用語で「尾切り選別」っていう作業ですね マイク

尾の部分とは言っても結構デカい。 魚体全体で150㎏以上もある超大型魚がほとんどなので、検品用に切断した尾の部分だけでも結構な重量があるんです。 脂ののり、赤身とも素晴らしいクロマグロでした。 解凍検品した尾の部分だけでも相当な価値がある。 検品作業を見ているだけで食べたくなります OK

水揚げ現場での選別、そして冷蔵庫での尾切り選別と、クロマグロの品質を見極めての価格交渉。 夜遅い時間までかかりましたが、お互いの主張を充分理解しあって合意することができました スーツ

第7勝栄丸のクロマグロを全量買い付けていただいた東洋冷蔵さん。 今回も本当にお世話になり有難うございました。 また次回も勝栄丸をどうぞ宜しくお願い致します。 一連の水揚げが終わりました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:25