2019年02月13日
豊洲市場での冷凍マグロのセリ場視察
昨年10月に築地市場から移転となり開場した豊洲市場です。 これまで何度か足を運んでいるけれど、朝のセリ場を視察するのは今回が初めてだったので、すごく楽しみにしてやってきました
朝5時前にホテルを出てタクシーで豊洲市場に向かいます。 朝早い事もあって、道路も混んでいなくスムーズに到着。 第一水産の大物部長さんが市場の正門のところで出迎えてくださいました
事務所棟で長靴に履き替えてさっそくセリ場へと。 朝5時半からのメバチマグロのセリ、そしてミナミマグロ、クロマグロの順番で競りが進んでいくという説明。 顔見知りの仲卸さんや荷受各社の担当者などにご挨拶をしながら、セリ前の下付けをする業者さんと情報交換。 やはりセリ場はいい!
先日清水港で水揚げした第7勝栄丸が漁獲した北東大西洋アイルランド沖のクロマグロがずらりと並び、全体の半分以上を占める比率となていて、仲卸さんたちの下付けをする目も真剣そのもの
ミナミマグロについては123勝栄丸の南インドが多く上場されてていました。 勝栄丸各船でおこなっている品質向上への取組の成果がどう表れているのか、私や船頭さんも興味津々で競りの時間を待って
厳格な資源管理が行われてきたことによりその資源量が劇的に回復した大西洋クロマグロとミナミマグロ。 特に大西洋クロマグロは魚体の成長とともにその品質も素晴らしいものになってきましたね。 さらに良い品質の製品づくりとなるように、今回の視察を生産現場に活かしていきたいと思います
早朝のまぐろのセリ場では、昔お世話になった懐かしい先輩ともお会いできてよかったです。 またこうした機会を作って、まぐろの流通、相場動向、製品づくりの勉強をしに豊洲市場に来たいと思います
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:19