宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年02月16日

新潟造船で艤装中の新船視察


東京でのお仕事を終えて約一週間ぶりの気仙沼です。 コの字岸壁で出張前からおこなっている二隻の勝栄丸間での引越し作業も終わりが見えてきて、会社スタッフや乗組員総出で忙しく作業中でした 船

二隻のまぐろ船を横付けに抱き合わせ、船側越しに漁具や資材を移動する作業。 延縄漁に使用する幹縄15万mの移動だけでも3日間ほどを要するので、寒いなか皆さん本当にご苦労様です ちからこぶ

コの字岸壁での引越し作業の進捗状況を確認して、こんどは勝栄丸の新船建造をおこなう新潟造船での打合せなどのために出張。 船頭さんや船長さんなどとともに新幹線で移動となりました 音符

建造中のまぐろ船を視察するのは初めてだという乗組員たち。 要望事項や手直しはこの時期から指示しないと付帯工事も含めて大きな作業になってしまう。 なので、このタイミングで同行してもらったんです。 上越新幹線で新潟側に入ると一面の雪景色でしたが、新潟市内はほぼ雪がありませんでした icon04

造船所で準備して頂いた防寒着やヘルメットに着替えて、岸壁で艤装中の新造船に向かいます。 雪があまりないといっても、どんよりと曇って太陽が出ていないから、建造現場はものすごい寒さです 雪

船首から船尾まで、検討事項をひとつひとつ確認しては仕様を決定していく私たち。 艤装工事の進捗はだいたい半分くらいまできた感じでしょうか。 あと一か月後の命名・進水式までにはご来賓の方々などに船内を見て頂ける状態まで仕上げてほしいもの。 順調な工事進捗に納得の船頭さん達です 花丸

計画した各図面がこうして現実の船となってくるのをみると本当に嬉しくなってきますね。 新潟造船まで同行して頂いた船頭さんや船長さんには休暇のところ有難うございました。 新潟造船さんには、安全に工期通りに工事を進めていただき、素晴らしい出来栄えの船となるよう引き続き宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:09