宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年02月19日

カイゼン検討会で完成版披露


勝栄丸の新造船建造状況確認や現場での打合せなどのため、乗組員らとともに出向いた新潟造船。 順調に艤装工事がすすみ計画通りの日程で作業が行われているのを確認してきました 花丸

漁艙や凍結室の中では乗組員と一緒に作業動線などをチェック。 まだ船員室やブリッジなどの家具類が入っていないから、船内はものすごく広く感じますね。 期待通り立派な船ができそうです クラッカー

その新潟造船でのお仕事を終えて気仙沼に戻ってきて一息つく間もなく、こんどは一昨年からおこなっているプロジェクトの「延縄漁業カイゼン検討会」の作業部会が開催され出席してきました タイ

港町の会議室に作業部会のメンバーが集合。 気仙沼の遠洋まぐろ漁業者や北かつ組合事務局、気仙沼市担当課やトヨタ自動車東日本の担当者など。 お手伝い頂いている船頭OBの方々などにも今回もご参加いただいて、会議室のテーブルを囲み事務局が用意した議題に沿っての議論です 船

私たちのグループでは超低温区画内の作業改善を主なテーマにしていて、昨年から開発してきた新しい機材の完成版が披露され、部会メンバーと共に詳細な仕様を説明していただきました。 この日披露されたのは、第7勝栄丸と第8漁吉丸に搭載されるもの。 試作品に比べて格段に完成度が高いです 親指

先月に各船が気仙沼に帰港した際、日本人船員そしてインドネシア船員にも試作品を見て頂いてコメントを頂きました。 これから実際のマグロ船の作業現場で使用され、さらに改良を加えていくことになろうかと思いますが、乗組員の作業負担軽減を今後も着実に進めていきたいと思っています キラキラ

3月19日には気仙沼市長なども出席されての二年目の実績報告会が予定されています。 私たちカイゼン検討会のメンバーだけではなく、気仙沼から全国へ情報や商品を発信して、遠洋まぐろ漁船の標準装備となっていくことを期待しています。 検討会の参加メンバーの皆さん、お疲れさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:46