2019年03月06日
新船搭載のGPSブイ勉強会
いま新潟造船ですすめている勝倉漁業の新船建造も順調に推移してきて、来週には命名・進水式を執り行うところとなりました。 新潟造船の皆さんには連日の艤装工事、ほんとうにご苦労様です
取引先や同業漁業者からはお祝いの大漁旗が続々と会社に届き、命名・進水式に掲揚する段取りなどを会社内で打合せしての今週はじめでした。 関係者の皆さま本当にありがとうございます
艤装工事中にもさまざまな確認事項が造船所の現場からあがってくる。 ひとつひとつ確認・検討しながら対応しなければならないので、通常業務と並行してのお仕事に忙しさが倍増してきています
その新造船に採用することになっているGPSブイについて、メーカー担当者に会社に来てもらって説明を受けて。 これまで使っていたセルコールブイとの基本性能の違いや使用方法、実機の詳細な寸法、電池の互換性やコネクターの形状などについて、約1時間ほどのレクチャーを受けました
新造船に設置する受信機は、これまでのセルコールブイとGPSブイの両方の電波を受信できるタイプなので、外国の200海里基線に注意しながらの操業では、この二つのブイの併用によってかなり戦力になってくれることを期待しています。 揚縄時間の短縮にも効果があることを実証していきたいですね
昨年10月には台湾・高雄で最新技術を学ぶイベントがあって、その中で衛星を使ったブイやGPSブイ、そしてAISブイなど、さまざまな製品にふれることができました。 その際に勉強したことも今回のGPSブイの選択にも活きてきています。 新造船へのGPSブイ搭載に向けての勉強会でした
とりあえずは当面の必要数だけを搭載していって、徐々にその台数を増やしていく計画。 セルコールブイに比べて割高なのが難点ですが、価格差を上回る効果が発揮されるといいなって期待しています
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:13