宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年04月17日

連続水産セミナー第4回講座


仙台市内で桜が満開となって、県北の気仙沼でも桜の開花が報じられ、だんだんと春めいた陽気となってきました。 春一番じゃないとは思うけど、結構風が強いので三陸沖は時化ているのかも sakura

気仙沼の近海まぐろ船が協業化による計画操業を行っており、新造船の導入も含めて新しい漁業経営の姿を模索しているところ。 最近ではモウカザメの水揚げが多くなっていて、新市場棟の低温売場にずらりと陳列されて販売されています。 数量も金額も5割ほど増加しているっていうから大漁ですね キラキラ

各海域の漁業管理機関ではサメ類やカジキ類などに規制が加えられる方向にあって、日本を含む海域のWCPFCでも太平洋クロマグロの資源悪化による漁獲規制が実施され、マカジキについての議論もはじまって模様。 メカジキやサメ類が主要水揚げ魚種の気仙沼にとって大きな問題です マイク

そのような中、気仙沼市と東京海洋大学の連携事業である「”海と生きる”連続水産セミナー」の第4回講座が気仙沼魚市場の会議室で開催されて、会社のスタッフとともに聴講してきました。 水産に関するさまざまなテーマについて、講師をお招きして講演をいただく。 とても素晴らしい取り組みだと思います camera

今回の講義は「水産業の成長産業化と新しい資源評価・管理」について。 国立研究開発法人水産研究・教育機構の理事である田中健吾さんが講師でした。 水産庁では約30年にもわたり国際漁業関係をはじめとする水産行政に従事した方。 このテーマについての最も詳しい方の一人といえると思います タイ

世界的な水産資源の動向は、適正又は未利用状態の資源の割合が年々減少し、過剰利用又は枯渇状態の資源の割合が増えてきている。 漁獲量を管理し資源を増やしながら漁業活動をおこなう事が大切。 水産業を成長産業へと改革するのは簡単じゃないけれど共に取り組んでいきたいと思います 親指

マグロ類の管理の世界ではすでにスタンダードな管理手法となっている目標管理基準値の設定。 資源回復の目標をどういうスケジュールで達成していくかによって漁獲できる数量が違ってくる。 初めて聞く方々にとっては至極難解な講義だと思いますが、私たちにとっては十分に理解できるものでした 花丸

現在の資源評価対象魚種50種を5年後に200種まで拡大する方針が決まり、それに対応していかなければならない機構側。 大変なお仕事だと思いますが、将来の水産業発展に向けて引き続き頑張ってほしいと思います。 講師の先生そして水産セミナーに参加された皆さん、長時間お疲れさまでした face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:12