2019年07月04日
まぐろ漁船初導入のウェザールーティング
勝倉漁業の新造船・第127勝栄丸が気仙沼を出港し大西洋へと船出する日が近づいてきました。 日本人船員に加えてインドネシア船員も合流し、船内ではさまざまな出漁準備が行われています
取引先業者からトラック何台分もの漁具や資材が届けられ、会社スタッフや船員総出での積込作業。 限られた船内スペースなので、幹部船員の皆さんが頭を悩ませながら収納場所を確保です
以前の船から新船に引越しした荷物に、新たに調達した漁具・資材などが加わるから、インドネシア船員の手をかりて人海戦術で各部の作業が進められる。 出漁準備も佳境に入ってきました
そんな中で操舵室や船頭室でおこなわれているのが、新船に導入される「ウェザールーティング」の使用説明です。 マグロ船に初めて採用されるシステムで、省エネに寄与することが期待されています
リクエストした気象・海象情報をうけて、あらかじめプログラムされたウェザールーティングのソフトウェアで最適航路を自動計算し、オートパイロットによって目的地まで自動航行するシステム
初めて使うシステムなので、その手順をマスターするのが大変そうだけれども、陸にいるあいだにしっかりと把握して完璧に使いこなしてもらいたいですね、プロジェクトの省エネの目玉の一つですから
説明する側もはじめてなので、当初はいろいろと問い合わせしながらでしたが、だんだん慣れてくるにつれその取扱いもスムーズになってきて、メモを取りながら説明を聞く船頭さんらもだんだんと自信がでてきて明るい表情になってきました。 出港までに完全にマスターしてくださいね。 宜しくお願いします
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:41