宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年07月08日

成田空港から第1勝栄丸の船員出発!


新船初航海へと船出した第127勝栄丸を気仙沼港で見送ったとは、一週間後の出船を予定する123勝栄丸を艫付けの係船体制から仕込み岸壁へとシフトを完了。 プラザ下のカメイ前の岸壁に18昭福丸さんと並んで横付けしました。 取引先の皆さま方にもお手伝いいただき本当に有難うございます 花丸

新船の127勝栄丸は、太平洋を横断してパナマ運河を超え、カリブ海を経由して大西洋に入り、気仙沼から約一か月半の航行にてようやく漁場に到着する。 安全航海で漁場に向けてください 親指

そして北大西洋での漁業基地・スペインのカナリア諸島ラスパルマス港に係船し、船体や機器類の整備をおこなってきた第1勝栄丸の出港日が近づいてきて、日本そしてインドネシアから船員が現地に向けて出発です。 イベリア航空のマドリード直行便に搭乗すべく、成田空港に船員が集合しました 船

成田空港からは午前中のフライトなので近郊のホテルに前日泊。 これから始まる新たな航海に向け生ビールで乾杯し激励。 新たに加わる乗組員もいるので、顔合わせを兼ねての懇親会でした beer

気仙沼から出港した127勝栄丸が漁場に到着するのは8月中旬。 第1勝栄丸はラスパルマスから出港するので、5日ほどの航行で漁場に到着。 127勝栄丸とは大西洋のど真ん中で会合することになるのでしょう。 社船同士で情報交換を密に、二隻での北大西洋でのマグロ漁を頑張ってほしいと思います 音符

午前9時にはイベリア航空のカウンターで搭乗手続きを済ませ、セキュリティゲートに向かう船員を、がっちりと握手を交わして見送りました。 気をつけて行ってきてください、今航海もよろしくお願いします 飛行機

乗組員が現地に到着すると、勝倉漁業が派遣し現地滞在中のドックマスターとのいろいろな引継ぎをおこない、すでに手配済みの延縄漁に使う冷凍餌料などの積込作業が行われ、燃料や食料などを補給したあとに出港体制になります。 現地関係者の皆さんにもまたお世話になりますが、どうぞ宜しくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:50