2019年07月21日
83佐賀明神丸が気仙沼に今季初水揚げ!
ここにきて一本釣り漁船や旋網船による生鮮かつおやびんちょうなどの水揚げが本格化してきた気仙沼港です。 盛漁期の7月は毎年、日曜日を開市にしての入港船対応なので本日も魚市場へ
例年より約1ヶ月遅れで始まった気仙沼でのカツオの水揚げ。 一本釣り漁船はびんちょう中心で旋網船はカツオの新口と、はっきりと漁獲の内容が分かれています。 今年は缶詰原料として供給されるびんちょうが品薄のため高値で推移していて、カツオ船にとっては水揚げ金額をのばす絶好のチャンス
そのびんちょうを満載して、第83佐賀明神丸さんが今季初めて入港して水揚げをおこなって頂きました。 久しぶりにお会いする船頭さんや乗組員の皆さんもみな変わりなく元気そうでなによりです
昨晩21時に気仙沼魚市場に到着した83佐賀明神丸さん。 今季初入港を出迎えるために薄暗い魚市場に行くと、取引先関係者の皆さんも遅い時間にもかかわらず出迎えにきてくれていました
そして今朝は5時から水揚げの開始。 10㎏前後のサイズの脂ののったびんちょうを一度に3カ所の漁艙からバケツリレー方式でベルトコンベアーへと。 一時間に20トン以上のペースですすみます
船頭さんも作業用の合羽を着て水揚の列に加わって。 びんちょう、カツオ、小型のメバチマグロや黄肌マグロなどが次々と揚がってくるので、陸上側の選別作業員も水しぶきをかぶりながら必死です
今回は約一週間の航海だったそうですが、2000万円近い水揚げとなって良かったですね。 数ある生鮮かつお一本釣り漁船のなかで毎年コンスタントに上位の水揚げを記録し、今年もトップ争いをする83佐賀明神丸さんです。 今年もどうぞ宜しくお願い致します。 航海安全と大漁をお祈りいたします
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:26