2019年07月25日
「イリジウムCERTUS」の説明会
ここにきて連日たくさんの一本釣り船や旋網船が入港し、かつお中心の水揚げで賑わいを見せている気仙沼港です。 勝倉漁業の関係船も徐々に気仙沼を基地に操業をし始めました。 忙しくなりそう
一方勝栄丸各船は、スペインLasPalmas港から中部大西洋に向け航行していた第1勝栄丸が漁場到着で操業を開始し、第7勝栄丸は南インド洋でのミナミマグロ漁へと万全の態勢で向かいつつあり、気仙沼から沖出し中の第127勝栄丸、第123勝栄丸と合わせ、航海安全と大漁をお祈り致します
日々、各船と事務所間では業務通信をおこなっていて、勝栄丸ブログでも以前お伝えしたようにインマルサット衛星を利用した通信が主体。 陸上での通信と同じようなE-Mailによる情報のやり取り
いま各船に採用しているインマルサット機器はFB500という全球での通信可能なタイプですが、勝栄丸ではそのバックアップ機としてイリジウム機器も導入していて、衛星通信の環境を二重化してあります。 いまの遠洋漁業では衛星通信がすごく大事で、陸船間の通信を常時確保する必要があるんです
イリジウムっていうのは66個の衛星によって通信をリレーし安定した通信環境を提供するサービス。 このイリジウムが次世代衛星に切り替わって、イリジウムCERTUSというサービスの運用が開始されるという事で、気仙沼で説明会が開催されました。 気仙沼市内の漁業関係者が会議場に集まってました
だんだんと高速通信化され、通話品質も向上している衛星通信の世界。 陸上とは違ってまだまだ通信コストが高いので、それぞれの使い方に沿ってベストな選択をしていく必要があり、勝倉漁業の担当者とともに新しいイリジウムのサービスについてのお話を聞かせて頂きました。 すごく参考になりました
現在の従量制の課金システムから定額制への移行も近い将来には進んでくるのかなとも思いますが、そのためにはリーズナブルな価格帯でのサービス提供が待たれるところ。 今後に期待しましょう
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:14