2019年08月27日
気仙沼港で今季サンマ初水揚げ!
今月20日に大型さんま棒受け網漁船が一斉に出漁し約一週間が経ちました。 8月中旬から一足早く操業を開始していた小型・中型のサンマ漁船の漁模様が伝えられ、大型漁船は公海での操業に
先週末に公海漁場にて漁獲したサンマを持って、昨日は45隻ほどの船が花咲港などに入港し、合計で約500トンのサンマを水揚げした様子は全国版のニュースでも大々的に取り上げられましたね
そして今日は、根室船籍の第2丸中丸が8トンのサンマを持って気仙沼に入港。 今季最初のサンマの水揚げという事で、早朝の気仙沼魚市場にはテレビ局や新聞社もたくさん取材にきていました
気仙沼港への水揚げ一番船を記念し、第2丸中丸さんを歓迎するセレモニーがおこなわれて。 気仙沼市副市長や気仙沼漁協組合長、気仙沼市議会議長やJA南三陸からのご挨拶と記念品贈呈です
プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手のおじいさんは根室漁協の組合長さんなんだよなんて仲買さんらと話をしながら、サイズごとに選別したサンマを検品。 事前に聞いていた通りのサイズ組成でした
初入荷という事もあって北海道の花咲港などよりもだいぶ高値のご祝儀相場での取引になりました。 1㎏あたり800円~700円の入札価格が付いて、洋上でサイズごとに選別して箱詰めしてきたものについては、60~70尾入(48c/s)が8500円、80~90尾入(2c/s)が5000円からの相場となって
昨年に比べて数量的にはだいぶ少ないスタートとなった今年のサンマの水揚げ。 これからの漁模様が、国の研究機関が発表した今季のサンマ漁況予報を覆すような漁の推移を期待するとともに、サンマのサイズ組成がもう一段・二段と大きく成長して日本沿岸へと来遊してくれることを心から願っています
9月を前にして今季初の大型さんま漁船の入港そして水揚げ。 こうして水揚げや入札を視察していると、サンマの塩焼きが食べたくなってきました。 10月に開催の「市場で朝めし。」もすごく楽しみです
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
12:25