宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年09月03日

BLACK TIDE BREWING


東日本大震災から8年半が過ぎ、気仙沼の甚大な被害からの復旧・復興も徐々に進んできました。 悲願だった大島大橋が今年開通し、大島へ車で行き来できるようになったことは素晴らしいです 花丸

そして気仙沼まで延伸してきた三陸自動車道が、気仙沼中央ICから岩手県側までの開通が待たれるところ、気仙沼港の横断橋もだんだんと工事が進み、もうすじき橋の全容が姿を現すことでしょう 音符

内湾地区に目を移せば、防潮堤工事に伴う土地の嵩上げ工事もすすみ、一足早く観光・情報施設の「迎ムカエル」と「創ウマレル」が完成し、それぞれの施設での営業や活動が開始されています 食事

その内湾地区にいま着々ともうひとつ作られているのが内湾地区の屋台村ならぬ「仮称:内湾スロー村」です。 スローフード宣言をしている気仙沼の新しい顔になるエリアなんだと思います。 気仙沼固有の食を存分に楽しめるエリアを目指し、歴史と風土を感じられる魅力ある街を目指しているんです クラッカー

そこに登場する予定なのが気仙沼発のクラフトビール会社「BLACK TIDE BREWING」です。 その説明会が開催されて出席してきました。 これまで何度も説明会が開催されてはいましたが、スケジュールの都合がつかずようやくお話を伺うことができました。 そもそもクラフトビールっていうのは。。。 マイク

年間生産量が70万KL以下の小規模で大手資本が25%未満と独立性が高く、伝統的な手法で醸造された手造りビールの事で、クラフトという言葉は手工芸であったり技巧といった意味を持ち、小規模でスタートした醸造所で職人が様々な原料や独自の醸造方法を駆使して完成させたビールの事 ブック

気仙沼にこれまで無かった産業であり、これによってコミュニティーが形成され、若者からお年寄りまで共通して楽しめるワクワクできる産業が内湾地区に登場することになる。 気仙沼から日本中そして世界も視野に入れて販売していくという壮大な構想も披露され、いろいろと考えながら拝聴させて頂きました icon12

BLACK TIDE とは「黒潮」のことなので、日本語にすると黒潮ビールっていう感じかな。 黒潮と親潮が交わう世界三大漁場の三陸沖を目の前にする気仙沼からこうした新しい産業がうまれ、気仙沼市民だけではなく多くの方々に応援されるようなクラフトビールになっていってくれたら嬉しい事だと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:08