宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年09月09日

第23佐賀明神丸が今季初入港!


台風15号が関東地方を直撃し、その後に針路をかえて東北地方沿岸をかすめるように進んでいます。 今日のお昼頃に気仙沼付近を通過との事で、気仙沼に入港した各船も警戒体制となってます 汗

昨日の午後・夕方あたりから台風を警戒して続々と避難入港しはじめたカツオ船は、夜までに一本釣り漁船が30隻と旋網船が3隻が岸壁に着岸し、船と船を何重にも抱き合わせての係船体制です camera

まだ沖合に残って操業を続けている船もあるので、台風の進路には十分注意してほしいですね。 33隻が入港となった気仙沼港には、きょうは500トンをこす生鮮かつおが水揚げされました 花丸

そして、高知県黒潮町の明神水産の社長さん自らが指揮を執る第23佐賀明神丸が今季初めて気仙沼に入港。 船頭さんや乗組員の皆さん、お久しぶりです! 皆さん変わりなく元気な様子でした クラッカー



第23佐賀明神丸は、ほかの119トンやそれよりも大きいクラスの船よりもひと回り小型のカツオ船。 ですが、その漁獲成績は大きな船に負けず劣らず、水揚げ高ランキングでも毎年上位にランクイン 船

それっていうのも、これまでの漁師人生の中で何度も日本一の水揚げ高を記録してきた明神正一船頭さんが率いる船だからこそ。 船頭さんのもと一致団結して漁に励む乗組員の存在も大きいですね タイ

これまでの期間は、千葉県勝浦港をメインに水揚げをおこない、数多くの航海を重ね水揚げ高をのばしてきた本船。 勝浦港での活餌の確保ができなくなったことから、これからしばらくは気仙沼を基地にしてのカツオ漁となりそうです、今年もどうぞよろしくお願いします。 社船と共に後半戦頑張りましょう 音符

台風が来ると多くの漁船が避難入港してくる気仙沼。 リアス式海岸の天然の良港という事に加えて、漁船を受入れる機能が揃っている港。 台風の夜は、気仙沼の街が乗組員で賑やかになりそうです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:05