2019年10月02日
投縄と揚縄の作業カイゼンに向けて
気仙沼の漁業者が中心となって、トヨタ自動車東日本のご協力を頂き、気仙沼市や漁労長OB、関係業者の方々などと一緒に取組んでいる「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」も3年目の活動に入ってます
10月下旬には気仙沼市長をお招きしての中間報告会も予定されているから、その会合の頻度も頻繁になってきました。 新魚市場の二階研修室にはテーマ②の検討会メンバーが一堂に会しました
数年後に代船建造の計画がある開発丸の運航会社の社長さんもこの会合に初めて参加され、担当者からの報告でいろいろと内容は聞いていたことだとは思いますが、どのように感じられたのでしょうね
このグループで検討しているテーマは、まぐろ延縄漁における投縄と揚縄の作業改善が主体。 まずは、ある程度機械化されている漁労作業の工程を分析しながらどこにムダがあるかを探っていきます
複数の船の実際の漁労現場を撮影したビデオ映像をもとに、各船それぞれ作業の違いを見つけるとともに、それぞれの船の特色を分析する。 ほんとうに地道で細かな作業の積み重ねだと思います
一方では新たな機械化の道も探る取組みもおこなっていて、中間報告会の際には試作品レベルの実物を使ってプレゼンテーションができるところまで行けるかなと、とても興味深くとても楽しみにしています
昨年までの3つのテーマから、3年目のカイゼン検討会は2つのテーマに絞り込んでの検討が進められていて、まだまだ公にできる段階ではないけれど、できるだけ早く現場に反映させたいですね
先日の報道で知りましたがトヨタ自動車東日本の新社長さんが就任され、中間報告会にお越し下さるかどうかわかりませんが、これからの検討会の活動にも、これまで同様にご協力頂きたいと思ってます
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:36