宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年11月16日

安市丸がカツオ漁を終え帰路に


11月も半ばになって、北海道でも雪の報道があったり爆弾低気圧が到来したりと、三陸沖も大しけの日が多くなってきました。 そのため昨日・今日は生鮮かつお・さんまともに水揚げがまったくなくて 雪

今月に入ってから気仙沼を基地に操業する生鮮カツオ船団が徐々に切り上げ始めて、今週になってその動きも加速してきて、今シーズンの生鮮かつお漁を終え帰郷するケースが多くなってきました 船

昨日も三重県の安市丸さんが気仙沼をあとに帰路について。 朝6時に出港するという事で、会社スタッフと共に安市丸さんの見送りに行くと、魚市場の職員や取引先の関係者も岸壁に集まってました タイ

今年は11月末まで、あわよくば12月まで生鮮かつおの水揚げが続いてくれないかなあと思っていましたが、沖合にはカツオの群れは見えるものの、こう時化の日が多くなると思ったような釣果が見込めず、燃料油などの経費ばかりかさんでくるので、各船ともに後ろ髪を引かれる思いで切り上げるのだとか いかり

宮崎船籍のカツオ船はほとんどが操業切上げとなり、高知船籍の数隻は沖合の漁を注視しながらの操業になっていて、あとは数隻の三重県船だけが東側沖合の漁場で操業を続けているとの情報 親指

来週まで断続的に続く低気圧の影響が生鮮カツオ船の終漁にも拍車をかけ、サンマ船の活動にも影響してくる。 昨年よりも遅くまでのカツオシーズンだったとはいえ、カツオ船の切り上げは寂しいものがあります。 オフシーズンにはゆっくりと体を休めて、また来年に皆さんとお会いできればと思います icon12

今週になってカツオ漁を切り上げ帰路につく船が続々と出てきた気仙沼港。 安市丸さんには今年も約半年間ほんとうにお世話になりました。 また来年のカツオシーズンもどうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:02