宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年11月21日

第1勝栄丸のコンテナ水揚げ


先週末から吹き荒れた風に加えて寒気も入ってきた気仙沼から、遠洋まぐろ船の水揚げ拠点の静岡県清水港に出張して、勝栄丸の冷凍マグロ類の水揚げとなりました。 今回はコンテナでの搬入です 花丸

コンテナって言っても通常の冷凍コンテナではなくって、スーパーフリーザーと呼ばれるマイナス60℃の温度帯を維持して運べるっていうスペシャルなコンテナです。 刺身用の冷凍マグロ類は超低温での保管・輸送が必須で、清水港の冷凍まぐろを補完する冷蔵庫もすべてマイナス60℃の仕様となってます 雪

今回運んできたのは勝倉漁業の第1勝栄丸が中部大西洋で漁獲したメバチマグロや黄肌マグロなど。 スペイン・カナリア諸島の基地ラスパルマス港にてコンテナに転載して、約1ヶ月半をかけて清水港まで運んできました。 スケジュール通りに到着するので、計画が立てやすいのがいいですね 親指

スーパーフリーザー事業を展開するMaerskは世界最大級の海運会社。 超低温マイナス60℃の温度帯で輸送する刺身マグロの輸送に関してはかなりのシェアで、今回も利用させて頂きました 船

それぞれのコンテナには個別の識別番号がふられていて、現地で荷物を積み終えたあとに封印したものが最終目的地での開封時に確認される。 輸送途中ではよっぽどのことがない限りこの封印を解く事はないんです。 そりゃそうですよね、お客さんの大切な荷物が入っているんですから タイ

一本ごとにコンテナ番号と封印・シールNoを確認して開錠。 普段のコンテナでの水揚げは冷蔵庫でおこなわれることが多いのですが、今回はバイヤー側の都合によって、独航船の水揚げをおこなう江尻岸壁の荷捌台を使っての水揚げでした。 清水港は暖かく、作業員は半分くらい半袖の人もいて 晴れ

予定通りのスケジュールで搬入された冷凍まぐろの水揚げが終わりました。 今回も勝栄丸のマグロ類をお取引いただきまして有難うございました。。 次回も関係者の皆さんどうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:30