宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年01月24日

気仙沼向洋高校での漁業ガイダンス


気仙沼は漁業・水産業が基幹産業であり、その漁船活動などを支える数多の優秀な船員を輩出してきた港町。 全国の漁船や商船などからの求人も多く、勝栄丸も地元の乗組員に支えられています 花丸

いま気仙沼の漁業会社で総力を挙げて取組んでいるのが、遠洋かつお・まぐろ漁船の幹部船員の確保、そして若手船員の育成です。 気仙沼だけではなく全国から乗船希望が寄せられています 船

気仙沼の宮城県北部船主協会が後継者確保・育成事業の中心的役割を担っていて、さまざまなルートで応募してくる若手船員の対応にあたり、水産高校などへのリクルート活動なも漁業会社と協力しながら継続的に進めています。 一歩づつですが着実な成果が表れてきていますね 親指


遠洋かつお・まぐろ漁業のことを水産高校の生徒さんに知ってもらおうという取組もおこなっていて、大日本水産会が主催しての「漁業ガイダンス」という授業形式の時間を全国の水産高校で展開中 ブック

今回は気仙沼向洋高校(旧気仙沼水産)での漁業ガイダンスでした。 向洋高校の情報海洋科・海洋類型の1年生19名(内女子6名)、2年生18名(内女子4名)がガイダンスに参加。 漁業会社側は、遠洋まぐろが5社、近海まぐろ1社、遠洋かつおが1社、海外まき網2社、サンマ1社などで合計11社 タイ

遠洋まぐろ漁業のブースでは勝倉漁業の船員確保・育成担当の役員も参加して、学生たちにわかりやすく遠洋マグロ漁業のことについてレクチャー。 遠洋漁業の今を少しは知ってもらえたのではないでしょうか。 高校卒業後に遠洋漁業の幹部船員を目指す生徒が出てくることを期待しています 若葉

全国には4級海技士の養成校は6校しかなく、気仙沼向洋高校はそのなかの重要な一つ。 これからもこうした漁業ガイダンスを定期的に行いながら、遠洋漁業の魅力を発信し、後継者確保・育成につながる取組を行っていきたいと思います。 漁業ガイダンスに参加された皆さん、今回もお疲れさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:53