2020年02月01日
令和2年最初のカイゼン検討会
トヨタ自動車東日本のご協力を頂きながら、気仙沼の近海・遠洋漁業会社と気仙沼市の担当部署、船頭さんOBの方々や関係企業の皆さまなどと一緒にすすめている「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」
その活動も3年目の後半にはいって益々活発な会合がもたれるようになってきました。 月に一回ほどのペースで定期的に行われる検討会には、各メンバーほとんどが出席し議論を交わしています
2年目までは3つの作業部会に分かれていた検討会ですが、今年度からは二つのテーマに絞って集中的な取組みをおこなってきて、どちらの作業部会も着実に具体的な成果が出てきたように思います
今回おこなわれたのは、まぐろ延縄漁業の投縄作業~揚縄作業のカイゼン。 令和二年となって最初の会合なので、部会長から新年のあいさつがあって、その後に工場に移動しての進捗状況の確認などがおこなわれ、出席メンバーから活発なさまざまな意見がでて、とても有意義な検討会でした
まぐろ延縄漁の洋上での作業現場における乗組員の労働負荷をいかに軽減していくか、その先には省人化というさらに難しい目標もあるけれど、ひとつひとつの成果を積み上げその目標に近づけるようこれからも取り組んでいきたいと思います。 二つのテーマの作業部会、皆さん頑張っていきましょう
今年度残りあと二か月となって、トヨタ自動車幹部や気仙沼市長などを交えての実績報告会ももうすぐ。 これらの数か月が非常に重要になってきました。 どのような形でこれまでの成果を取りまとめるか、そして今後の活動方針をどのように策定するか、当業船からの協力も必須要件になっています
気仙沼ではいま、まぐろ船の幹部船員の後継者となる若手船員の確保・育成事業に必死に取り組んでいて、徐々にその成果も上がってきました。 こうしたカイゼン活動を通じてこれからのまぐろ漁業に携わる乗組員の作業環境が大幅に改善されることを期待しつつ、今後も活動していきたいと思います
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:17