2020年02月06日
第83佐賀明神丸が今季のカツオ漁へ
この時期は気仙沼での水揚げは閑散期となっていて、先日までは巻網船によるサバが水揚げされていたものの、魚群がイワシに変わっていまはそれも少なくなって、現在は近海延縄船によるメカジキやサメ類などの水揚げが中心となっています。 今月下旬の漁協理事会での業務報告がちょっと心配
昨年に完成し供用開始された新市場棟では、温度管理された荷捌き場が特徴となっていますが、この冬場は100%稼働っていうのは難しく、そのあたりが気仙沼漁協としても頭の痛いところですね
今年はなんとしても24年連続の生鮮カツオ水揚げ日本一を達成し、生鮮さんまのV字回復での豊漁、そして10万トン・200億円の目標に向けて邁進していく年。 関係者一丸となって頑張りましょう
そのカツオ船のシーズンインが南のほうから聞こえてきて、先日には勝浦港で三重県籍の甚一丸さんが各船の先陣を切って初水揚げをおこなったとのこと。 数量は10.7トンで金額が588万円、平均単価は545円だったとの情報。 その内かつおは7.6トンで平均単価652円。 特特大サイズ主体の組成
そして、1月下旬に高知県黒潮町を出港した第23佐賀明神丸に続き、水揚げ高連続日本一を目指す第83佐賀明神丸さんが出港! 今シーズンのカツオ漁がスタートしました。 そしてこのあとは、第88佐賀明神丸と第11佐賀明神丸が2月10日の出港を予定している模様。 出港おめでとうございます!
この1月下旬から2月上~中旬にかけては、高知県船だけではなく、三重県や宮崎県籍の生鮮カツオ船も続々と漁場を目指して出漁、今季のかつお漁をスタートさせる時期。 しばらくは南方海域が漁場となり、水揚げ港は千葉県勝浦港が中心になっていきます。 今年はどんなシーズンになるんでしょうか
その各地の漁船団が黒潮にのって北上するカツオを追って三陸沖の漁場へと移動し、気仙沼港への水揚げとシフトするのは例年だと5月から6月あたりですかね。 もうしばらくは各船の水揚げ推移を注視しながら、気仙沼への入港・水揚げを待ちたいと思います。 佐賀明神丸の皆さん頑張ってください
船頭さんはじめ乗組員の皆さんのご健勝でのご活躍、航海安全と大漁満足を心からお祈り致します
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:31