宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年02月20日

開発調査センターの報告会


トヨタ自動車東日本の協力を頂きながら、気仙沼の漁業者と関係者が一丸となって取り組んでいるプロジェクト「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」も3年目となる実績報告会の日程が近づいてきました 音符

遠洋マグロ漁業における現場での労力削減と省人化などを目的としておこなわれているカイゼン検討会では、これまでさまざまなアイデアが出されて、それが少しづつ形になってきたように思います 花丸

勝栄丸でも採用している新技術について、開発段階からのテストに協力して頂いているのが開発調査センターが運航する開発丸さんです。 開発丸ではこれまで何十年にもわたり培われた延縄漁業の技術を革新するさまざまな実証試験がおこなわれていて、今回はその一つについての報告会でした 船

遠洋マグロ延縄漁船の一日の操業では、150㎞にもおよぶ幹縄に3000本もの枝縄と釣針を海中にセットしていく「投縄」と、その漁具を回収しながら漁獲物を取り込んでいく「揚縄」まで、長時間にわたる作業が行われています。 その既存のスタイルをいかに変えて、省力・省人につなげていくか タイ

いま開発丸でテストされているのが、通常では45m~50mの長さの枝縄を20mほど短くすることによって、枝縄一本当たりの作業時間や労力を削減し全体の作業時間短縮に繋げていこうとするもの icon12

枝縄を短くすれば巻取る時間はおのずと短縮され、3000本の回収時間全体も短くなるんでしょう。 しかしながらそれによって漁獲量の低下を招いたりしたのでは元も子もない。 簡単なように思えて、これまで培われた技術を大きく変革していくのはすごく難しいことだけど、これは検討する価値ありかと !

いま気仙沼で開発中の新たな漁労機械などへの対応もあわせて検討していかなければなりませんが、沖の各船と情報を共有して、船頭さんと乗組員とどのような方向性がベストなのか、しっかり話し合っていきたいと思います。 こうした実証試験をおこなって、分析内容を報告いただけて良かったです 親指

会場にはいま帰港中の各船の船頭さんや幹部船員の皆さんのお姿もありました。 それだけ興味があるテーマだっていうことですね。 これからも開発丸によるさまなざまな研究に注目していきましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:01