宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年03月31日

気仙沼での海技士講習会が中止に


毎年この時期に気仙沼で開催されている船舶職員の養成講習が、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で中止となってしまいました。 今回の講習には全国から参加者が予定されていたので残念です 汗

すべての船舶の幹部船員は航海士や機関士などの国家資格が必要で、今回も気仙沼の船員だけではなく、北海道から鹿児島まで全国から30名ほどの参加予定があり約2か月間の講習予定でした タイ

東北地方ではそれほど感染者が報告されていないものの、こうしたタイミングで全国から参加者を集めておこなう講習会はいかがなものかと、気仙沼市や船主協会などの関係団体が協議して中止を決定した模様。 これから全国で開催される同様の海技士講習などもどうなってしまうのかすごく気がかり 船

勝栄丸でも次世代の幹部船員を育てようという取組をおこなっていて、乗船履歴を満たした船員には積極的に国家資格取得にチャレンジさせていますが、その講習自体が中止となってはどうしようもない ブック

早くこの事態が収束し、通常の海技士講習などが開催されるようになるといいですね。 会社のスタッフや新規雇用する乗組員とそんなお話をしながらのランチタイムに、みしおね横丁の「成道」さんに行ってきました。 塩味の鳥そば、醤油ラーメンは食べたので、今回は濃厚味噌ラーメンをチョイスです 食事

前に食べた塩や醤油は細麺だったけど、味噌ラーメンは中太麺。 濃厚ってうたっているとおり、スープはほんと濃厚で中太麺との相性も良くって、チャーシューもトロトロでとても気に入りました 花丸

みしおね横丁に新しく開店した「成道」さんだけど、お昼時には行列ができるお店になっていて、夜も営業しているのもいい。 ほかのお店と切磋琢磨して、さらなるバージョンアップを期待していますから face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:54

2020年03月30日

新型アシストスーツの試着会


気仙沼のまぐろ漁業者が中心となって活動をおこなってきた「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」の中で、もうひとつの研究課題となっているのが乗組員の作業服や防寒着などへの新型素材などの導入です キラキラ

マイナス60℃という超低温作業環境下におけるマグロ類の凍結や棚卸し積み付け作業などに使用する防寒着や防寒手袋など、新しい製品や素材などはないか、これまでもいろいろと調査してきました 船

すぐに代替品を手配できない海外などの遠洋漁場において、仮に壊れてもすぐに洋上で修理できることが絶対条件。 いまの防寒着に代わるものをいろいろと探したものの、これといった製品はまだ見つかっていません。 新しい素材の製品群はあるにはあるものの、私たちの条件を満たすものがない いかり

マイナス60℃環境下で使用するケースは冷凍マグロ以外ではほとんどない状況なので、各メーカーでも新商品を開発しずらいっていうのもわかるような気がしますが、何かいいものないでしょうかねえ タイ

そしてもう一つは、乗組員の体への負担を軽減する製品の導入で、今回テストしたのは新型のアシストスーツ。 陸上の警備員や加工場、倉庫などで作業をおこなう人達に導入され始めているものです 音符

参加メンバーが順番に新型アシストスーツを装着して重量物を持ち上げたり、腰を曲げての作業や立ったり座ったりを繰り返してのテスト。 今まで試した製品に比べるとかなり効果があるような気がする 花丸

価格的にもそれほど負担になる金額でもないので、テスト的に導入してもいいかも。 洋上の作業においてこうしたアシストスーツを導入することで、乗組員の体への負担や怪我の減少などに効果が出ればよし。 近々帰港する勝栄丸の乗組員にも提案してみようかな。 受け入れてもらえるでしょうか。。 face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:22

2020年03月29日

沖縄料理 TEN(T)でランチミーティング


気仙沼港ではこの時期、インド洋や太平洋などのマグロ漁へと出漁する漁船の出港が続いていて、港町のカメイ前の岸壁やこの字岸壁などで、連日の餌積みや漁具・資材などの積み込み作業で大忙し 船

昨今の新型コロナウィルスの影響で、日本政府が発表したインドネシアからの渡航者の14日間の経過観察措置への対応をどうするのか、気仙沼港から出港する各社ともに頭を悩ませている状況です 汗

東京から日かつ協同の担当者が関係船の出港のために気仙沼にきて、その問題を含めていまの世界中の補給基地の状況などについての情報交換など、お昼ご飯を食べながらのミーティングでした タイ


春もすぐそこまで来ているのか、とっても暖かなランチタイム。 みしおね横丁のテラス席でお食事するのにも寒くない気温なので、沖縄料理「TEN(T) 」さんの料理を運んでもらってみんなでお食事です 音符

お店のカウンター席はほぼ満席になっていて、市民にもTEN(T) さんのお料理が人気になっているのがわかる。 沖縄料理のソーキそばを人数分注文して、おとなりのインドネシア料理屋さんからはナシゴレンを二人分注文して、みんなでシェアして頂きました。 ナシゴレンはピリ辛ですごく美味しいですね 食事

ソーキそばはすごく優しい味。 中太麺にかつおだしのあっさりしたスープがよく合う。 しっかり煮込んであるソーキも最高に美味い。 こんどは辛いバージョンの真っ赤なソーキそばもチャレンジしてみようと思います。 みしおね横丁のどこのお店もランチを楽しむお客さんでいっぱいでした。 なによりです 花丸

お食事をしながらも会話の中心はこの新型コロナウイルス問題への対応の事。 どこもかしこも鎖国状態に近い感じになってきて、ほんとうに活動しにくい環境だけど、気を引き締めて頑張っていきましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:00

2020年03月28日

カイゼン検討会が3年目終盤に


トヨタ自動車東日本のご協力を頂いて、気仙沼のまぐろ漁業者と気仙沼市そして関係団体・企業などが知恵を出し合いながら取り組んでいる「まぐろ延縄漁業カイゼン検討会」の3年目も終盤になりました 花丸

沖合でまぐろ漁をおこなう近海・そして遠洋の漁船における乗組員の作業労力と負担を軽減するにはどうすればよいのか、乗組員の困りごとアンケートから改善へのヒントをえて検討を重ねてきました 船

長時間にわたる投縄から揚縄までの一連の作業。 そして遠洋漁船でのマイナス60℃の環境下でのマグロの超低温冷凍での製品づくり。 大きくはこの二つのテーマに絞った形での検討が行われてきて icon12

昨今の新型コロナウィルスの影響で、東京からの出張が難しいということで、東京の日かつ漁協とはテレビ会議でむすんでの検討会。 やはり顔を突き合わせての議論ではないので、なかなか話し合いをおこなうのが難しいなあと感じる部分はありましたが、まあ今の状況を考えるとしょうがないですね 汗

通常はテーマごとに分かれての作業部会となっている「カイゼン検討会」ですが、3年目の締めくくりとなる事業報告会を前にして、二つのテーマの合同の会議となって、それぞれの部会でこれまで検討してきた内容について、その進捗なども含めてのプレゼンテーションがおこなわれて。 皆さんお疲れ様です タイ

新しい機械化に向けての設計・試作機の開発、当業船への試験的な導入・テスト。 このカイゼン検討会での研究内容や考え方を乗組員へいかに浸透させていくのか。 まだまだ課題が多いですが、着実に研究・検討の成果が表れてきているのは確かなので、次年度に向けてさらに頑張っていきましょう 音符

一つの区切りとして、トヨタ自動車東日本からの協力はあと1年となったことから、4年目の活動は目指すべきゴールに向かう事業年度になる。 心してこの一年の活動をおこなっていきたいと思います face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:17

2020年03月27日

PRISMでの飲み会で気分転換


このところの新型コロナウィルスの問題で、予定されていた会合や出張などがどんどんと延期や中止となって、全くスケジュールが狂ってきた年度末です。 こんな年度末はこれまでになかった事態 汗

取引先の社長さんが会社におこしになっての打ち合わせでは、海外出張した社員が突然の都市閉鎖によって空路での出国ができず、4月20日まで現地で足止めになってしまって困ったとのお話し いかり

今の状況が続いていけば、その4月20日の解除もどうなるのか、今の段階では誰にもわからない事なので本当に大変なことですね。 そうした厳戒態勢が各国でとられ、日々刻々と状況が変化していっているので、勝倉漁業の役職員もいろいろと情報収取しながら、これ以上制限が強化されるなよと願う毎日 タイ

一日中こんな事態への対応をしているから、少しは頭を休めてくださいよっていうことで、仲間の方々が飲み会をセッティングしてくださって。 その気持ちが本当にうれしいですね、ありがとうございます 音符

場所はもちろん我々の貴賓室、みしおね横丁のPRISMさんです。 仕事が終わった午後7時くらいから徐々に集まってくる仲間のメンバー。 のどが渇いたから、コロナビールじゃなく、国産生ビールで乾杯。 お腹がすいたので、みしおね横丁内の沖縄料理屋さんに行って料理を注文し出前をお願いして 食事

絶品の焼きソーキ、ゴーヤチャンプル、そして新メニューのイカスミ焼きそば。 そして先日仲間入りした新しいお店の成道さんからは焼き餃子をとりよせて、いろいろと愚痴をこぼしあったり、情報交換したりと、深夜まで楽しい時間を過ごさせてもらって。 こういう仲間との飲み会は本当に最高ですね 花丸

かなり気分転換になって、また今の問題へ立ち向かう元気が出てきました。 新型コロナウィルスの感染拡大が落ち着きを見せて、これ以上の制限措置の強化が図られることのないよう心から願います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:40

2020年03月26日

あさひ寿司で海鮮丼ランチ


例年であれば、3月下旬から4月にかけては全国的にもお花見で盛り上がる時期。 だけど今年は新型コロナウィルスの問題での自粛・自粛で、大々的なイベントなども中止になっているのが悲しい 汗

それでもこの3連休中には、観光地の人出も多くみられたとの報道で、いつまでこんな風に自粛しなくちゃいけないんだろうって、精神的な面のほうがまいっちゃいますよね。 もう少し我慢でしょうけど タイ

気仙沼の市街地もやっぱ人の動きが少なくて、内湾地区の新しい商業エリアなんかも、お昼時にもかかわらず閑散としているのがちょっと残念。 三陸道も気仙沼港ICまで開通となって、仙台方面からのアクセスもすごくよくなったから、美味しい食を求めて、たくさんの皆さんに気仙沼に来てほしいです icon14


会社のお仕事を手伝っていただいている勝栄丸の船員OBの方々が来社され、これからの予定などについての打ち合わせをおこなって、久しぶりに笑い声のある事務所内。 いつもお世話になってます 船

お昼時になったからランチにでも行きましょうっていうことで、内湾市営駐車場に車をとめて歩いてお店へ。 ちょうどお目当てのお店が定休日だったので、それならばと「あさひ寿司」にお連れしました 食事

強風のために正面玄関が閉じられていて横の入口から店内へ。 メニューにあったランチの海鮮丼をみんなで注文。 やっぱ老舗お寿司屋さんの海鮮丼は一味違いますね。 最高に美味かったです 花丸

1000円以下のランチメニューもあって、リーズナブルな価格設定ながらもグレードはかなりいいかも。 あさひ寿司の海鮮丼って初めて食べましたが、これならお客さんもさぞ満足してくれたことでしょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:21

2020年03月25日

テレビ会議利用の遠洋まぐろ漁業界


新型コロナウィルスの感染拡大を受け、遠洋マグロ漁船の運航にかかわる世界の各国・各港などにおいても日々刻々とその状況が変わってきて、次々と更なる規制強化の方向に動いてきています 汗

この週末は春分の日ということもあって、三連休となった方も多いと思いますが、勝倉漁業では担当者と時間を合わせて会社に集まってのミーティング。 それぞれの情報の共有から会議が始まって タイ

こうして世界中の国々が厳戒態勢をとって、渡航制限や入国規制、港での乗下船禁止や入港の制限などをおこなう状況になってくると、船舶の運航に大きな影響が生じてきます。 ほんとうに困った問題 船

気仙沼の遠洋漁業者で組織する北かつ組合においてもその所属船の運航管理やサポートなど、いろいろと情報を交換しながら進めていて、北かつの会議室の世界地図には所属船の活動状況を示すマグネットがたくさん並ぶ様子を見ながら、北かつ組合の理事会でもさまざまな問題点を協議しました camera

いま遠洋まぐろ漁業界では、国内で予定されているあらゆる会合や会議の延期や、テレビ会議システムを使ったものになったりと、国内を移動せず、一堂に会すことないような配慮がとられてきています pc1

この3月から4月にかけての大きな会議はすべてテレビ会議になって、北かつ組合と東京、そして日本各地をネットワークでつないでの会合。 そのために北かつ組合に70インチのモニターが設置されていて、今回初めてテレビ会議を経験しましたが、話しにくさはありますがまあなんとかなるもんですね いかり

私たちだけじゃなく、日本全国の企業がすべて出張の自粛であったり、こうしたテレビ会議システムを使っての会議だったりと、まあ効率的と言っちゃ効率的ではあるけれど、やはり顔を合わせて、じっくりと議論をおこないたいものです。 こうした緊急事態・厳戒態勢下ではまあしょうがないとあきらめましょう face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:24

2020年03月24日

気分転換にかも川でお蕎麦


年度末となったこの3月ですが、新型コロナウィルスの問題で日々対応に追われて、なんか落ち着かない毎日となっています。 この春分の日の3連休も皆さんはどのように過ごされましたでしょうか sakura

感染拡大が止まらない世界の状況について、新聞やインターネットなどでいろいろと情報収集しては、沖合各船へのさまざまな指示や情報交換などをおこなって、同業他社も同じような感じだと思います 汗

大西洋での漁業基地スペイン・カナリア諸島のラスパルマス港でもかなりの制限措置がなされ、マドリッドからラスパルマスへの航空機が大幅に減便され、カナリア諸島居住者しか搭乗できないことになっているのだとか。 入出港はできるものの、船員の上陸が禁止され、新たな船員の派遣も難しい 船

南アフリカのケープタウン港では、3月26日から4月16日までの21日間、全国民に対しての外出禁止命令がでた模様。 入出港は認められるものの、乗組員の乗下船は引き続き禁止のままとの情報 !

例外として、警察・軍隊関係や保安事業、医療機関や医療従事者、食料供給店(スーパーマーケット等)、医療関係・食料関係に関わる運搬業、ガソリンスタンド、銀行業は通常営業のようですが役所は封鎖となり、これ以外の一般庶民は医療機関への外出、食料品の購入以外は外出を禁止する措置 タイ

日々刻々と変化するこれら関係諸港の情報情報収集しての休日でしたので、あまり食欲もありませんでしたが、気分転換したい気分になって千厩のかも川さんにお昼ご飯に行ってきました。 飲食店はどこも大変な状況だって聞きますが、かも川さんは満席の大盛況。 ちょっと待って席に案内してもらって 食事

いつもの鴨ざるを頂きながらも、頭の中は新型コロナウィルスの問題でいっぱい。 感染者増加が抑制され、一日も早く世界的にピークアウトすることを心から願います。 東京オリンピック・パラリンピックも延期の検討が始まったとの報道なのでまだまだ混乱は続きそう。 状況が悪化しないことを願います face06
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:06

2020年03月23日

気仙沼港町岸壁での船舶火災


この週末は、もう春になったかのような温かい天候に恵まれた気仙沼港です。 例年ならば行楽日和で、多くの観光客が気仙沼にきたり、東京などでもお花見などで大いに混雑するのでしょうが。。 sakura

今年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、暖かな陽気ながらもどこか静かな雰囲気。 日本全国でも皆さん感染予防にと、外出を控えて自宅でゆっくりっていう方も多いのでは。 こういう状況が続いてくると、精神的にも経済的にも悪影響ばかりで、一日も早く通常の生活に戻れるようにならないかな 汗

気仙沼港はリアス式海岸の天然の良港に恵まれた場所。 外海の影響を受けにくい地形なので、気仙沼に係船すれば管理するにすごく安心ということで、年末に漁期を終えたサンマ船が港町岸壁にずらりと並び、そこに帰港した遠洋まぐろ漁船の隻数も多いから、港内は付け場所がまったくない状態 camera

プラザ下やコの字岸壁にて仕込み作業をおこなっている遠洋まぐろ船は、各船・各社で連絡を取り合って、順番を融通しあって、なんとかこなしているところです。 やはり今後は、サンマ船を含めた港内の係船に関するルール作りと運用を話し合わないといけないところになってきていると思います タイ

先週、その港町岸壁に係船中だった塩釜船籍の遠洋まぐろ延縄漁船・第7宏伸丸(435トン)で船舶火災が発生。 新型コロナウィルスの問題で、インドネシア船員をいったん帰国させると、4月の出港時の乗船に支障が出る可能性もあることから、本船に留めおき寝泊まりさせることにしたそうだが・・・ 船

その船員が暖をとるために使用したストーブの火が衣類などに引火したのでしょうか。 船員室から燃え広がった火災がブリッジなどにも延焼し、鎮火まで7時間以上もかかったというから、相当な火災だったことがわかります。 船員にはけが人がいなかったことは幸いですが、たいへんな事態ですね いかり

新型コロナウィルスの問題がなければ、この船舶火災もなかったかもしれない。 まさに新型コロナウィルスに起因する事故といってもいいかもしれません。 船舶火災にあった船会社さん、そして乗組員の皆さんには、こころからお見舞いを申し上げます。 黒く焼けた船体を見るのがとっても辛いです face06
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:01

2020年03月22日

行楽シーズンは北かつまぐろ屋へ


この3月から5月にかけては、例年であれば桜前線が日本を縦断し、それに伴って各地でお花見のイベントなどが開催されるまさに行楽シーズンといえる時期。 気仙沼もだいぶ春めいた天候になりました sakura

東日本大震災から10年目に入り、三陸道の延伸、大島架橋の開通、気仙沼湾や市街地施設などの復旧や再建など、明るい兆しの見えてきた気仙沼ですが、この新型コロナウイルスの問題で経済的にも大きな影響が出てきているのも確か。 この先どうなっていくのかすごく心配な年度末です 汗

毎月、月末の27日は「ツナの日」っていうことで、気仙沼に2店舗を運営する「北かつまぐろ屋」ではこのツナの日に合わせての特別メニューを用意していて、毎月の27日には大勢のお客さんがまぐろ丼を楽しんでいます。 今月のツナの日特別メニューはまだ告知できてないけど、私も食べに行こうかな 食事

気仙沼の遠洋かつお・まぐろ漁業者で組織する北かつ組合、そしてその関連の北かつ商事株式会社。 そこで運営している北かつまぐろ屋は、北かつ組合所属船が遠洋漁場で漁獲した旬の新鮮なまぐろ類を、皆さんに楽しんでいただくためのお店。 もちろん提供するまぐろは気仙沼の船が獲ったもの 船

いちばん人気のまぐろ三色丼。 そして田中前店でのメカジキのカマトロステーキは、皆さんも一度は食べたことがあるメニューかもしれません。 お刺身が苦手な方も、美味しく食べれるメニューです 花丸

久しぶりに北かつまぐろ屋の三色丼が食べたいなって、週末におお邪魔していただいてきました。 メバチマグロの赤身、トロびんちょう、そしてまぐろ屋特製のネギトロと、ボリューム満点のまぐろ丼 親指

おそらくは、27日(ツナの日)には、親方おまかせ丼などが特別料金で提供されるかもしれないのでFacebookをチェックして食べに行こうと思います。 お花見はできないまでも、美味しいまぐろ丼を食べて気分だけでもお花見を感じたい。 春の行楽シーズンにはぜひ、気仙沼の北かつまぐろ屋へどうぞ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:23

2020年03月21日

三陸新報の一面トップ扱いで


このところは毎日、新型コロナウィルスの感染拡大による影響への情報収集や対応などにかかりっきりとなっている毎日のお仕事。 ほんとうに頭の痛い問題ですね。 早くなんとかならないものでしょうか 汗

中国の武漢で爆発的に感染が拡大し、それが中国各地そしてアジア諸国、いまの中心地はヨーロッパになっていて、アメリカでもビザ発給の停止や渡航禁止、外出禁止などの措置がとられてきました 飛行機

まさに世界中が厳戒態勢で、鎖国状態になったかのような各国の動きは、空路や陸路での入国に限らず、海路においての規制強化も日々刻々と変化する状況となってきて、遠洋マグロ漁船の活動にも大きな影響が出てきています。 世界中の海域で操業をおこなう各船にとっても大問題になっています 船

先日、気仙沼の地方紙・三陸新報の記者さんが会社に来て、遠洋漁業における新型コロナウィルスの影響についてお話を伺いたいとの取材依頼だったから、今の現状をつぶさにお伝えしたら、翌日の一面トップ扱いで報じられました。 気仙沼の主要産業、漁業・水産業にとっての影響は計り知れません camera

大西洋やインド洋で操業をおこなうマグロ船の主要基地はスペイン・カナリア諸島のラスパルマス、そして南アフリカのケープタウンなど。 ケープタウンでは船員の乗下船が禁止となり、ラスパルマスでは入港はできるものの船員の上陸禁止だったり、EUへの渡航が禁止されたりと、実質の乗下船禁止措置 タイ

ここ一週間・10日の間に、遠洋まぐろ船の寄港先である主要港が次々と新たな制限措置を導入するに至り、入出港や補給活動・転載などはある程度可能なものの、人の出入りについての制限が大幅に強化されました。 これから海外基地での船体・機器類の整備に関しての技師などの渡航も難しいです いかり

これが二週間や一か月程度で終息し制限緩和の方向に動くのか、または想像以上の長期化となってしまうのかは誰もわからない事です。 最善の策を考えながら、これから対応していきたいと思います face06
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:33

2020年03月20日

気仙沼湾横断橋がまもなく接続に


気仙沼にまで延伸した三陸道が、先日には気仙沼中央ICから気仙沼港ICまでが開通となって、勝倉漁業の本社からも高速道へのアクセスがスムーズに、仙台方面への移動もすごく楽になりました 花丸

そして気仙沼湾を横断する三陸道の橋工事が、あと60mを残すばかりとなったとの事で、気仙沼市民の悲願だった大島大橋とあわせて新しい交通インフラがもうすぐ完成というところまでついにきましたね 音符

報道によりますと、東日本大震災の復興道路として国が2020年度中の全線開通を目指す三陸沿岸道(仙台-八戸、359キロ)のうち、気仙沼市で建設が進む気仙沼湾横断橋(仮称、1344メートル)は、朝日町と対岸の小々汐側から伸びる橋桁の間隔が約60メートルにまで近づいたと報じられました 親指

横断橋は14年6月に着工。海上部分は680メートルで、長さ15メートルほどのブロック47個から成り、17日現在、残りは4ブロックで5月下旬には接続する予定で、舗装工事などを経て12月に完成するそう クラッカー

三陸沿岸の重要な交通インフラ三陸道の開通によって、仙台や福島、北側の岩手県や青森にまでスムーズな移動が可能となる。 気仙沼市民にとってこの事業の完成はとても嬉しいことで、開通がいまからすごく楽しみです。 商工岸壁付近から見上げると、巨大な横断橋の迫力がすごく感じられます camera

かつては気仙沼から南や北の遠方に出かける際には、いちど一関方面に車を走らせて東北自動車道を使ったものだけど、いまは移動ルートがまったく違ってきて、気仙沼から直で高速道路を走れるのがありがたい。 移動時間もストレスも軽減できて、これから益々移動が楽になるんでしょうね、楽しみです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:08

2020年03月19日

インドネシア 査証免除や空港発給を1か月停止


新型コロナウィルスの感染拡大によって、遠洋まぐろ漁船の活動にも大きな支障が出てくる事態となってきました。 中国やアジアからいまはその感染者急増の中心地がヨーロッパに移ってきて世界中がまさに厳戒態勢となっています。 大西洋やインド洋などで操業するまぐろ船などにとっても深刻な事態 汗

陸路での国境閉鎖や外国人の入国禁止、港における上陸禁止やさまざまな制限措置の導入、そして航空機の減便や運休などによる移動制限など、日々変わる情報に振り回される日々となっています 飛行機

そしてインド洋におけるマグロ船の拠点となっているインドネシアにおいても感染者が17日までに172人に達したことから、入国に際しての査証免除や空港発給ビザを3月20日から1か月停止するとの発表 新聞

報道によると、【インドネシア政府は17日、日本を含む約170カ国・地域からの訪問者に認めている入国査証(ビザ)免除や、約70カ国・地域を対象とする空港でのビザ発給を停止すると発表した。 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた臨時措置で、20日午前0時(日本時間20日午前2時)から1カ月間実施する。入国には事前のビザ申請が必要となり、実質的に外国からの渡航を制限する いかり

インドネシア外務省によると、日本から商談などで訪れる出張者や観光でバリ島などを訪れる旅行者も、東京の大使館などでのビザ申請が必要になる。 申請時には健康証明書の提出を求める。 日本人はこれまで観光目的の入国ではビザを免除されていた。 出張者は空港ですぐに取得できる「到着ビザ」を申請するケースが多かったが、当面はビザ取得のための手間と時間がかかる 船

インドネシアでも国外からの流入を規制する議論が一部では出ている。 ただ経済への影響が大きすぎることなどから、ジョコ政権は慎重な構えを崩していない。】 今後どうなっていくのかすごく心配です face06
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:17

2020年03月18日

鶴亀食堂でサバの塩こうじ焼き定食


いっこうに終息する気配もない新型コロナウィルス。 中国から世界に感染が拡大し、現在ではその中心地がヨーロッパになって、大西洋で操業する遠洋マグロ漁船の補給などにも大きな影響が 汗

大西洋で活動する遠洋マグロ漁船の基地はスペイン・カナリア諸島のラスパルマス港で、この時期は操業を切り上げてラスパルマスにて係船・ドックをおこなう船がたくさん出る時期なのですが、このウィルス感染拡大によって各漁業会社ともにその対応を迫られる事態となってきました。 ほんとうに困りました タイ

そして中部大西洋での補給基地カーボベルデ共和国のミンデロ港においても、3月18日から漁船の乗組員の乗下船が禁止されるとの情報を受けて、付近操業各船にもその情報を共有したところです pc1

このところは日々変化する情報への対応や勝栄丸各船の安全運航に様々なやり取りをする毎日なので、事務所全体が緊急事態対策室のような感じになっていて、緊張感を持っての日々の対応です 船

そんな午前中の仕事を終えて、みしおね横丁の鶴亀食堂にお昼ご飯に行ってきました。 日替わり定食の「サバの塩こうじ焼」を注文してカウンターに陣取って。 なんとラッキーなことに最後の一皿でした 音符

気仙沼港への巻網漁船によるサバの水揚げが順調に続いていて、これまでに水揚げされた数量は昨年実績を2割上回る数量となっており、16日現在で1万トンを超える水揚げ実績となった模様です 花丸

脂のりのよい今のシーズンのサバは本当に美味い。 サバ缶ブームも落ち着きを見せ、昨年よりも単価が安くなっているそうですが、この閑散期における巻網船の水揚げは気仙沼にとってありがたいこと 親指

気仙沼水揚げのサバ定食を美味しく頂ける、改めて海の恵みに感謝しなくちゃね。 バランスの良いお食事をとって、また頭の痛い問題に対処するために午後のお仕事に戻ります。 さあ、頑張りましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:28

2020年03月17日

第58豊進丸が気仙沼を出港


3月も中旬になりましたが、晴れ間が見えたと思えば雨模様になったりと、天候が安定せずに寒い日が続く気仙沼です。 新型コロナウイルスで大混乱の世の中と同じくちょっと荒れ模様の天気です 雪

いま気仙沼では、太平洋やインド洋から帰港して新たな航海へと船出するマグロ船の出港が相次いでいて、昨日も富山県船籍の第58豊進丸さんの出船でした。 岸壁には大勢の関係者が クラッカー

世の中が新型コロナウイルスの問題で、経済的にも真っ暗な感じになってきていることもあって、あいさつを交わす顔なじみの皆さんもみな沈痛な表情。 いつもの出船送りの雰囲気ではありません タイ

それでも気仙沼港を基地として活動する船については、作業岸壁を譲り合ってたんたんと出漁準備を順番におこなうなど、仲間同士で情報を交換し、協力し合って仕事を進めることができているので、ほんとうに恵まれた環境にいるんだと思いますね。 お世話になっている皆さんとの話題ももっぱらこの問題 船

日本国内の様々な活動やイベント、経済にも大きな影響を及ぼしているこの新型コロナウイルス問題。 感染者が多く出ている地域だけではなく、気仙沼にも甚大な被害があり、空気が重いです 汗

先週に発表された交通の要衝・パナマにおける乗組員の乗下船の制限に続き、南米ペルーでもヨーロッパやアジア圏からの航空機の乗り入れが禁止されたとの情報が駆け巡ったここ数日間。 これからどんな問題が続々出てくるのか、ほんとうにひやひやする毎日となってきています。 何とかしてほしい いかり

そんな中で気仙沼を出港した58豊進丸さんは、これから始まる漁期にあわせ南インド洋の漁場に向けることになり、大勢の方々の見送りを受けて威勢よく出港されました。 航海安全と大漁、そして順調な運航をお祈りいたします。 また沖合でお世話になりますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします face01  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:09

2020年03月16日

パナマ政府による緊急対策


新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、遠洋まぐろ漁船の運航にも大きな影響が出てきています。 最近頭を悩ませているのが船員や技師の渡航に関する制限や入港規制などです 船

南太平洋の島々などで厳しい規制措置がとられていて、日本を含む感染国からの渡航者の入国は非感染国・地域で少なくとも14日滞在し発症しなかったもの以外は認めない。 これにより、遠洋カツオ漁船のキリバス人船員が、日本から直接帰国できず、第3国において14日間の滞在を余儀なくされた模様 汗

そして空港での到着ビザの一時停止の措置により、経由便を使っての移動も難しくなってきていて、南太平洋で活動する多くの日本漁船の運航にも大きな支障が出てきています。 困りましたね タイ

そしてアメリカが欧州からの外国人の入国をストップしたことで、日本も同じく欧州からの入国規制も検討し始めたとの報道に接し、これからどうなっていくのかと、日々変化する情報に対応する毎日です 新聞

先日はパナマ政府が、「2020年3月13日から、政府から更なる通知があるまで、パナマ海域での船舶の乗組員の交代を禁止する事を通知します。 この対策は乗下船者両方に適応されるものです。 もし既にパナマに向かっている乗組員がいる場合はパナマ政府に連絡してください」との方針を発表 pc1

大西洋で操業する日本漁船にとって、太平洋への漁場移動や日本への往復航などで、頻繁に利用するパナマ運河とバルボアやクリストバルなので、こうした規制強化は衝撃的で、勝栄丸の今後の計画の見直しも迫られた先週末は、社員とのミーティングや各船との情報共有に大忙しの数日間でした !

遠洋漁業とはいっても、海外の基地港への船員や技師などの空路派遣、外国人船員を含む乗組員の安全な帰国も重要なお仕事。 日々変化する情報に敏感に対応しながら、少しでもロスの発生しないよう対応していきたいと思います。 それにしても大変な事態になりました。 頑張っていきましょう face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:35

2020年03月15日

重い空気に包まれた年度末


年度末を迎えた3月ですが、今季の年度末はこれまでにないくらいの重い空気に包まれている気仙沼です。 毎日のニュースをしっかりとチェックして、これからの様々な対策を練る日々が続いています タイ

気仙沼市内でも商工会議所が中心となって新型コロナウイルスの感染拡大による各事業所への影響を調査するアンケートが回ってきて、今の現状について率直に詳しく記載し送付したところです メール

政府が発表した制度融資の窓口となっている日本政策金融公庫にも数万件もの問い合わせが寄せられていて、その9割が資金繰りに関する内容だとか。 インバウンド需要に頼ってきた近年の日本で、昨年の来日数3000万人から、今年はいっきに2000万人を大きく下回る予想がでる事態は深刻ですね 飛行機

金融機関の支店長さんが来社したときなどの会話の中で、観光や出張での入込客の減少によって、宿泊や会合などのキャンセルが相次いでいて、市内のホテルや飲食店も相当厳しい状況にあるとの事 ビル2

金融庁の長官自ら全国の銀行頭取らに電話して、柔軟な資金供給の依頼をおこなっているとの情報もあって、経済対策は待ったなしと政府としても危機感を持って取り組んでいることの表れなのでしょう。 中国での感染者の増加がほぼ収まってきましたが、世界中の感染が一日も早く終息することを願います いかり

取引先の皆さんとのランチタイムの話題もいまはもっぱらこの問題への対応の事。 南町の福建楼さんのランチを食べながらもあまり食欲もなくって、今回は完食できませんでしたがしょうがない camera

週明けにはまた悪化するのか、それとも改善の兆しが見えるのか、ここしばらくはじっと我慢の時期が続きますが、勝栄丸の運航が順調に推移していくよう、しっかりと対応していこうと思います。 関係者の皆さまにとりましても大変な状況かと思いますが、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。 頑張りましょう face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:34

2020年03月14日

気仙沼産の生鮮メカジキがずらり


年度末を迎えた3月は気仙沼港での水揚げの閑散期。 だいぶ暖かく、小春日和となった週末ですが、三寒四温じゃないけれどまたちょっと寒くなったりして、だんだんと春に向かっていくのでしょうね 花丸

今年のお花見はどこも新型コロナウイルスの影響での自粛ムードで、このような沈滞ムードの中ではお花見っていう気分でもないけれど、早く終息してみんなで飲み食いして騒ぎたいものです beer

夏場のかつお、秋のサンマと並んで、気仙沼の主要水揚げ魚種の一つ生鮮メカジキの水揚げが続いていて、このウィルス騒ぎの中でも案外しっかりとした卸値での取引となっている。 ここ数年にわたり続けてきた気仙沼メカジキプロジェクトの効果が徐々に出てきているっていうことなのかもしれません 花丸

気仙沼の近海マグロ船はいま10数隻の規模となっていますが、数社が合併して新会社を設立し新船建造もともなう大きな変化を見せている近海まぐろ漁業。 主対象魚種は生鮮のメカジキとメバチマグロそしてヨシキリなどのサメ類。 今年に入っても堅調な水揚げの推移が報告されています 船

気仙沼魚市場の新市場棟は空調による温度管理がなされ、外気や鳥などを遮断する設備となっているので、マグロ類にとってもすごく衛生的な環境での取引き。 もちろん働く人にもいいですね 親指

そして3月に入っても続くまき網船によるサバの水揚げでは、昨日も1隻で351トンもの水揚げ数量となって、1㎏あたり93円から85円での販売となった模様。 一晩の操業で3,000万円超とはうらやましいです。 サバ缶ブームも落ち着きを見せてはいますが、依然として水産缶の需要は旺盛なんだとか icon12

生鮮メカジキはお刺身での認知度も上がってきて、首都圏などでのキャンペーンも引き続きおこなわれており、メカジキのしゃぶしゃぶやすき焼きなども気仙沼での定番メニューになってきた。 そして第4の肉としてのステーキやメカかつ、カレーやチャウダーのメイン具材としての需要も出てきています 食事

生鮮メカジキを漁獲対象とする漁船漁業は世界的に見ても珍しく、日本ではほぼ気仙沼だけですが、こうした様々な拡販の取り組みで、気仙沼産生鮮メカジキが広く食されていくことを期待しています face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:42

2020年03月13日

鶴亀食堂で鰹のハラス焼き定食


今週は週の初めから雨模様の日が続いていたけれど、きょうは久々に晴れ間も見えていい天気となった気仙沼です。 この晴れ間のように、新型コロナウイルスの問題も早く終息しないかなと思います icon01

中国ではピークアウトしたような感じとなってきましたが、中国以外の感染者数の増加にストップがかからず、情報をチェックしては漁船の運航に支障がないように努める日々。 いつ終わるのでしょうか 汗

気仙沼市内でもホテルのキャンセルが相次ぎ、飲食店での会合などが中止され、タクシーや運転代行の稼働も激減するなど、あらゆる分野に影響が出てきて、これが長引くと大変なことになりますね タイ

遠洋まぐろ漁業においても、海外基地港への入港制限や船員や技師の渡航にも支障が出てくる状況となっているので、これからのスケジュールを組むのにも神経を使う。 さまざまな可能性を考えながら対処していかなければならず、ここしばらくはこの問題に振り回されそう。 皆さんも同じだと思います 船

そんな午前中のお仕事をひと段落付けてのお昼時。 あまり食欲もないけど何か食べようかと、みしおね横丁の鶴亀食堂へ。 カウンター席はほぼ満席。 お客さんがいっぱいでなによりです 食事

Facebookをチェックしたら鰹のハラス焼き定食がおすすめだって書いてあったから、迷わずにそれを注文。 ハラスってカツオの腹の部分のことで、その焼きものは気仙沼ではいたってポピュラーな食べ方。 子供のころから食べ親しんだ味です。 それでもほんと久しぶりにハラス焼きを食べました 花丸

カツオ2匹分のハラス焼きが一人前の定食。 脂のりが良くって、香ばしく焼き上げられたハラス焼きはかなり美味しくて、ご飯を少しだけおかわりしちゃいました。 この冬場の時期にでもカツオが食べられる鶴亀食堂って最高です。 皆さんもぜひ鶴亀食堂のかつお料理をお試しください。 美味いですから face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:01

2020年03月12日

9年前の東日本大震災の記憶


気仙沼にも甚大な被害をもたらした東日本大震災からきのうで9年が経ちました。 震災当時を振り返って、過去の写真をひとつひとつ見直しながら、震災時の様々な光景・記憶がよみがえってきました。

2011年3月11日はとても寒い日でした。 その日は、七十七銀行の頭取をお迎えしての毎年恒例の経営懇談会が盛大に開催される予定で、普段の作業着ではなくスーツを着て出社していました。

午後2時46分、事務所で仕事をしているとこれまでに経験したことのないような揺れに見舞われ、机の上の書類などを散乱し、これは津波が来ると社員に避難を指示。 事務所内の重要書類やパソコンなどを3階に移動して海を見ると、内湾の海水がぐんぐんと引いていくのが確認できて。 これはやばいぞと。

その直後に黒い海水が押し寄せてきて、私たちは2階から3階に避難し、眼下に迫った大津波に恐怖を感じながらどうすることもできずに、これ以上高くなるなよと祈るしかない私たちでした。 幸いにも事務所から避難した社員は全員無事でしたが、壊滅t的な被害に気仙沼は終わったと一瞬思ったのも事実。

何度も押し寄せる津波がだんだんと低くなって助かったと思いきや、今度は湾の入り口付近から海上火災が発生。 風にのってだんだんと近づいてくる真っ赤な火に、風向き次第では焼け死んでしまうと、社屋3階からの脱出を決意。 泥だらけになりながらもみんなで助け合って、裏山に逃げることができて。

海岸の道路は車や家屋や電柱などが折り重なって、がれきの山で移動することができない。 丘の上から鹿折地区を見渡すと、数えきれない漁船が陸上に打ち上げられていて、いたるところで火災が発生し、まるで地獄のような光景でした。 これが私が見た東日本大震災発生時からの光景と記憶です。

きのう3月11日の2時46分には、事務所での作業をいったん中断して、サイレンの音に合わせて社員とともに黙祷を捧げました。 震災でお亡くなりになったたくさんの犠牲者のご冥福をお祈りいたします。 

震災から10年目に入り、復興にはまだままだ程遠い気仙沼ですが、少しずつ様々な動きもでてきたので、これからも協力し合いながら頑張っていきたいと思います。 皆さんそれぞれに東日本大震災の記憶があるはずで、一年にいちどの3月11日は、当時を思い出し、気持ちを新たにする大切な日となっています。
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:07

2020年03月11日

第57辰巳丸が西経漁場へ出港


今日で東日本大震災から丸9年となりました。 お亡くなりになられた多くの方々のご冥福をお祈りいたします。 復旧・復興に向けて、これからも頑張っていきたいと思いますので、皆さまどうぞ宜しくお願い致します。 勝栄丸ブログも10年目となって、これからも情報を発信し続けて参ります m(__)m

インド洋そして太平洋などの漁場から気仙沼に帰港して、次の航海に向けて出漁準備をおこなうマグロ船で仕込み岸壁はいっぱいの状態。 各船ともに順番に作業予定を組んでの対応となっています いかり

見た目では広い気仙沼の湾内ですが、大型船が係船できる岸壁ってそれほど多い訳ではなく、昨年末に切り上げて長期係船中のたくさんのサンマ漁船が7~8割がたのスペースを占有しているので、残りのスペースを順繰りにマグロ船が使っている状況です。 岸壁確保の問題は今後なんとかしなければ 汗

2~3か月を超えての長期係船となるサンマ漁船団の皆さんには、港町の岸壁をある程度あけてもらうことも検討してほしいですし、鹿折地区の旧ヤヨイ工場前に横付けで抱き合わせ係船の案なども検討する余地ありだと思います。 この状況ではまき網船やカツオ船の誘致にも支障が出てきますから タイ

その港町岸壁のカメイ前で出漁準備していた福島県いわき船籍の第57辰巳丸さんが出港とのことで見送りに行ってきました。 雨の中にもかかわらず、本船前にはたくさんの関係者が集まっていました 音符

3社が合併し、(株)漁福としてスタートを切った辰巳丸さん。 二隻ほぼ同時の新船建造をおこなうなど、遠洋マグロ漁業に積極的な動きを見せています。 出港前の作業甲板に日本人船員、インドネシア船員、そして関係者が一堂に会しての出港式。 吉田社長さんのあいさつによって乾杯となりました 花丸

気仙沼を出港後には海外基地を経由して太平洋の東側・西経漁場に向ける本船です。 長期航海になるとの事なので、くれぐれもお体に気を付けて、大漁満足の航海でありますようにお祈りいたします 船

57辰巳丸さんが出港してあいた岸壁には間髪入れずに58豊進丸さんが着岸。 これから出漁準備をおこなうとの事で、こうして皆さん協力して作業予定を組んでいるんだということがわかります。 勝栄丸が帰港する頃にも、同様の岸壁事情になることが予想されますので、皆さんご協力のほど宜しくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:40

2020年03月10日

WTI原油相場が30ドル割れ


週明けの昨日からどんよりと曇って雨模様の気仙沼です。 比較的気温が高いものの、この天気と同じように気分が重い週の始まりとなりました。 年度末となって皆さんいかがお過ごしでしょうか 雨

新型コロナウイルスが世界の国々にまで感染拡大し、当初予想していたよりもかなり深刻な状況になってきて、この影響を受けない業界はないんじゃないかと思いますね。 ほんとうに頭が痛いです 汗

昨日はWTI原油相場が30ドルを割る値動きとなって遠洋まぐろ漁業界にも衝撃が走りました。 先日のイラン問題の時には1バレル60ドルを超す水準にまで値を上げていたので、この短期間のあいだにこれだけの調整があるとは。 過去に経験したことのないような世界的な動揺の表れなんだと思います いかり

ウィルス蔓延によって、中国をはじめ世界の航空機などでの燃料需要が減少すること、そしてOPECでの減産協議がまとまらなかったことなどから、原油取引の指標である先物相場が敏感に反応 !

急激な円高の進行や日米をはじめとする株式市場などの暴落など、このウィルス蔓延によって経済的にも甚大な被害となっていることがわかります。 この先どうなってくのかすごく心配で胃が痛いです タイ

今のところ、アメリカについては日本からの渡航者は規制なく入国できてはいますが、米国内で感染拡大となった時には、これもどうなるかわからない。 最悪を想定しながら日々情報収集して対策を練っていきたいと思います。 まさかこんな風になるとは・・危機管理が大切なんだと改めて感じています 船

原油価格が下がれば漁船などに供給されるA重油・MGOなどの単価が下がり、ある意味プラスの材料とも言えますが、それにより景気が落ち込んで水産物の需要が減退したのでは意味のないこと マイク

通常であれば円高や原油安は私たち遠洋まぐろ漁業界にとっては歓迎のところだけれど、今回だけは一日も早く問題が終息し、通常の市況になってもらいたいもの。 しばらく状況を見守りたいと思います face06
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:17

2020年03月09日

お客様と「ミナトノトウヤ」へ


昨年5月に新潟造船で竣工し引き渡しを受け、気仙沼に回航しての新船披露からの出漁準備を経て、7月はじめに出港した第127勝栄丸の大西洋での初航海の操業も、あと残り二ヶ月を切ってきました 船

勝倉漁業では123勝栄丸から始まった国の実証事業プロジェクトも、127勝栄丸で二隻目のチャレンジとなっています。 乗組員の皆さんにはさまざまな制約の下での航海となっていますが、ここまで本当によく頑張って頂いていて感謝です。 陸上側の事業・運航サポート体制も慣れた感がありますね 親指

ここまでは1隻ごとの事業承認ですすめてきたプロジェクトですが、ここにきて共通船型・共通仕様での複数隻の計画が認められるようになってきて、三保造船と新潟造船でそれぞれシリーズ船での建造が計画的に行われています。 いま計画中の案件もあって、新しいマグロ船が次々と誕生してきますね クラッカー

勝栄丸の建造でお世話になっている造船所の方々に来社して頂いて、いまの制度の内容についていろいろとレックチャーして頂きました。 1~2年のうちに大きく内容が変わってきていることに驚くとともに、詳しく説明していただけて今後に向けてすごく参考になりました。 情報ありがとうございます タイ

お昼時までミーティングが長引いて、一緒にランチしましょうっていうことで、「ミナトノトウヤ」にお連れしての豚カツランチ。 お客様はボリューム満点のランチプレート、私たちはロースかつ御膳を注文 食事

お食事をしながらも情報交換して、ミナトノトウヤさんの美味しいロースかつ御膳をお腹いっぱいに味わいました。 食べきれないっていう方はお持ち帰りの対応もしてくれるのでとっても親切ですよね キラキラ

セットのアイスコーヒー、そしてサービスだっていうアイスクリームまで完食! 東京からのお客様も満足されたことでしょう。 それにしても皆さんの食欲の旺盛なこと、これなら体調面もばっちりですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:08

2020年03月08日

水産情報等発信施設の虎の巻


新型コロナウイルスの感染拡大で日本中が混乱し、市民生活や経済活動にも大きな影響が出てきています。 目に見えないものへの恐怖、そして先の見えない不安が大きくなっているのだと思います 汗

この問題がいつまで続くのかはまだわかりませんが、政府・国をあげての対策をとっているその効果を信じて、冷静な判断で乗り切っていきたいですね。 各方面そうとうに影響が出そうでこまりました タイ

気仙沼魚市場はいまは閑散期。 近海まぐろ延縄漁船によるメカジキやヨシキリザメなどの水揚げがコンスタントにあることが幸いで、その他にも今年は巻網船によるサバの水揚げがながく続いているのがありがたい。 漁の解禁になったイサダ漁がいまだ低調のようで、小型船にとっては頭の痛い問題かも 船

昨年新たに供用が開始となった新市場棟の二階には、観光客や学生さんなどを対象とした気仙沼の漁業を紹介するスペースがあって、先日お伝えした気仙沼漁師世界地図もメインの展示物になっている 音符

サンマ漁やかつお一本釣り漁業を体感するブースや、遠洋まぐろ延縄漁船のブリッジや船員室、海図室などを詳細に再現したブース、そして気仙沼の漁業や養殖業、魚市場の一日を180度の映像で見れるシアターなど、すべて無料の展示コーナーだけれどもその出来栄えは相当なものですね 花丸

その水産情報等発信施設の虎の巻といえるあらたな展示物が設置されて、その縮小版をプレゼントして頂きました。 「知って、遊んで、おどろいて、わかって、なごんで、撮って、リピって」と、イラストレーターによる素晴らしい作品でのご紹介が素晴らしい。 皆さんもぜひいちど、魚市場の二階でご覧ください クラッカー

今回新たに制作されたシアター映像を見せてもらって、リアルな遠洋マグロ船の作業風景や、雪の中でおこなわれた牡蠣やわかめの収獲の様子、そして広くなった魚市場での水揚げ映像など。 最新技術を駆使した素晴らしい映像となっていました。 私も近いうちにシアターで体感してみたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:15

2020年03月07日

まるきの新作「背油生姜ラーメン」


3月に入ってもまだまだ寒さ厳しい気仙沼。 新型コロナウイルスの感染拡大がおさまる気配もなく、市民生活や経済状況も混乱している日本中ですが、体調管理に気を付けて頑張っていきましょう 親指

遠洋まぐろ漁業界にもこの問題の影響がだんだん見えてきて、特に海外基地への渡航関連や入港手続きなどが厳しくなってきました。 アメリカでも日本からの渡航制限について検討がなされているとのことなので、これからの移動が多くなるここ数か月間の状況をしっかり見極めていかなければなりません 船

沖で操業中の各船の船頭さんや乗組員の皆さんも日本やインドネシアにいる家族の健康などへの不安を抱えながらの操業となっているので、少しでも不安が払しょくできるような措置も検討しなければ。 海外の寄港先における消毒剤やマスクなどの手配も、前広におこなっていく必要がありそうです ブック

そんな社内ミーティングを終えたお昼時、田中前の人気店「まるき」さんにお昼ご飯を食べに行ってきました。 とても寒かったので久々に辛煮干そばでも食べたいなって思って行くと、新メニューの「背油生姜ラーメン」が提供されているじゃありませんか! もちろん悩むことなく券売機で食券を買って 音符

いま秘かに話題となっているプロジェクトの背油生姜ラーメン。 2020年2月20日にスタートしたこのプロジェクトは、東京の4店のラーメン屋さんの声掛けで始まったものだとか。 いまでは北海道、宮城、山形、福島、栃木、東京、千葉、新潟、長野、静岡、愛知、京都などに広がりを見せています 花丸

共通した条件は、「背油」と「生姜」が入っていること、そして「身体にいいこと」だそうで、まるきさんの中華そばがどのように味変するのか興味津々で一口いただくと、生姜の香りがすごく爽やかで、こういうのもありだなあって感激。 こう寒い日には、生姜がたっぷり入ったこの一杯は最適だと思いますね キラキラ

煮干そばや辛煮干そしてつけ麺などももちろん最高に美味いまるきさんですが、こうした新たな挑戦にもどん欲にチャレンジしているのには感心します。 これからも美味しい中華そばに期待していますから face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:39

2020年03月06日

福よしの囲炉裏端でのお食事会


どんよりと曇って雨模様の日が多く、世の中の状況と合わせ春はまだ先なのかなあと思わせる天候が続いた今週の気仙沼です。 まだまだ健康に注意して、体調管理に努めていかなければなりません 汗

気仙沼魚市場の新市場棟、その入口付近に設置された水産情報等発信施設の作製に携わった方々が気仙沼を訪問され、ご招待を受けて魚町で営業開始したばかりの「福よし」さんに行ってきました クラッカー

開店日にはお店を訪問して、お祝いの品をお届けし、新店舗の中を拝見させて頂いていましたので、この日が来るのを楽しみにしていました。 贅沢に空間をとったとっても素敵なお店になりましたね 花丸




幸運にも福よしさんのメインダイニング・囲炉裏端に席を準備して頂いていて、福よしさんが初めてだっていうお客さんと一緒にまずは生ビールで乾杯。 目の前の囲炉裏がとても素敵な特等席です 音符

いまが旬のお造りの盛り合わせ、名物のいかふみそ焼き、牡蠣の串焼きに吉次焼き、かにみそや卵焼きなどを注文して、気仙沼の地酒で懇親を深めました。 やっぱ福よしさんのお料理は最高です! camera

震災前は通り向かいにあった福よしさん。 震災を経て現在地に再建したけれど土地区画整理事業のために一旦立ち退きを余儀なくされ、そして再度今回の新店舗完成。 開店までには相当なご苦労があったと思いますが、気仙沼の名店復活に私たちとしても精いっぱい応援していきたいと思います ハッピ

気仙沼人として自慢のできるお店でのお食事会に参加できてほんとうにありがとうございました。 水産情報等発信施設の設備更新などについてもこれからまたお世話になりますが宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:59

2020年03月05日

第一昭福丸が新船初航海へと出港


3月になったけど、どんより曇った冷たい小雨模様で、春はまだ遠いのかなと思わせる気仙沼港です。 新型コロナウイルスの影響で、気分的にもずしんと重いものを感じるのは私だけではないはず 花丸

この問題が、中国から韓国そして日本、世界各地へと飛び火して、それだけ世界的に人の行き来が多いということなんだと思います。 経済的な指標が出てくるのはもう少し先だですが、大きく変動する株式市場や為替などを見ていても、リスク回避への動きが顕著になってきているのがわかりますね 汗

終息するのはもうちょっと時間がかかるのでしょうけど、それでもできるだけ早期にピークアウトして先の見える状況になってもらいたいもの。 健康管理には十分注意して、慎重に行動していきましょう icon12



日本中がそのような混乱状況の3月はじめ。 みらい造船でこのほど完成し、2月には新船披露と祝賀会を開催した第一昭福丸さんが、新船処女航海へと船出するということで見送りに行ってきました クラッカー

新船披露のあとコの字岸壁にて出漁準備をしていた第一昭福丸さん。 餌料や食料、漁具・資材などを積込んで出漁準備が完了。 出港当日には船首・船尾マストに社旗や船名旗が掲揚されて、あとは出港時間を待つばかり。 作業甲板上に乗組員と関係者が一堂に会して、社長のあいさつで乾杯となって ハッピ

「人の集まる船」をコンセプトに、屋号をモチーフにした船体ペイントやデザイン性を重視した船内家具、アロマでの調香やWi-Fi環境の提供など、乗組員の居住区、生活面への配慮もなされている最新鋭船です。 そのコンセプトの通り、出港時間には大勢の方々が集まっての出船送りとなりました 音符

インドネシア・バリ島から南アフリカ・ケープタウンを経由して、ナミビア・アンゴラ沖からの操業を開始。 北大西洋でのクロマグロ漁を経て太平洋に移動し来年日本に戻ってくる世界一周航海となる予定の本船。 航海安全と大漁、そしてプロジェクトの成功をお祈りいたします。 出港おめでとうございます! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:54

2020年03月04日

ひな祭りのちらし寿司ランチ


まだまま春の到来は先なのかなあっていう肌寒い気温の日が続く気仙沼です。 新型コロナウイルスの影響で日本中が混乱していて、なんか気分的にもずしんと重いものを感じる日々の年度末です 汗

中国武漢市からはじまった今回の一連の騒動ですが、日本にも飛び火してその対応で連日あたまの痛い日が続く。 一日も早く沈静化してくれないかなあと祈るばかりですが、もう少しかかるのでしょうか タイ

日本では爆発的な感染拡大とはなっていないものの、未知のウィルスっていうことで危機感を感じながら生活するのもわかる。 睡眠をしっかりとって、栄養のあるバランスが取れたお食事をしましょう 音符

そこでという訳ではないのですが、久しぶりにアンカーコーヒー・マザーポート店の週替わりランチを頂いてきました。 お野菜もたっぷりで毎回バランスの良いメニューを考えて提供して頂いてますよね 花丸

今週はひな祭りにちなんで「ちらし寿司」のセット。 彩のよいちらし寿司にイワシフライの梅肉ソース、菜の花のおひたしにきんぴらごぼうのサラダ、スープにプチデザートと栄養満点のメニューでした 食事

昨今のいろんな問題や今後の方向性などを相談しながらのランチタイム。 こうしてゆっくりとお話をしながらの時間って、こういう時だからこそ必要なのかもしれません。 あまり窮屈にならないようにね 親指

そして食後のコーヒーまで頂いて、マザーポート店の週替わりランチを堪能。 ひな祭りのつぎはお花見ですか、今年はそういうチャンスがあるんだろうかって、ちらし寿司を食べながら考えちゃいました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:21

2020年03月03日

気仙沼漁師世界地図の製作者と


きのうは一日中冷たい雨が降り続いた気仙沼ですが、きょうはその雨もあがって青空の爽やかな朝を迎えています。 例年ならば3月半ばになると桜の開花で心浮き立つのですが今年はどうかな sakura

新型コロナウイルスの感染拡大のニュースが日本列島を駆け巡り、日本全体が厳戒態勢に入っていますが、ここ気仙沼でもさまざまなイベントの中止や延期などが決定されて、とても残念な年度末です 汗

毎年この時期に開催される日本最大の海事展のSEAJAPANに今年も行く予定にしていましたが、そのホームページに開催見送りの掲載があって、やっぱり開催しないんだと。 今年は過去最大規模での開催予定だっただけに、楽しみにしていた方も多いことでしょう。 https://www.seajapan.ne.jp/ pc1

この問題が終息して、SEAJAPANが日程を変更してでも開催されることを願います。 出展業者の調整や会場の手配など大変かと思いますが、主催団体の方々に期待しましょう、よろしくお願いします タイ

気仙沼魚市場に昨年新たに完成した市場棟の二階に、勝栄丸ブログでもお伝えした展示スペースが出来上がったけれど、いまだにあまりその情報が伝わっていない感じだとか。 入口の床面には巨大な世界地図があって、気仙沼の漁師の活動の場、漁場の広がりを示す展示はすごく迫力があります 花丸

その世界地図の制作に協力した企業などに、その実物の縮小版がプレゼントされ、勝倉漁業の応接室にもパネル加工して飾ってあり、特別に勝栄丸のマグネットまで作って頂いたことは以前お伝えしましたよね。 その製作にあたった方が会社を訪問してくれて、いろいろと情報交換となりました 親指

すごくシンプルな応接室が、この世界地図のおかげですごくいい空間に変化。 非売品なので一般の方々は入手するチャンスはないと思いますが、私的にすごく気に入ってます、ありがとうございした。 これからもいろいろとお世話になるかと思いますが、引き続きお付き合いのほどよろしくお願いいたします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:46

2020年03月02日

北かつ組合の理事会にて


ここ一ヶ月ばかり、連日のように報じられている新型コロナウイルスの問題。 日本全国各地で感染者が少しずつ増えてきている報道がなされ、まさに厳戒態勢となった感のある日本列島です 汗

各地で開催される大規模なイベントが軒並み中止や延期となってますが、昨日の東京マラソンでは、一般ランナーが不参加の招待選手だけでの開催となりましたが、大迫選手の日本記録には驚きました !

人の動きや購買活動、あらゆるものの消費行動が変わってきて、なんか東日本大震災直後にも似たような雰囲気になっているのが恐ろしい。 トイレットペーパーがお店から消えてしまったのも消費者の危機意識の表れなんでしょうね。 ここ1~2週間が正念場なので、自己管理をしっかりしていきましょう 親指

遠洋まぐろ漁業では外国の港を基地にして操業をおこなっているので、船員さんや技師などの海外派遣も頻繁に行われます。 それが渡航規制などによって、日本からの入国を規制する動きも徐々に出てきたから、勝栄丸を含め気仙沼の漁船団の運航への影響がどうなのか慎重に検討しなければなりません 船

週末におこなわれた北かつ組合の理事会の中では、この問題に関しての対応や影響についても議題にのぼり、役員全員で情報を共有しながら話し合いを持ちました。 冷凍まぐろの消費についても情報収集しなければなりませんし、それに伴う相場への影響も心配されるこの1~2週間となりそう いかり

北かつ組合の所属船では新船建造が継続的におこなわれていて、勝倉漁業の123勝栄丸、127勝栄丸、そして臼福本店の第一昭福丸、これから計画承認を迎える漁吉丸など、管理部門が忙しくなる タイ

その対応のために新たに職員を採用してこれからの業務にあたることになりました。 関係団体や各企業の皆様には、業務に慣れない点は多々あるかと思いますが、ご指導のほど宜しくお願い致します。 北かつ組合の理事会に続いて、北かつ商事株式会社の役員会と、長時間の会議お疲れさまでした face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:52