2020年06月07日
第83佐賀明神丸が気仙沼に今季初水揚げ
4月下旬から豊漁が続いている近海かつお船によるびんちょう。 今週も毎日たくさんのカツオ船が入港しては、各船ともに満船状態まで漁艙いっぱいのびんちょうの水揚げで賑わった気仙沼魚市場です
1㎏あたり350円以上の単価で始まった気仙沼における生鮮びんちょうの取引きですが、連日の大量入荷によって冷蔵庫のキャパが厳しくなってきたなどの理由からいったんは大きく値を下げていたものが、ここにきて相場が右肩上がりの回復を見せ週末を迎えました。 各船の皆さんご苦労様です
そんななか、高知県黒潮町の第83佐賀明神丸が気仙沼に今季初入港となって会社スタッフや関係者とともに出迎えました。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんはみな変わらず元気な様子でなによりです
船頭さんに今季のカツオ漁についてのお話を聞くと、序盤戦はカツオの不漁によってこの先どうなるんだろうと心配したそうですが、この4月下旬からのびんちょうの大漁が続いていることで大きく水揚高をのばすことができて、少しほっとしているとの事。 水揚高トップでの気仙沼入港、さすがは83号です
びんちょう漁の出だしよりは単価安になったけど、今の漁模様であればまだまだ大きく金額をのばすことができるので、ずうっとびんちょうを釣っていたい気持ちだという船頭さん。 その気持ちわかります
早朝5時前からの水揚げ開始で、約80トンものびんちょうを約2時間半ほどで揚げきって。 そして休む間もなく次航海に使用する活イワシを仕込みに餌場に向けて出港した83佐賀明神丸さんでした
航海日数が比較的短い中で、豊漁に恵まれて大きく水揚高をのばしている各かつお船の皆さん。 週明け以降がどのようになるのか、大いに期待しつつ入港の連絡を待ちたいと思います。 83佐賀明神丸の皆さんには今季もお世話になりますがどうぞ宜しくお願い致します。 気を付けて頑張ってください!
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:18