宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年06月11日

第一勝栄丸が宮城県造船に上架


真夏のような天候になってきた気仙沼です。 このところ気仙沼からの遠洋まぐろ船の出港が続いているから、仕込み作業も連日おこなわれており、各業者の皆さんも熱中症に注意して作業してください 晴れ

昨日も気仙沼魚市場には700トンものびんちょうが水揚げされ、きょうも300トンを超す水揚量となっていて、依然としてびんちょうの豊漁が続いていて、かつお船にとってはまさに稼ぎ時ですね 船

シーズン当初は1㎏あたり350円以上の相場で推移したびんちょうは、いったん100円水準に落ち込んだものの、このところは200円水準に相場を戻し、豊漁と相まって各船の水揚げ高が大きく伸びています。 安全航海に気を付け、このチャンスを確実にものにしてもらいたいもの。 各船の活躍に期待です クラッカー

そして大西洋から先日気仙沼に帰港した勝倉漁業の所有船・第一勝栄丸が、魚市場対岸の宮城県造船に上架となって、船底などの確認や工事打合せのため朝からドックに張り付いてのお仕事でした タイ

新潟造船で建造してから17年になる第一勝栄丸。 これから大西洋でのマグロ漁を控え、船体や機器類の整備をしっかりとおこなえる気仙沼は、海外基地が機能していない中では最高のドック環境です 親指

新型コロナウィルスの感染拡大による計画変更で、勝栄丸すべてを気仙沼でのドックに切り替えたけれど、気仙沼でなくてはできない工事もあるから、安全な航海をするためにしっかりと整備をおこなっていくことで、幹部船員や業者の皆さんともひとつひとつ修理箇所を確認しながらの打ち合わせでした camera

大西洋でのまぐろとの激闘の跡、船体に刻まれたキズや汚れなど、乗組員の奮闘の様子が想像できますね。 今回のドックでまた真っ白な船体に仕上げて、再び大西洋漁場へと送り出したいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:07