2020年07月14日
面瀬小学校のマグロ船見学会
大西洋へと出漁する勝倉漁業の所有船・第127勝栄丸の出港日が近づいてきて、本船の船体や機器類の整備もほぼ終わり、乗組員が続々と気仙沼入りとなって本船内も活気づいてきた先週末です
週明けから開始される仕込み作業を前にして、漁具・資材倉庫の片付けや在庫の確認、船内の清掃や発錆部の塗装などを手分けしておこなう乗組員の姿がありました。 ほんとうにご苦労様です
仕込作業を前にした127勝栄丸では、気仙沼市立面瀬小学校5年生による船内見学会がおこなわれ関係者とともに本船の前でお出迎え。 本船前に37名の生徒や先生方が整列してのご挨拶です
乗組員のOBの方々、唐桑海友会の皆さんが案内役として4つの班を引率。 面瀬小学校の校長先生や担任の先生、気仙沼市の職員や船主協会の皆さんも子供たちの見学会を見守っていました
NHKをはじめ民放数社のテレビ取材もあって、127勝栄丸の船内は大人や子供でいっぱい。 作業甲板から超低温区画内、操舵室や船員室、機関室に食堂など、まぐろ船の船内を楽しそうに探検です
北かつ組合が用意した漬けマグロの握り寿司を、班ごとに食堂で試食。 普段は見ることのできないまぐろ船の船内を、説明を聞きながら見学できたこの企画は、子供たちのいい思い出になったことでしょう
こうした取組みを通じて気仙沼の基幹産業である水産業・漁業に興味をもって、気仙沼の魚介類をさらに好きになってもらえたらなあと思います。 今回で20年目となる面瀬小学校のマグロ船見学会ですが、ぜひ継続してやりたいですね。 先生方そして関係者の皆さん、暑いなか本当にお疲れさまでした
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
12:59