2020年08月27日
第11佐賀明神丸が久しぶりに気仙沼へ
朝晩はだいぶ涼しくなってきたけれど、日中は真夏の日差しが降りそそぎ30℃越えの気温が続いている気仙沼です。 短い夏かと思いきや、9月は例年に比べて気温が高いそうなので頑張りましょう
気仙沼を基地に操業をおこなうカツオ一本釣り漁船は、この8月のお盆前後に一週間ほどの夏季休暇をとって、乗組員の皆さんはそれぞれ帰郷します。 先日までは港町岸壁などに係船し休みをとる船が多くみられましたが、ここにきて休暇明けでほとんどが出漁し、かつお漁にと連日の奮闘をみせています
漁場もだいぶ近場になってきて、前日漁獲の新口かつおの搬入量も増えてきました。 そして1.8㎏未満の「小」サイズは依然として多いものの、1.8㎏以上の「中小」サイズの割合も徐々に増えてきて、気仙沼沖に来遊するカツオの群れ全体の組成がちょっと大きく成長してきているのがわかります
その新口のカツオをねらって、ここまで千葉県勝浦港を拠点にカツオ漁をおこなってきた第11佐賀明神丸さんが、久しぶりに気仙沼に入港しての水揚げでした。 船頭さんや乗組員も変わりない様子
沖からの船頭さんの電話連絡ではほとんどが小さいサイズとの事でしたが、水揚げが始まってみると中小サイズも3割程入っていて、これが更に餌を食べて大きくなって、もう少し涼しくなってきた頃には2.5㎏くらいにまで成長してくれないかなあと思いながら11佐賀明神丸のカツオの水揚げを見守りました
この近い漁場での新口が釣れるうちは、比較的小型のカツオ船も気仙沼を基地にして各船と肩を並べカツオ漁にと奮闘することでしょう。 近いうちにまた好漁での入港そして水揚げを期待しています
例年ならばカツオ以外の魚種に漁獲対象が切り替わる旋網船も、連日複数隻の入港が続いています。 豊漁のびんちょうが終わってから、水揚げ高が伸び悩んだ各船にとってはこれからのカツオ漁が勝負どころです。 まだまだ暑い日が続いていくとは思いますが、体調に十分気を付けて頑張ってください
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:50