宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年08月29日

第7勝栄丸の機関部予備品類チェック


お盆明けには曇りの日が多くて、だいぶ涼しくなってきたからこのまま季節が秋になっていくのかなあと思ったら、また30℃の気温になってまだまだ暑い日が続く気仙沼です。 皆さん夏バテにご注意を 晴れ

それでも早朝からのカツオの水揚げで魚市場にいくと、Tシャツ一枚ではなんかちょっと寒い感じがするようになってきたから、9月に入るとだいぶ体力的にも楽になるんだと思います。 今週末からは第7勝栄丸の仕込み作業などが始まるので、熱中症への注意喚起をしながら作業していきたいと思います 親指

港町の通称:出港岸壁からカメイ前の横付けへとシフトした第7勝栄丸は、漁労機械などのメンテナンスも最終段階に入ってきて、整備業者さんがラインホーラーやブランリールなどををばらしては整備する様子が見られます。 どうやって漁労機械を整備していくのかと興味深く見学させていただきました 音符

そして先日まで船が左舷側に傾いていて、燃料油も満タンに積んだっていう業者の話しを受けて、なんでこんなに傾くのかなあと不思議に思い、機関長さんにお願いして各タンクの状況を確認してもらったところ、なんと右舷側に積み忘れの燃料タンクがあって、さっそく燃料の追い積みをしてもらいました 汗

船体の傾きもこれで解消され一安心。 エンジンルームでは機関長さんらがさまざまな予備品類のチェックなどに大忙しの様子でした。 新たな航海に向けて機関場チームもすごく張り切っているのが嬉しいですね。 甲板部・機関部それぞれの持ち場で責任をもって各作業が進められていきます 花丸

機関長さんのトレードマーク、着慣れた「東京ノッズル」の青いツナギが油汚れと汗とで真っ黒になりながらも、まだ経験の浅い機関士にいろいろと教えながらで作業されている姿が頼もしい。 本船の製品づくりと心臓部の要の責任者として、今航海も体に気を付けて引き続き頑張って頂きたいと思います タイ

成田空港近くのホテルに待機しているインドネシア船員も今週末には気仙沼入りして本船に合流する予定。 これまでならインド洋への沖出しの途中に、バリ島に寄港して外国人船員を乗船させるところですが、いまのコロナ禍ではそれもリスクあってなかなか難しい。 いろいろと考えることが多いです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:08