宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年09月02日

雨天での第7勝栄丸の餌積作業


先週までの猛暑から一変、25℃前後のとても過ごしやすい気温となった気仙沼です。 それでも週明けにおこなわれた餌積み作業がはじまると、ちょっと雨が降ってきたけれど、この雨も心地いい感じ icon03

当初予定では南アフリカ共和国ケープタウンにて係船予定ですすめてきましたが、新型コロナの世界的な感染拡大を受けて大幅な運航計画の変更を余儀なくされ、大西洋そしてケープ沖でのミナミマグロ漁のあと帰航となって、清水での水揚げもスムーズにおこない6月20日に気仙沼に帰港した本船です 船

気仙沼に帰港後には、みらい造船への上架工事が約一ヶ月間にわたりおこなわれ、本船の船体だけではなく、漁労機械や航海計器類、機関部関係の諸工事など、最近まで業者が入っての整備でした !



そして先週末から漁具・資材の積込みが始まり、インドネシア船員も気仙沼入りして作業に合流。 9月4日の出港に向けて各作業が一気に進み、週明けには冷凍餌料・冷食の積込みとなりました 花丸

朝7時半の餌積み開始にあわせて準備する各業者の皆さん。 7時前に本船に到着するとすでに岸壁には餌のパレットが並べられ、かなり早朝から準備していたんだなあっていうのがわかります。 保冷車に積載してきた10㎏の餌の箱を人力でパレットにきっちりと重ねていく作業。 本当にご苦労様です ちからこぶ

餌積み作業が始まると雨が強くなってきたので、岸壁に並べた餌のパレットにブルーシートをかけて雨よけ対応。 作業員の皆さんも雨合羽を着込んでの作業でしたが、気温が低くなったので雨合羽を着たくらいでちょうどいい体感温度。 約3時間ほどで餌と冷食のすべてを積込み終えることができました タイ

餌積み終了時には私も漁艙に下りて行っての積付け状況の確認。 漁艙の中ではインドネシア船員たちが協力しながら一生懸命に作業する姿がありました。 この餌で大漁してくれることを期待します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:42