宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年10月02日

123勝栄丸が静岡県清水港に到着!


10月となって今年も残すところあと3か月となりました。 秋の行楽シーズン、年末から年始の荷動きも含め、まぐろ類の流通が一年で最も多くなる時期になってきたので、今後に期待したいですね 花丸

新型コロナウィルスの世界的な感染拡大が終息する見通しがなかなか立たない中で、海外基地を利用しながら運航をおこなう遠洋まぐろ漁船の活動にも大きな影響が出ていて、太平洋・インド洋・大西洋とそれぞれの活動する地域・海域において、さまざまな課題に対処しながらの半年間でした 汗

大西洋で操業する二隻の勝栄丸は約一か月半の航行をへて日本に帰港し、南アフリカ・ケープタウン沖でのミナミマグロ漁を終えた第7勝栄丸も1ヶ月をかけて日本に帰港。 休暇・ドックが終わって、3隻については順次漁場へと出航し、それぞれの漁業活動を再開させるそんなタイミングとなっています タイ

そして昨年からのマグロ漁を、当初の航海計画を延長してミナミマグロ漁をおこなって頂いた第123勝栄丸が、今航海のすべての操業を終えて水揚基地の清水港に到着し関係者とともに出迎えました 船

水揚基地・清水港の冷蔵庫の空き状況などから、水揚げは週明けの10月5日(月)になり数日間は清水港で待機することになりますが、最大限にご協力することで乗組員の皆さんにもお願いして。 昨年から続いた長期航海に対応して下さった船頭さんそして乗組員の皆さん、ほんとうにご苦労様でした 親指

本船の入港に合わせ、営業部長と漁労部長が清水入りしての入港時対応。 帰航時にはすごく凪もよくて、追い風にも恵まれ船速も思った以上に出て、逆に入港時間の調整が大変だったやに聞きますが、こうして無事到着し乗組員の元気な様子を確認できて、まずはホッとしました。 お疲れさまでした icon12

今回も私も含めみな公共交通機関を利用せず、気仙沼から会社の車にて清水に移動。 船頭さんらとの打ち合わせをおこなったのち、漁獲物の値決め交渉に臨むことになります。 コロナ禍での取引きとなりますからとても難しい環境ですが、精一杯頑張ってきたいと思います。 今回もよろしくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:50