2019年01月11日
気仙沼魚問屋組合の役員会
新年の業務が始まって、お正月気分も抜けて通常の通りのお仕事となりました。 勝倉漁業の魚問屋部門はいまオフシーズンだけれども、私が副会長を務める気仙沼魚問屋組合の役員会が開催されて
魚市場の会議室に役員の方々が集合。 組合長の挨拶のあとでこれまでの行事予定などについて事務局から報告があり、そのあとで各部会からの魚種別の動向などを報告しあう会合でした
カツオ部会としては、昨年一年間のかつお漁の推移について触れたあと、南方海域で行われている大型巻き網船によるカツオや黄肌の大量漁獲に歯止めがかからない現状や、集魚装置Fad,s規制やWCPFCの資源管理の現状などを報告。 代船建造が進まないことも今後問題になってくるかもしれません
サンマ部会からは、今年5月20日に解禁される公海でのサンマ漁についてのお話があって、50数隻の大型さんま漁船のうち約20~22隻がこのプロジェクトに参加するとの報告がありました。 早い時期のサンマの品質がどうなのか、供給量やサンマの旬などを含め、一つの試験的な取組みだと思います
そして気仙沼の岸壁事情が非常にタイトなことが全体で確認され、長期係船中のサンマ漁船や官庁船、冬場の休漁船に加え、1月から2月にかけて帰港する遠洋まぐろ漁船の仕込み岸壁の確保がままならないといった課題が多く存在し、魚市場南側の岸壁整備や対岸の再開発を求める声も多く聞かれました
強風が吹き荒れるとても寒い日の役員会でしたが、そのあと今年最初のまるきさんへ。 平日という事もあって普段よりは混んでなくすぐに食べる事ができ、冷えた体には温かい煮干そばはありがたい
ミシュランガイド2017に選ばれたまるきさんだけではなく、気仙沼の美味しい食材を活用したたくさんのグルメが開発されて、もっともっと気仙沼に人が集まるようになればいいなと思います。 その為にも、気仙沼にたくさんの漁船に水揚げをおこなっていただく事が大事。 今年も皆さん頑張っていきましょう
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:40