宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年02月03日

内湾地区の盛土造成現場確認

内湾地区の盛土造成現場確認
東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼は、震災から間もなく8年が経とうとしている中で徐々に復旧工事が進んできました。 壊滅的な被害と思われた光景も大きく変貌をとげてきています いかり

南町エリアでは、商業施設「ムカエル」での営業が開始され、そのお隣にも新たな施設が間もなく完成の運び。 そしてスローフード運動を推進の気仙沼を象徴するスロー村にもこれから着手。 他の街に比べると整備が遅い感じもしますが、被害の大きさからするとよくここまで来たなあと感じています タイ

最後に残された感のある魚町エリアでは、住民と県が合意した防潮堤の高さを宮城県が間違って22cm高く造ってしまった問題が昨年発覚し、その影響で陸側の盛土高を高くして調整したことなどで工事がずれ込みましたが、春以降の土地の引渡しに向けて現在急ピッチで造成工事が進行中です camera

内湾地区の盛土造成現場確認内湾地区の盛土造成現場確認
勝倉漁業の本社が以前あった場所。 私が生まれ育って思い入れの強い魚町の土地も、区画整理となって盛土も完成しつつあるこのタイミングで、内湾JVとの現地確認に立ち会ってきました icon12

うちの区画のお隣には臼福本店さんの本社ビル建設予定の縄張りがしてあって、土地の引き渡しを受けたらすぐに建設工事に着手するとのことで、ようやくここまで来たなあと感慨深いものがあります 船

防潮堤の施工ミスによって陸側の盛土を高くする調整が行われたから、道路と土地に大きな段差が生じている事実をこの目で確認し、この段差をどう処理し利用すればいいのか正直悩みます。 隣地との段差も発生してくるので、住民同士のトラブルにならぬよう、県にはしっかりと対応してほしいですね 汗

雪が解けてぬかるんだ盛土造成現場なので、長靴を履いていっても泥だらけになってしまいました。 内湾JVの事務所で水道をかりて長靴の汚れを落として終了。 引渡し以降に建物がどんどん再建されていくことを期待しています。 それでも全てが再建されるまでにはまだまだ時間がかかるのでしょうね face06

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:19

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内湾地区の盛土造成現場確認