2019年04月09日
新造船完成前のファイナルドック
気仙沼を出港してインド洋漁場へ向かう途中の補給基地インドネシア・バリ島ベノア港に寄港した第7勝栄丸の入港アテンドなどでの出張から帰国してすぐに、東北新幹線で上京。 サスティナブルシーフードについて北参道のフレンチレストラン「sincere」さんでの会合に出席したあと新潟に移動してきました
昨年8月に起工して以来、10月10日の船台搭載開始、そして12月7日の進水・浮上、今年になって3月12日には取引先のお客様に来て頂いての命名・進水式と、新潟造船での第127勝栄丸の新船建造が順調に進捗してきています。 約一か月ぶりの新潟ですが、また一段と工事が進んできました
4月末の完工を前に、本船を艦ドックに入渠してのお色直し・ファイナルドックが行われていて、新造船引渡しの前に船底を確認できるのはこのタイミングしかないので、私も予定を調整して新潟入りです
一足先に新潟造船入りして作業現場の確認を行っていた機関長さんとバトンタッチするかのように、引継ぎ事項を確認しながら新潟造船の担当者からいろいろと説明を受けて。 皆さんご苦労様です
前回新潟入りした時にはまだ進んでいなかったブリッジや各居室、サロンなどに家具類が入って、航海計器類も搬入されて、だいぶ船らしくなってきました。 ほんと完成間近っていう感じですね
今月の15日過ぎには、海上公試運転も予定されているので、船頭さんや乗組員もその際には現地入りして、実際に海上を航走しながら各部のチェックを行っていく段階。 会社からも立ち会う予定です
素晴らしい仕上がりとなった船底などを確認しつつ、仕様通りの内容になっているかを担当者とともに順に視察していって。 5月末の竣工・引渡しに向けて、新船建造が最終段階に入ってきています
第127勝栄丸の完成・引渡しまであと2か月を切りました。 引き続き予定通りにしっかりとした艤装作業など、新潟造船や関係各社の皆さまにはどうぞ宜しくお願い致します。 また近々、行きたいです
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:59