2019年05月19日
祝!新造船・第1漁福丸の竣工披露
第123勝栄丸がインド洋ジャワ沖漁場で漁獲し冷凍運搬船に転載して日本まで輸送してきたメバチマグロなどの水揚げがおこなわれた清水港を離れて、いったん気仙沼に戻ってきました
このところ毎週のように出張が続いているので、スケジュールや体調管理も健康しんどくなってきているけれど、会社のスタッフ達や関係者の協力を頂きながら頑張って乗り切っていきたいと思います
気仙沼に戻って港に到着すると、船体にたくさんの大漁旗を飾り付けた新造船がプラザ下の岸壁に停泊していました。 三保造船で完成したばかりの遠洋まぐろ延縄漁船・第1漁福丸(479トン)です
先日気仙沼で新船のお披露目をおこなった第35漁福丸さんに続き短期間で二隻の新船建造。 今回の第1漁福丸さんは新設計で計画されたマグロ船で、特徴的な船首部分が印象的な船ですね
この新設計の船型によって大幅な省エネ効果があるそうで、遠洋まぐろ漁業界としてもその実証結果を注目しているところです。 船主さんにご挨拶して、さっそく船内をくまなく拝見させて頂きました
社長さんにお聞きしたところ、煙突の3色のラインの意味は、過去にポルシェのディーラーをやっていたことからドイツ国旗からとったものだけれども、現在は青と赤と黄色の3色に変更。 「海の青」「まぐろの赤」そして「幸せの黄色」と、第1漁福丸に関わる全ての人が幸せになるようにとの願いを込めたとの事
そして、いわきの漁業会社が3社合併しての新会社でスタートする事から、3本の矢ではないけれど一致団結して頑張っていきたいとの気持ちも込められているそうで、こういうストーリーは素晴らしいですね。 三保造船所で完成しこのほどお披露目となった第1漁福丸さんの竣工、誠におめでとうございます
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:41