宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年07月20日

旋網船によるイワシの水揚げを視察

旋網船によるイワシの水揚げを視察
遅れに遅れた気仙沼のカツオ船の水揚げもここにきて本格的にシーズンインとなって、カツオやびんちょうなどが連日たくさん水揚げされるようになってきました。 私も毎朝、魚市場に出勤です 船

今年はこれまでまとまった数量のびんちょうが水揚げされなかったから、ツナ缶用の加工原料としてのびんちょうが品薄状態となっていて、気仙沼での入札価格も1㎏あたり550円超という高値で推移 親指

比較的近場での巻き網船による新口のカツオ、そして沖合での一本釣り漁船によるびんちょう漁と、それぞれの漁場で奮闘する各船団。 超高値圏のびんちょうなので、一本釣り漁船にとっては千載一遇のチャンス。 関係船の大漁を期待して気仙沼港で待ちたいと思います。 がんばって下さい! 花丸

旋網船によるイワシの水揚げを視察旋網船によるイワシの水揚げを視察
旋網船による生鮮かつおの漁獲・水揚げと並んで、このところ連日のように水揚げされているのが小型のイワシ。 小羽って言うんでしょうか。 まぐろ船の餌に使えるサイズがどれくらい混じっているのか興味津々で水揚げ現場に足を運んできました。 水揚げ現場にはたくさんの海鳥が舞ってました 音符

一隻あたり約100トン水準での漁獲が続き、予想していたよりもひと回りふた回りも小さいサイズだったので、このサイズ感じゃ私たちが求めている製品向けじゃないなあと思いながら皆さんと意見交換 タイ

聞けば、気仙沼での入札価格のほうがライバルの石巻魚市場よりもかなり高い相場をつけているから、高値を期待してこうして毎日入船があるんですよね。 これまでの不振を挽回すべく、いま気仙沼の底ぢからを見せる時。 カツオ・びんちょうと合わせて、青物の水揚げにも大いに期待したいと思います icon14

新市場棟を使っておこなわれている巻き網船によるイワシの水揚げ。 衛生的な建屋内ではイワシのサンプルが提示され入札がおこなわれています。 まぐろ漁の餌としては小さいサイズではあるけれど、食べるにはいい感じかも。 イワシを七輪で焼いて食べたらさぞ美味しいんでしょうね。 続く事を期待です face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:52

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旋網船によるイワシの水揚げを視察