宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年08月12日

第123勝栄丸が初縄操業開始

第123勝栄丸が初縄操業開始
週末からお盆休みとなって数日間が過ぎましたが、勝栄丸ブログをご覧いただいている皆さまはいかがお過ごしのことでしょうか。 気仙沼はひと頃の猛暑も過ぎ去って、過ごしやすい気温になっています icon12

今年の5月末に新潟造船で完成・引渡しを受けて、気仙沼に廻航して出漁準備をおこなっていた新造船の第127勝栄丸は週末にカリブ海を抜けて大西洋に入り、まもなく新船初航海での操業開始するとの連絡がありました。 餌料搬送用コンベアーも稼働し始めて、張り切って操業準備をおこなっています 船

そして7月末にインドネシア・バリ島ベノア港を出港した第123勝栄丸は、豪州西岸沖のミナミマグロ漁場へと直行南下の航路をとって航行し漁場に到着。 各船宛の託送品の受け渡しも済み操業体制に入り、すでに漁場で操業中の第7勝栄丸と合流し二隻並んでのマグロ漁が予定通り開始となりました! 花丸

日本とは真逆の季節の南半球はいま真冬の海。 通称:南インドって呼ばれるこの豪州西岸沖の海域は、大型で良質のミナミマグロが獲れることから多くの日本漁船が毎年操業する海域でもあるんです !

厳格な資源管理が功を奏して、その資源量が順調に回復しているミナミマグロ。 決められた漁獲上限をしっかりと守って操業をおこなういまの管理体制が各船の中においてもすでに定着していて、漁獲したミナミマグロ一尾ごとに連番管理のプラスチックタグを装着する事も今では当たり前になっています タイ

ミナミマグロの資源回復を証明するかのように、今年の南インド漁場でも順調な操業を重ねている7号と123号の二隻。 時化の多い海域でもあるので、くれぐれも事故や怪我なく操業を重ねながら、早期に漁獲枠の達成がなされることを願ってます。 付近操業の僚船の皆さんもどうぞ宜しくお願いします icon14

新船から早くも7年目の航海となり、南インド洋での初縄操業を開始した勝倉漁業の第123勝栄丸。 航海安全と大漁そして乗組員各位のご健勝でのご活躍をお祈り致します。 皆さん頑張ってください! face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:07

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第123勝栄丸が初縄操業開始